秋は、野花と史跡をめぐる旅へ。飛鳥時代の歴史ロマンが感じられる奈良【明日香村】

秋は、野花と史跡をめぐる旅へ。飛鳥時代の歴史ロマンが感じられる奈良【明日香村】

奈良県の中部に位置する明日香村(あすかむら)。その名前のとおり、飛鳥時代に都が置かれ、古墳や寺院など数々の歴史的な遺跡・建造物があります。また、明日香村に多く残っているのが、石造物。亀や猿の形をしているものや、水が流れるように溝が掘られているものなどがありますが、何の目的で作られたのか分からないものが多く、ミステリアスです。そんな明日香村は、棚田や野の花などのどかな自然も魅力。史跡を巡りながら、明日香村に流れるゆったりとした時間を楽しみませんか? 2017年09月30日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード:
近畿
奈良県
自然
旅行
遺跡
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のどかな自然の中に史跡が残る【明日香村】

奈良市の平城京に都が移る以前、都が置かれていたのが、奈良県の中部にある高市郡・明日香村です。奈良時代より前の、飛鳥時代に作られた古墳などの史跡や歴史的な寺院が残っています。
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奈良市の平城京に都が移る以前、都が置かれていたのが、奈良県の中部にある高市郡・明日香村です。奈良時代より前の、飛鳥時代に作られた古墳などの史跡や歴史的な寺院が残っています。

歴史ロマン漂う明日香村は、豊かな自然とのどかな雰囲気も魅力。例えば、棚田が広がる稲渕地区は、きれいな夕景が見られることで有名。特に秋には彼岸花が群生し、さらに美しい風景になります。
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歴史ロマン漂う明日香村は、豊かな自然とのどかな雰囲気も魅力。例えば、棚田が広がる稲渕地区は、きれいな夕景が見られることで有名。特に秋には彼岸花が群生し、さらに美しい風景になります。

こんなめずらしい白い彼岸花も見られます。他にも黄色い彼岸花があり、場所によっては赤・黄・白の3色の彼岸花が一度に見られることも。
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こんなめずらしい白い彼岸花も見られます。他にも黄色い彼岸花があり、場所によっては赤・黄・白の3色の彼岸花が一度に見られることも。

こちらは本薬師寺跡に咲くホテイアオイ。休耕田を利用し、地元のボランティアや小学生によって植えられました。8月中旬~10月中旬が見頃となっています。
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こちらは本薬師寺跡に咲くホテイアオイ。休耕田を利用し、地元のボランティアや小学生によって植えられました。8月中旬~10月中旬が見頃となっています。

道行くだけで、野に咲く花々に心癒される明日香村。そんな明日香村に残る、古墳や寺院、石造物などの見所をご紹介します。
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道行くだけで、野に咲く花々に心癒される明日香村。そんな明日香村に残る、古墳や寺院、石造物などの見所をご紹介します。

古代のおもかげを彷彿させる古墳

高松塚古墳

国宝に指定された壁画が有名な、特別史跡の「高松塚古墳」。本物の壁画は修復中なので中には入れませんが、近くにある「高松塚壁画館」にて模写された壁画を見ることができます。
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国宝に指定された壁画が有名な、特別史跡の「高松塚古墳」。本物の壁画は修復中なので中には入れませんが、近くにある「高松塚壁画館」にて模写された壁画を見ることができます。

こちらは後ろから見たところ。円形に土が盛られている「円墳」であることが分かりますね。また、途中で段がついていますが、これは二段式のため。なお、誰が埋葬されていたかは説が分かれており、はっきりしていません。
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こちらは後ろから見たところ。円形に土が盛られている「円墳」であることが分かりますね。また、途中で段がついていますが、これは二段式のため。なお、誰が埋葬されていたかは説が分かれており、はっきりしていません。

「高松塚壁画館」で見ることができる、原寸大で再現した「飛鳥美人」の模写。歴史の教科書で見たことがある人も多いのでは?壁画の他にも、高松塚古墳に副葬されていた太刀や鏡などのレプリカが展示されています。
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「高松塚壁画館」で見ることができる、原寸大で再現した「飛鳥美人」の模写。歴史の教科書で見たことがある人も多いのでは?壁画の他にも、高松塚古墳に副葬されていた太刀や鏡などのレプリカが展示されています。

キトラ古墳

高松塚古墳と並んで歴史的に重要な意味合いを持つのが「キトラ古墳」。高松塚古墳と同じく壁画があり、やはり二段式の円墳となっています。
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高松塚古墳と並んで歴史的に重要な意味合いを持つのが「キトラ古墳」。高松塚古墳と同じく壁画があり、やはり二段式の円墳となっています。

近くにある「キトラ古墳壁画体験館」では、四半期ごとの公開期間には本物の壁画を見ることができます。また、土日祝には勾玉作りといった体験イベントも行われています。
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近くにある「キトラ古墳壁画体験館」では、四半期ごとの公開期間には本物の壁画を見ることができます。また、土日祝には勾玉作りといった体験イベントも行われています。

キトラ古墳内の石室を再現。朱雀(すざく)・青龍(せいりゅう)・玄武(げんぶ)・白虎(びゃっこ)の四神が壁画に描かれています。
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キトラ古墳内の石室を再現。朱雀(すざく)・青龍(せいりゅう)・玄武(げんぶ)・白虎(びゃっこ)の四神が壁画に描かれています。

四神像について詳しく学べるほか、星空が精密に描かれた「天文図」のレプリカや、発掘から修復までのドキュメンタリー映像を見ることができます。
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四神像について詳しく学べるほか、星空が精密に描かれた「天文図」のレプリカや、発掘から修復までのドキュメンタリー映像を見ることができます。

石舞台古墳

明日香村のシンボル的存在なのが「石舞台古墳」。聖徳太子と政治的に協力関係にあった蘇我馬子が埋葬されていたと言われています。国内では最大級の方墳(上から見たときに四角い古墳)です。
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明日香村のシンボル的存在なのが「石舞台古墳」。聖徳太子と政治的に協力関係にあった蘇我馬子が埋葬されていたと言われています。国内では最大級の方墳(上から見たときに四角い古墳)です。

盛り土が全く残っていない石舞台古墳。天井部分の石が平らでまるで舞台のようなので、「石舞台」という呼称になったのだそう。玄室内には、横に空いた入り口から実際に入ることができます。
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盛り土が全く残っていない石舞台古墳。天井部分の石が平らでまるで舞台のようなので、「石舞台」という呼称になったのだそう。玄室内には、横に空いた入り口から実際に入ることができます。

玄室の内部。棺などは何もありません。石の隙間から光が漏れて差し込んでいます。
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玄室の内部。棺などは何もありません。石の隙間から光が漏れて差し込んでいます。

こちらは玄室の内部にあった石棺を復元したもの。石舞台古墳の外に展示されています。
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こちらは玄室の内部にあった石棺を復元したもの。石舞台古墳の外に展示されています。

何のために作られたの?ミステリアスな「奇石」の数々

明日香村にたくさん残っているのが、不思議な形の石造物「奇石」。
こちらはまるで亀のような形の「亀石」。花崗岩でできていますが、何の目的で作られたかは明らかになっていません。
今は南西を向いていますが、西を向いたときには大洪水が起こるという伝説があるんだとか。
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明日香村にたくさん残っているのが、不思議な形の石造物「奇石」。
こちらはまるで亀のような形の「亀石」。花崗岩でできていますが、何の目的で作られたかは明らかになっていません。
今は南西を向いていますが、西を向いたときには大洪水が起こるという伝説があるんだとか。

「吉備姫王墓」という欽明天皇の妻の墓の敷地内にある「猿石」。全部で4体あり、うち3体には裏にも顔があります。やはり作られた目的は分かっていません。
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「吉備姫王墓」という欽明天皇の妻の墓の敷地内にある「猿石」。全部で4体あり、うち3体には裏にも顔があります。やはり作られた目的は分かっていません。

猿石の近くにある「鬼の俎(まないた)」。
元々は古墳でしたが、底石のみが残ったものと考えられているそう。
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猿石の近くにある「鬼の俎(まないた)」。
元々は古墳でしたが、底石のみが残ったものと考えられているそう。

こちらは「鬼の雪隠(せっちん)」。雪隠とは、お手洗いのことです。
鬼の俎とは数十メートル離れていますが、同じ古墳の石室部分と考えられています。
この地方には鬼がいて、旅人が通りかかると捕まえて、俎で料理して食べた後、雪隠で用を足したという怖い伝説が残っています。
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こちらは「鬼の雪隠(せっちん)」。雪隠とは、お手洗いのことです。
鬼の俎とは数十メートル離れていますが、同じ古墳の石室部分と考えられています。
この地方には鬼がいて、旅人が通りかかると捕まえて、俎で料理して食べた後、雪隠で用を足したという怖い伝説が残っています。

こちらは「酒船石(さかふねいし)」。お酒または薬を作る装置だったのでは、と言われていますが明確には分かっていません。手塚治虫作『三つ目がとおる』にも登場します。
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こちらは「酒船石(さかふねいし)」。お酒または薬を作る装置だったのでは、と言われていますが明確には分かっていません。手塚治虫作『三つ目がとおる』にも登場します。

こちらは「亀形石造物」と「小判形石造物」。小判形石造物から亀形石造物に水が流れるようになっています。
小判形石造物の排水口は小判形石造物の底よりも高い位置にあるため、不純物を沈殿させることで、亀形石造物にきれいな水が流れるようにしていたのではないかと言われています。
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こちらは「亀形石造物」と「小判形石造物」。小判形石造物から亀形石造物に水が流れるようになっています。
小判形石造物の排水口は小判形石造物の底よりも高い位置にあるため、不純物を沈殿させることで、亀形石造物にきれいな水が流れるようにしていたのではないかと言われています。

古代の噴水施設「石人像」。盃を持った男性に女性が寄り添っている像です。飛鳥資料館に展示されており、こちらの庭に置かれているのはレプリカですが、館内で本物を見ることができます。
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古代の噴水施設「石人像」。盃を持った男性に女性が寄り添っている像です。飛鳥資料館に展示されており、こちらの庭に置かれているのはレプリカですが、館内で本物を見ることができます。

明日香村に残る歴史的寺院

橘寺

聖徳太子誕生の地とされている「橘寺(たちばなでら)」。日本書紀にも登場するお寺です。
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聖徳太子誕生の地とされている「橘寺(たちばなでら)」。日本書紀にも登場するお寺です。

背中合わせに男女の顔が彫られた「二面石」。人の心の中にある善と悪を表現していると言われています。
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背中合わせに男女の顔が彫られた「二面石」。人の心の中にある善と悪を表現していると言われています。

落雷で焼失した五重塔ですが、その心礎(柱を入れる土台の穴)は今も残っています。
この心礎から、五重塔は約38mあったのではないかと計算されています。
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落雷で焼失した五重塔ですが、その心礎(柱を入れる土台の穴)は今も残っています。
この心礎から、五重塔は約38mあったのではないかと計算されています。

飛鳥寺

日本最古の仏教寺院「飛鳥寺(あすかでら)」。596年(推古4年)、蘇我馬子によって建立されました。
大化の改新を共に行った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足は、この飛鳥寺で出会ったと言われています。
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日本最古の仏教寺院「飛鳥寺(あすかでら)」。596年(推古4年)、蘇我馬子によって建立されました。
大化の改新を共に行った中大兄皇子(後の天智天皇)と中臣鎌足は、この飛鳥寺で出会ったと言われています。

本尊の「飛鳥大仏」。日本最古の仏像です。もっとも、大仏とは言え、奈良・東大寺や鎌倉の大仏に比べると小さいサイズ。
出典:

本尊の「飛鳥大仏」。日本最古の仏像です。もっとも、大仏とは言え、奈良・東大寺や鎌倉の大仏に比べると小さいサイズ。

こちらは聖徳太子像。室町時代に作られたと言われています。
父である用明天皇の病気平癒のために祈っている姿なのだそう。
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こちらは聖徳太子像。室町時代に作られたと言われています。
父である用明天皇の病気平癒のために祈っている姿なのだそう。

飛鳥大仏以外にも様々な仏像が安置されています。飛鳥時代のものだけでなく、平安時代のものも。
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飛鳥大仏以外にも様々な仏像が安置されています。飛鳥時代のものだけでなく、平安時代のものも。

飛鳥寺の西側にあるのが、「蘇我入鹿首塚(そがのいるかのくびづか)」。ここから約600m離れた飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)で行われた「大化の改新」で殺害された蘇我入鹿。その首がここまで飛んできた、という言い伝えがあるのだそう。
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飛鳥寺の西側にあるのが、「蘇我入鹿首塚(そがのいるかのくびづか)」。ここから約600m離れた飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)で行われた「大化の改新」で殺害された蘇我入鹿。その首がここまで飛んできた、という言い伝えがあるのだそう。

明日香村に行ったら寄りたい、おすすめカフェ

夢市茶屋

石舞台古墳の近くにある「夢市茶屋 」。お店の入り口までには橋がかけられ風情があります。
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石舞台古墳の近くにある「夢市茶屋 」。お店の入り口までには橋がかけられ風情があります。

店内は落ち着きがありつつも、和モダンな雰囲気。丸い和紙の照明が印象的です。
出典:

店内は落ち着きがありつつも、和モダンな雰囲気。丸い和紙の照明が印象的です。

人気メニューなのが「古代米御膳」。古代米が混ぜ込まれたご飯の他、呉豆腐や地元の野菜を使ったおかずが食べられます。特に呉豆腐は食感に特徴があり絶品なのだそう。
出典:

人気メニューなのが「古代米御膳」。古代米が混ぜ込まれたご飯の他、呉豆腐や地元の野菜を使ったおかずが食べられます。特に呉豆腐は食感に特徴があり絶品なのだそう。

夢市茶屋
飛鳥 / 郷土料理(その他)
住所
高市郡明日香村島庄154-3
営業時間
[月~金] 11:00~16:00
[土・日・祝] 11:00~17:00

桜の時期、石舞台ライトアップ時には営業時間延長あり
定休日
無休(年末年始以外)
平均予算
¥1,000~¥1,999
データ提供:Tabelog

コッコロ カフェ

たくさんの植物に囲まれた、ナチュラル感が素敵な「コッコロ カフェ」。近鉄・飛鳥駅から徒歩3分です。
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たくさんの植物に囲まれた、ナチュラル感が素敵な「コッコロ カフェ」。近鉄・飛鳥駅から徒歩3分です。

店内はアンティークな雰囲気が漂っています。空間そのものも楽しめそう。
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店内はアンティークな雰囲気が漂っています。空間そのものも楽しめそう。

こちらは週替わりランチ。奈良の野菜がたくさん使われた、ヘルシーなランチです。
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こちらは週替わりランチ。奈良の野菜がたくさん使われた、ヘルシーなランチです。

スイーツメニューも充実。こちらはほうじ茶のロールケーキ。他にも、季節のタルトやパンケーキ、フレンチトーストなどが食べられます。
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スイーツメニューも充実。こちらはほうじ茶のロールケーキ。他にも、季節のタルトやパンケーキ、フレンチトーストなどが食べられます。

コッコロ カフェ
飛鳥 / カフェ
住所
高市郡明日香村御園137‐1
営業時間
8:30~17:30
定休日
水曜日
平均予算
~¥999 /~¥999
データ提供:Tabelog

お土産に”古代のチーズ”はいかが?

みるく工房 飛鳥の「飛鳥の蘇」

約60頭の牛が飼育されている「みるく工房 飛鳥」。ここで購入できるのが、古代のチーズとも言える「蘇(そ)」です。
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約60頭の牛が飼育されている「みるく工房 飛鳥」。ここで購入できるのが、古代のチーズとも言える「蘇(そ)」です。

蘇とは、牛乳を発酵させずに、特殊な方法で煮詰めたもの。濃厚な味わいを楽しむことができます。日本最初のチーズとも言われており、当時は主に貴族の間で食べられていました。
こちらのお店では「飛鳥の蘇」という商品名で販売されています。
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蘇とは、牛乳を発酵させずに、特殊な方法で煮詰めたもの。濃厚な味わいを楽しむことができます。日本最初のチーズとも言われており、当時は主に貴族の間で食べられていました。
こちらのお店では「飛鳥の蘇」という商品名で販売されています。

「飛鳥の蘇」以外にも、奈良のいちご「あすかルビー」のソフトクリームや、チーズタルト、エダムチーズシフォンなど新鮮な牛乳を使ったメニューが楽しめます。
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「飛鳥の蘇」以外にも、奈良のいちご「あすかルビー」のソフトクリームや、チーズタルト、エダムチーズシフォンなど新鮮な牛乳を使ったメニューが楽しめます。

みるく工房 飛鳥
畝傍御陵前 / アイスクリーム
住所
橿原市南浦町877
営業時間
10:00~17:30
定休日
年中無休
平均予算
~¥999
データ提供:Tabelog

穏やかな自然と歴史のロマンを楽しんで

古代の歴史ロマンと、のどかな自然の両方が楽しめる明日香村。散策やサイクリングをするのに気持ちがいい、秋のおでかけにはぴったりです。
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古代の歴史ロマンと、のどかな自然の両方が楽しめる明日香村。散策やサイクリングをするのに気持ちがいい、秋のおでかけにはぴったりです。

ぜひ、野の花々を愛でながら、飛鳥時代に思いを馳せてみてくださいね。
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ぜひ、野の花々を愛でながら、飛鳥時代に思いを馳せてみてくださいね。

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