“美味しい”がお目当ての大人旅 ~フランスに学ぶワインのたしなみ~

“美味しい”がお目当ての大人旅 ~フランスに学ぶワインのたしなみ~

ボージョレ・ヌーヴォーも解禁になり、普段ワインを飲まない人もワインを目にする事が多いこの時期。本場フランスには日本からソムリエの勉強の為に来られる人が毎年多数います。旅の目的は人によって様々ですが、大人の旅には美味しいものがつきもの。「本場のワイン」がテーマの旅というのも素敵です。専門家でなくともワインが好きなら誰でも気軽に楽しむ事が出来るので、フランス旅行の際には色々試してみてくださいね。もちろんお供のチーズも楽しんで! (2017年01月07日作成)

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード:
ワイン
フランス
チーズ
ボルドー
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憧れのフランス、ワインがテーマの旅はいかが?

フランス旅行であなたは何がしたいですか?パリでショッピング?三ツ星グルメ?それとも美術鑑賞?どれも楽しいと思いますが、せっかくなら本場のワインとチーズを堪能してみてはどうでしょうか?高いワインをかしこまって飲むだけでなく、時には公園や川べりでのんびりと、時には仲間やダンスと共に。そして愛する人との特別な時間に。様々なシーンに合わせたワインを選ぶ旅では、雄大なフランスの側面を垣間見る事が出来ると思います。
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レンタカーを借りる予定なら普通免許証と共に国際免許証を忘れずに持参しましょう。(飲酒運転はフランスでも厳罰ですので運転者は絶対に飲まないようにしましょう。)

フランスワインの産地

『ワインは好きだけど、どこの産地がいいのか解らない…』という方は多いのではないでしょうか?ブルゴーニュはワインの王様、ボルドーはワインの女王、ロワールはワインの王子様と言われています。フランスには10のワインの産地がありますが、ここでいくつかご紹介します。
“美味しい”がお目当ての大人旅 ~フランスに学ぶワインのたしなみ~

出典: mykugelhopf.ch

ヴァル・ドゥ・ロワール【ロワール河流域】

フランス中央を流れる1番長いロワール川流域には何百ものお城がありますが、ロワールはワインの産地でもあります。フランスの貴腐ワインといえば《ソーテルヌ》を思い浮かべる人も多いでしょうが、ここロワール川流域には美味しい貴腐ワインや甘口ワインも数多いです。個人的にはトゥーレーヌ地区の《ヴーヴレイ》moelleux (まろやかな甘口)は飲みやすく女性にオススメしたいワインです。
フランスで1番大きいシャンボール城もロワール川流域です。

出典: wanderwisdom.com

フランスで1番大きいシャンボール城もロワール川流域です。

ロワール川流域のお城巡りをする際の拠点としても大きめの街でもあるToursはお薦めの街です。ツアーも沢山ありますので、街のインフォメーションセンターで尋ねてみるのがいいと思います。そして川魚料理の名店もあるのがロワール川流域の特徴です。
ワイン祭りでは、このように1本がお手頃なお値段で購入することが出来ます。こちらは筆者が参加したTours(トゥール)のワイン祭りに並んだVouvray(ヴーヴレイ)のお薦めのワインです。

ワイン祭りでは、このように1本がお手頃なお値段で購入することが出来ます。こちらは筆者が参加したTours(トゥール)のワイン祭りに並んだVouvray(ヴーヴレイ)のお薦めのワインです。

ボルドー

フランスワインといえば、ワインに詳しくない人でも必ず思い浮かぶのがボルドーです。有名銘柄の赤ワイン《シャトーマルゴー》のメドック&オー・メドック地区や、極甘口の貴腐ワイン《ソーテルヌ》など、フランスワインの代表産地です。もちろん高級なものだけでなく、お手頃なワインも揃っています。2年に1度、大規模なワインフェスティバルが開かれます。
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ボルドー地方のワインMAP。有名な名前が沢山ありますよね。

出典: www.behance.net

ボルドー地方のワインMAP。有名な名前が沢山ありますよね。

ボルドーにはこのようなワインのテーマパークもありますので、ワイナリーに行く前に覗いてみるとワインの事が色々と解りそうです。

出典: www.refinery29.com

ボルドーにはこのようなワインのテーマパークもありますので、ワイナリーに行く前に覗いてみるとワインの事が色々と解りそうです。

ワインが苦手な方にはスイーツを。カヌレはボルドーの郷土菓子です。外はカリッ、中はモッチリ。

出典:

ワインが苦手な方にはスイーツを。カヌレはボルドーの郷土菓子です。外はカリッ、中はモッチリ。

ブルゴーニュ

ワインの王様ブルゴーニュ地方は食べ物がとても美味しい地域で有名です。ブルゴーニュからリヨンにかけて、3つ星レストランが点在しています。そしてワインは日本でおなじみのボージョレ・ヌーヴォーやシャブリのなどの有名地域が含まれます。
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そして高級ワインとされる有名銘柄の赤ワイン《ロマネ・コンティ》のコート・ド・ニュイ地区もこちらです。

出典:

そして高級ワインとされる有名銘柄の赤ワイン《ロマネ・コンティ》のコート・ド・ニュイ地区もこちらです。

ブルゴーニュの玄関口、ディジョンでは名物料理『ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)』や『コック・オ・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)』、エスカルゴを味合う事ができます。それにマスタードも有名です。
そしてブルゴーニュ中心地ボーヌでは、毎年11月の第3週目にフランス最大級のワイン祭りが開催され、「栄光の3日間」と呼ばれています。

出典:

ブルゴーニュの玄関口、ディジョンでは名物料理『ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)』や『コック・オ・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)』、エスカルゴを味合う事ができます。それにマスタードも有名です。
そしてブルゴーニュ中心地ボーヌでは、毎年11月の第3週目にフランス最大級のワイン祭りが開催され、「栄光の3日間」と呼ばれています。

こちらが『ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)』。ブルゴーニュ地方のシャロレ牛はフランス最高牛で有名です。

出典:

こちらが『ブッフ・ブルギニヨン(牛肉の赤ワイン煮込み)』。ブルゴーニュ地方のシャロレ牛はフランス最高牛で有名です。

ボーヌの街はワインの街と言われています。ここを拠点にワイナリーを巡るのもよさそうですよね。

出典:

ボーヌの街はワインの街と言われています。ここを拠点にワイナリーを巡るのもよさそうですよね。

シャンパーニュ

お祝いに出される事が多いシャンパンはこのシャンパーニュ地方で収穫された葡萄と製法を使った物だけをそう呼びます。修道僧ドン・ペリニヨンが発明した発泡ワイン《ドン・ペリニヨン》は誰もが知る有名銘柄です。他にも《ヴーヴ・クリコ》、《モエ・エ・シャンドン》も良く知られています。
“美味しい”がお目当ての大人旅 ~フランスに学ぶワインのたしなみ~

出典: mrg.bz

同じく葡萄から作られますがワインとシャンパンは別と考えるフランス人は多いです。

出典: www.flickr.com(@Yi Wang)

同じく葡萄から作られますがワインとシャンパンは別と考えるフランス人は多いです。

シャンパーニュ地方で有名な町といえばランスです。世界遺産のゴシック様式大聖堂は世界遺産。この地方に行くなら是非足をのばしましょう。
13世紀に建てられたランスのノートルダム大聖堂はフランス国王の戴冠式にも使われていた場所です。

出典:

13世紀に建てられたランスのノートルダム大聖堂はフランス国王の戴冠式にも使われていた場所です。

プロヴァンス

南仏は建物が明るい色彩が多くなり人気の観光地でもあります。小さな町でも魅力的な所が多いです。

出典:

南仏は建物が明るい色彩が多くなり人気の観光地でもあります。小さな町でも魅力的な所が多いです。

“美味しい”がお目当ての大人旅 ~フランスに学ぶワインのたしなみ~

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《コート・ド・プロヴァンス》など軽い飲みあたりの日常ワインが多く、全体的に価格はお手頃な物が多いようです。筆者は7月頃ラベンダーの季節にプロヴァンスを車で周りましたが、あちらこちらに美しいラベンダー畑を見る事が出来るのでオススメの時期です。
標高800m以上に咲く真正ラベンダーは茎の先に花が一房だけ付く貴重なラベンダーでもあります。こちらはセナンク修道院。天空の城ラピュタのモデルと言われるゴルドの町からほど近い場所にあります。

標高800m以上に咲く真正ラベンダーは茎の先に花が一房だけ付く貴重なラベンダーでもあります。こちらはセナンク修道院。天空の城ラピュタのモデルと言われるゴルドの町からほど近い場所にあります。

プロヴァンスにはロゼワインが多いのが特徴です。プロヴァンスでは色んなロゼを試して見るのも楽しいですよ。

夏にこの地方を訪れる場合は、サングラスや日よけ対策をして行きましょう。それでも湿気は感じない暑さです。標高が高い町では朝は夏でも冷える日がありますので、長袖の羽織があると便利です。
プロヴァンスでも海側に近い町になると美味しい魚介類を食べる事が出来ます。そしてあっさりしたプロヴァンスワインが合いそうですよね。

プロヴァンスでも海側に近い町になると美味しい魚介類を食べる事が出来ます。そしてあっさりしたプロヴァンスワインが合いそうですよね。

色々なワインを楽しむならフランスのワイン祭りがおすすめ!

パリからTGV(高速列車)で約1時間30分。筆者が暮らしていたロワール川流域のTOURS(トゥール)という街では5月に『ロワール・ワインフェスティバル』がありました。
入場料代わりに約600円ぐらいのワイングラスを購入し、その後は好きなだけ会場のワインが試飲出来るという贅沢なお祭りです。
会場(公園内)にはロワール川流域の膨大な数のワイナリーが出店し、全てのワインを試飲させてくれ、勿論購入も出来ます。ただ全て試飲のするのは不可能なので、口に含んで味を確かめるだけの人も多数です。なのでグラスの残りのワインは置いているバケツなどに流し捨てます。会場内にはワインに合う料理も出店されるので、ワインを飲めない人でも楽しめますよ。
(※ワイン祭りの時期と入場料はそのお祭りによって違います)

出典: euro.typepad.jp

会場(公園内)にはロワール川流域の膨大な数のワイナリーが出店し、全てのワインを試飲させてくれ、勿論購入も出来ます。ただ全て試飲のするのは不可能なので、口に含んで味を確かめるだけの人も多数です。なのでグラスの残りのワインは置いているバケツなどに流し捨てます。会場内にはワインに合う料理も出店されるので、ワインを飲めない人でも楽しめますよ。
(※ワイン祭りの時期と入場料はそのお祭りによって違います)

豚のリエットが有名なToursではワインのお供にこのように出る事も多いです。瓶の方は同じく名産の山羊のチーズ。周りが黒いカビですが、想像しているよりも食べやすいと思います。

豚のリエットが有名なToursではワインのお供にこのように出る事も多いです。瓶の方は同じく名産の山羊のチーズ。周りが黒いカビですが、想像しているよりも食べやすいと思います。

知っておきたい、ワインについてのあれこれ

ワインの味の表示

甘口や辛口などワインも多様。ラベルにフランス語で記されているので、最初はこれを参考に手に取るのもいいと思います。(全てのワインに表示がある訳ではありません。)
*doux (ドゥー)・・・甘口
*moelleux (モワルゥ)・・・まろやかな甘口(douxの方が甘い。)
*demi sec (ドゥミ・セック)・・・中辛口
*sec (セック)・・・辛口
*extra sec (エクストラ・セック)・・・極辛口
こちらはワインの葡萄の品種によっての位置づけです。Earthyは『土のような感じ』。表現が面白いですよね。

出典: www.vinho.jp

こちらはワインの葡萄の品種によっての位置づけです。Earthyは『土のような感じ』。表現が面白いですよね。

ワインの選び方と価格

お値段は本当に様々です。フランスのスーパーでは100種類ぐらい置いている所もあると思いますが、1瓶が3ユーロぐらいの物も結構ありますので買いやすいですよ。パリだけでなく地方の町にもワイン専門店は多いので、是非入ってみてくださいね。
フランス語が出来なくても上記の「ワインの味の表示」を参考に、味の好みと希望のお値段を紙に書いてお店で見せれば、確実にオススメを選んでくれますよ。値段よりも自分の好みで選ぶのがベストだと思います。
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出典: ckkb24.tumblr.com

ワイングラスの持ち方

ワイングラスのどこを持てばいいのかを考えた事はあるでしょうか?おそらく日本では最初から最後までずっと細い脚(ステム)を持つ人が多いと思いますが、下記の写真のようにワインが注がれているカップ(又はボウル)を持つ方が実は国際公式マナーです。ただし最初ワインの色を見て芳香を確かめたり、グラスを回す時にはステムを持つ人も多いです。ちなみにグラスを回す時には、万が一周囲にワインをかけないよう自分側(反時計回り)に回しましょう。

フランス人のワインの楽しみ方

ワインを飲む家庭の冷蔵庫や倉庫には必ず数種類のワインが常備されています。日本人から見るとワインを水の代わりに飲むイメージがありそうですが、ワインはあくまで日常に少し華を沿える感じの物。フランス女性が飲むのはグラス1~2杯の程度です。結婚式などは別として、普段は泥酔するまで飲むのはあまり良いとはされません。

ワインのお供には同じ地方のチーズを合わせて。

フランスではワインと共にチーズも出される事が多いですが、こちらもかなり種類が豊富。ワインと同じ産地のチーズを合わせるのがオススメですが、勿論自分のお好みでも構いません。蜂蜜もお手頃で豊富なので、チーズに付けても美味しいですよ。ちなみにチーズは硬い皮があるものも有ります。皮を食べていいか残した方がいいか解らない場合には、柔い中だけ食べて硬い皮を残すフランス人は多いそうです。
フランスではチーズのことを『フロマージュ』と言います。スーパーでは沢山の種類のチーズがとてもお手頃で売られています。

フランスではチーズのことを『フロマージュ』と言います。スーパーでは沢山の種類のチーズがとてもお手頃で売られています。

こちらはワインとチーズのマッチングの図です。是非試してみてくださいね。
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出典: www.shape.com

最後に

お好きなワインがあるのならワイナリーを訪ねてみたいですよね?ワイナリーまで行くのはなかなか大変ですが、近郊の町から日本語ツアーもある所もあります。旅行者でも入れるワイナリーは沢山ありますので、お目当てのワイナリーがあれば事前に予約メールを送ってみましょう。
広大な美しい風景の中にあるワイン畑はいつまでもアナタの心に残ると思います。

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