屋久島への飛行機の直行便があるのは鹿児島空港・大阪伊丹空港・福岡空港です。このうち大阪伊丹空港や福岡空港からは1日1便しかないので、多くの場合は鹿児島空港で乗り継ぎをすることになります。鹿児島空港から屋久島までは約40分のフライトです。

飛行機よりも時間はかかるものの、リーズナブルに移動できるが高速船「トッピー」「ロケット」です。直行便なら約2時間、種子島を経由する便なら約2時間半で屋久島に到着します。

また、フェリーを利用するという方法も。乗船時間は約4時間と長めですが、高速船よりさらにお手頃な価格で移動できますよ。

屋久島で有名なのが縄文杉。樹齢7200年とも言われている、屋久島で最大の屋久杉です。樹高は約30m、幹周は約16.4mもあり、まさに圧巻です。

縄文杉までにも、大きな屋久杉はいくつも見られます。こちらは推定樹齢3000年の「大王杉」。縄文杉が発見されるまでは、屋久杉として最大でした。

「登山を10時間をするのはちょっと自信がない・・」という人でも、樹齢1000年を超える屋久杉をいくつも見ることができるのがヤクスギランド。
30分～210分の5つのコースの中から選ぶことができます。

トレッキングの時間は約5時間ほどなので、縄文杉へ行くまでのコースよりも気軽に臨むことができます。また、たくさんの沢を流れる湧き水はいずれも飲むことができ、トレッキングでの喉の渇きを癒してくれますよ。

「もののけの森」以外に、屋久杉を鑑賞することもできます。例えば「くぐり杉」のように根元が二又に分かれていて、下をくぐり抜けられるようになった面白い屋久杉もありますよ。

白谷雲水峡にある絶景スポットが「太鼓岩」。標高約1050mで、九州では最高峰の宮之浦岳や安房川などを一望できます。

雨量が多い屋久島には滝がいくつもあります。中でも最大級の滝が大川(おおこ)の滝。落差は88mもあり、壮大な景色が目の前に広がります。

花崗岩の一枚岩のくぼみに流れるのが、千尋(せんぴろ)の滝。滝の雄大さだけでなく、花崗岩のスケールにも圧倒されます。

日本でも2か所しかない、珍しい海に直接落ちる滝。落差は6～8mと規模は小さめですが、背後にはモッチョム岳が険しくそびえ立っていて、屋久島の自然の壮麗さを感じさせてくれます。

地元の人からも観光客からも愛される海鮮料理店「潮騒」。人気店だけあって、壁にはサインもずらり！

トビウオと同じく名物なのが首折れサバ。ゴマサバの首を折って血抜きをすることで鮮度を保たれた、刺身で食べられるサバです。
その首折れサバやトビウオなどの刺身が盛り合わせになったのが「お造り定食」。首折れサバの弾力のある食感が楽しめますよ。

屋久杉の一枚板のテーブルが並ぶ焼肉屋さん。屋久島ならではの屋久鹿や屋久島産車エビ、鹿児島黒毛和牛や鹿児島黒豚が頂けます。

「三岳」や「愛子」といった屋久島産の焼酎も楽しめます。屋久島の特産のたんかんを使ったたんかん酒やたんかんサワーもありますよ。お酒が飲めない人にはたんかんジュースがおすすめ。

海のそばの小さなカフェ「スマイリー」。店内では草木染めのTシャツや靴下、屋久島産のフルーツを使った自家製フルーツソースなどのお土産も販売されています。

屋久島産のフルーツは、お土産用の商品でも楽しめますよ。ポンカン同様に屋久島でよく獲れるたんかんを使ったマーマレードや、屋久島産のパッションフルーツ、グァバ、スモモのフルーツソースなどが店内には並んでいます。

縄文杉やウィルソン株がモチーフの手作りクッキー。バターの風味が豊かで、サクサクの食感です。この他、屋久鹿、屋久島猿、ウミガメがモチーフのものもありますよ。