瀬戸内海に浮かぶ香川の島々を中心に、毎年「瀬戸内国際芸術祭」が開催されています。「瀬戸内の都」とも呼ばれる、大自然と近代アートが融合した魅力あふれる街です。一人旅・カップル・お子様と一緒に家族で訪れても絶対に満足させてくれる観光地ですね。

南湖では、和船に乗ることもできますよ。船頭さんの説明を聞きながら、ゆったり自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

金刀比羅宮のお守り、といえば「幸福の黄色いお守り」。このお守り目当てで訪れる人も多いのだとか。かわいい「ミニこんぴら狗」のセットも見逃せません。いずれも本宮でしか手に入らないので、ご注意を。

アート島と呼ばれる「直島」は、お馴染み、草間彌生さんの作品である巨大かぼちゃがお出迎え。写真映えするその姿に何度も、シャッターを切ってしまう、写真好きにはたまらないフォトジェニックな島です。

1980年代以降、株式会社ベネッセコーポレーションにより、「島×生活×アート」を融合したプロジェクトが本格始動しました。それ以来、アート好きから注目を浴び、今では一人旅で訪れる方も数知れません。

島全体がモダンアートに包まれた、世界有数の芸術の島。輝く海と芸術のコントラストが、開放感ある空間を演出しています。

高松港からフェリーで20分ほどで、鬼ヶ島の名称で親しまれている「女木島」に到着します。女木島のおすすめスポットは、鬼のアジトとも呼ばれる、「鬼ヶ島大洞窟」です。徒歩かバスで向かいます。お天気のいい日は、のんびりお散歩しながら向かうのもいいですよ。

女木港をお散歩すれば、魅力あふれるアート作品に出会うことができます。

高松港から男木島までは約40分で到着します。時間に余裕のある方は、高松港―女木島―男木島と順番に巡回する旅がおすすめです。それぞれ違った島の魅力を感じてみてください。

男木島のシンボル、「男木交流館フェリーの船着き場」はまるで海外に来たかの幻想をあたえてくれる不思議な空間です。

猫好きにはたまらない、「猫の島」としても有名な男木島では、お散歩していると猫ちゃん達に何度も出会うことができます。のんびり居心地良さそうに過ごしている猫ちゃんに癒されてみてはいかがでしょうか。

小豆島の名産といえば、オリーブです。小豆島をお散歩していると至る所に、緑豊かなオリーブ園を拝むことができます。自然に癒される素敵な場所なのです。

あまり知られていませんが、小豆島は実写版『魔女の宅急便』のロケ地となった場所なのです。主人公のキキが居候するパン屋さん「グーチョキパン店」のロケセットがそのまま残っていたり、「魔法のほうき」をレンタルできたり、キキの世界観にたっぷり浸かることができるのも魅力ですよ。

香川・琴電志度線八栗駅より徒歩25分ほどに位置する名店「うどん本陣 山田家 讃岐本店」です。いつも行列が絶えない香川を代表するうどんの人気店です。つるっとコシのあるうどんの喉ごしがクセになる、また訪れたいと思うおすすめスポットです。

江戸末期に建てられたという、店舗は見るからに趣があります。国指定の有形文化財になっており、美しい中庭を眺めながら拝みながお食事を楽しめます。うどんももちろんのこと、懐石料理や老舗ならではの自慢の一品料理までメニューも豊富なのが嬉しいですね。

香川の島々では、毎年瀬戸内国際芸術祭が開催されます。そんな島の一つ、直島に開館したのがこの「ベネッセハウス」です。
美術館と併設した宿泊施設は、もはやホテルそのものが美術館のような、瀬戸内の自然と融合した美しく居心地の良い場所です。

1992年に美術館とホテルが一体となったベネッセハウスの宿泊施設「ミュージアム」が開館し、続けて 1995年に「オーバル棟」、2006年には「パーク棟」と「ビーチ棟」が設立されました。

芸術祭の時期は特に、ベネッセハウスでの宿泊は、予約がすぐに埋まり中々難しいことが多く、時期をみて早めに計画を立てるのがおすすめです。夜は施設そのものがライトアップされ、幻想的な空間を演出してくれます。

JR高松駅まで、徒歩10分という便利なロケーションにあるのが「SUNNY DAY HOSTEL」です。おしゃれで、まるでカフェのような外観です。3階建てのフロアと、屋上でのテントスペースがあり、フロアごとに違う4種類の空間から宿泊タイプを選ぶことができる、遊び心溢れるホステルです。

「AUBERGE de OOISHI（オーベルジュ・ドゥ・オオイシ）」は香川の郊外に位置する屋島という場所にあります。大人の隠れ家のような、外観も美しく、海を眺めて過ごすことのできるおしゃれなホテルです。

おすすめはなんと言っても、瀬戸内海に沈む美しい夕日を眺めながらいただくお食事。ベーカリーが隣接されているため、お食事をしながら贅沢な時間を楽しむことができます。また、朝食はスタッフの方がお部屋まで運んでくれるルームサービス制です。テラスで海を眺めながらいただけば、忘れられない優雅なひとときに。

美しい瀬戸内の大自然と、芸術が至るところに融合されている遊び心満載な、溢れる香川の魅力をたっぷりとお伝えいたしました。香川のご当地グルメを堪能し、思う存分アートに浸れば、きっと身も心も癒されること間違いなしですね。