高原の湿地帯で初秋に結実し、ポリフェノール、ビタミンCを多く含有。クリスマスに七面鳥料理のソースに使われることでも知られていますね。

赤フサスグリ（レッドカラント）。収穫期の初夏、軽井沢のケーキ屋さんではケーキのトッピングとして頻繁に登場します。実が黒い黒フサスグリ（ブラックカラント）も。

ケーキのトッピングでもおなじみの木いちご。英語圏ではラズベリー。フランス語ではフランボワーズ。赤・黒・紫の3色の実があります。

古くから浅間山麓に自生。浅間ぶどう、クロマメノキとも呼ばれています。

北欧で広く知られる野生の果実。日本では高山～亜高山地帯の岩場で見つかります。
ビタミンEやポリフェノールの含有量の多さから、スーパーフードの異名も。

鉄分・カルシウム・ミネラル・ビタミン・食物繊維が豊富なプルーン。日本一の生産量を誇る長野県では、とくに浅間高原エリアで多く栽培されています。

レーヌ・クロード。フランス原産のプルーンの一種で、日本では軽井沢町に隣接する小諸市のみで栽培されています。

英国との交流から長野県北部で栽培されている青りんご「グラミー・スミス」と画像の「ブラムリ―」。
どちらも強い酸味と渋みをもち、本国ではcooking appleとしてパイや肉料理のソースに大活躍。長野県でも毎秋、ジャムやパイが製造・販売されています。

シベリア原産・タデ科に属する野菜の一種ですが、欧米ではジャムやパイに使われ、独特な酸味が愛されています。

創業者の中山丈平が、宣教師からジャムの製法を学び、1905（明治38）年に創業。





、

甘酸っぱく野性的な風味の『ヤマモモ』ジャム。

ラインナップはほかに『浅間ブルーベリー』『コケモモ』『あんず』『ラズベリー』『カラント（フサスグリ/赤・黒）』『桑の実』『ルバーブ』『プルーン』『巨峰』『栗』『トマト』『カリン』など、地の素材を使ったジャムが。

1949年、青果店として創業。その後、店をたたみ、ジャムの専門店に。
第二次大戦前後の軽井沢には外国人宣教師や亡命ロシア人が多く暮らしていましたが、同店はロシア人から学んだジャムの製法を守り続けています。

果実やベリーのカタチが残っているのが特色。

前身は1952（昭和27）年、旧軽井沢テニスコート通りに開業した青果店。宣教師から譲り受けたルバーブを栽培したことからジャムの製造が始まりました。
甘味は北海道産ビート（甜菜）が原料のグラニュー糖を使い、低糖度（40度）に仕上げています。ゲル化剤や保存料不使用。

『ストロベリージャム』は粒をそのまま残したプリザーブドスタイル。

粒の大きさに目を見張るはず♪

県産のくるみを使用。冬季のみの販売。
スイーツのような風味の『マロンバタークリーム』はジャムとはまた違った魅力が。

小諸市に隣接する東御市。御牧ケ原（みまきがはら）と呼ばれる田園地帯にたたずむ天然酵母パンの店。
パンだけでなく質の高い日用品やジャムを扱い、キナリノ読者にもおなじみですね。

大量に作ることができないため、SOLD OUTになることも。ならば、また来年を狙いましょう！

店内にズラリと並ぶプライベートブランドのジャムたち。

一番人気は、メディアで幾度となく紹介され、全国区の人気となった『りんごバター』。ふじりんごが使われてます。

画像だけじゃありません。特産の花豆を使った『花豆あん』、『ラズベリー』『巨峰』…こちらも数え上げるときりがありませんので、詳細は同店の通販サイトからお確かめください。

1980年から近隣農家の産物を中心にジャム作りをスタート。
お店は観光客船が発着する野尻湖桟橋に行く途上にあります。
一見、観光みやげ店と見間違えますが・・・

お店の中には、夏みかんを除いては、近隣の果物を使ったジャムがギッシリ。

プリザーブに近い、果物のつぶつぶ感が贅沢♪

砂糖を使わず、果汁で甘味を出し、糖度を42度未満に抑えています。果物の色や風味が損なわれないよう低温調理を採用し、果物を煮る際は2回に分けてコクを出しているそう。

「ALL FRUIT」には、『ブルーベリー』『いちご』『白桃』『りんご』『アンズ』『いちじく』『カシス』（黒スグリ）『木いちご』などのラインナップが。

ヨーグルトやアイスクリームにかけると即席デザートに♪

地元産のりんご『秋映え』『シナノゴールド』『シナノスイート』『紅ほっぺ』、ルバーブを使った（旬ジャム）シリーズ、低糖度のクラシックジャム、砂糖を使わず果汁で味付けした『ALL FRUIT(オールフルーツ)』、いちご、りんご、さつま芋を使った『バタージャム』ほか、豊富なラインナップ。