東京にはオシャレなカフェがいっぱい！たくさんありすぎて、どこを選べばよいか悩んでしまうことも。コーヒーが美味しいことは基本中の基本として、次に何をポイントに選んでいますか？インスタ映え？カフェ飯の充実度？人それぞれ重視する点は違っていますよね。でも時には、アート作品にふれることを目的に選んでみてはいかがでしょう？素敵なアートや作品集などなど、カフェを通じた新しい出会いが待っているかもしれませんよ。

“日本にはアートが足りない！もっともっと日常にアートを！”そんなコンセプトを掲げているカフェ。アーティストの作品が並ぶ店内は、キュートでPOP♪ギャラリーの展示は３週間ごとに変わるので、出かける前に是非ホームページをチェックしてみてください！

そんなアートのお供、気になるカフェメニューですが、こちらのお店は関東では珍しく大阪堂島発祥の「MUSICA TEA（ムジカティー）」を取り扱っています。ムジカティーは、日本で初めて本格的にポットで紅茶を出したお店なんです。名物のふわふわフレンチトーストと、関東ではなかなか飲めない紅茶もぜひ試してみてくださいね。お皿やポット、ティーカップに至るまで、華やかで可愛いポーランド製の食器に入れてくれるのできっと気分もアップします♪

こちらは、赤坂駅から徒歩2分の「ジャローナ(jalona)」。入り口を抜けると、左側がギャラリー、右側がカフェになっていて、ギャラリーとカフェが完全に分かれたスタイルになっています。ただ、展示内容によっては、中央の壁が取り外し可能で、多様なタイプの展示に対応してくれるのだそう。ギャラリーの入場料はもちろん無料。基本的に、1週間ほどで展示内容は変更になります。絵画やアート作品だけではなく、陶芸やアクセサリーなど、手作り作家さんの作品全般を扱っているのでいろいろな作品と出会うことができますよ。

作品を鑑賞した後は、カフェへ…お店のオススメは、一つ一つ手焼きしたワッフル！プレーンからお食事ワッフル、季節のワッフルまで種類も豊富！コーヒーは、注文を受けてから豆を挽いてドリップするので、店内はコーヒーの良い香りでほんわか。待っている時間に、作品についてゆっくりと語り合うのもまた素敵な時間ですね。

“気軽に立ち寄れるギャラリーがもっと増えてほしい”との思いで誕生した「アートフォーソート(Art For Though)」。昼間はギャラリースペース＆カフェとして、夜は、お酒や食事が楽しめるギャラリー＆ダイニングバーとして深夜まで営業しています。コンクリートむき出しの壁や、アンティークのテーブルなど、もともとの素材を生かしたシンプルな内装ですが、それがかえって、アート作品たちを引き立ててくれます。展示内容は、1~2週間ごとに変更。

お料理メニューもドリンクメニューも、すべて素材重視。バータイムは、各地から厳選したこだわりの食材を使用した、野菜たっぷりのヘルシー料理をいただけます。どのメニューもシンプルだけど素材を生かしたものばかり。ワインや日本酒も、自然酒造りで知られる「寺田本家」のものを取り揃えています。お酒やヘルシー料理をいただきながら、アート観賞なんて贅沢ですね〜。

明治創業の画材店の3階に、アートと珈琲を味わうを、コンセプトに誕生した「文房堂ギャラリーカフェ(gallery cafe)」。店内のギャラリーは、美術館のように敷居高く、アート作品が映えるように照明の角度まで丁寧に設計されています。本当に美術館で過ごしているような感覚でアートを鑑賞できるので、ついついカフェであることを忘れてしまいそうです。

アートと供においしい珈琲が味わえるよう、厳選された挽きたての豆を、丁寧に一杯一杯ハンドドリップしてくれます。珈琲豆は、静岡市を拠点として、新鮮な豆を焙煎している「イフニロースティングアンドコー(IFNi ROASTING&CO)」が監修。時間が経っても風味が損なわれない特別なブレンドになっています。ゆっくりとアートを楽しんでも、最後まで美味しさが続く珈琲はなんとも贅沢♪

家具や照明、ドア、建材、ステンドグラス、雑貨に至るまで、すべてヨーロピアンアンティーク品にこだわってディスプレイされた店内は、圧巻！まるで異国のお城に迷い込んだかのような錯覚を覚えるほど…4フロアからなる店内には、所狭しと商品が並べられていて、どの商品も気に入ったら購入も可能。なんだか宝探しをしているみたいで、ワクワクします！ベルギー、フランス、イギリスから買い付けているものが多く、まるで誰かのお屋敷内を見学しているよう。きっと見ているだけで満足できちゃうはず。

1階部分はカフェスペースになっていて、メニューも充実。イギリスお菓子の代表格マフィンやスコーンなどがショーケースにずらりと並んでいます。ランチメニューには、イギリスの家庭料理「キッシュ」や「シェパーズパイ」などもあって至れり尽くせり！「シェパーズパイ」は、マッシュポテトの上に、チーズとミートソースがかかったグラタンのような料理で、ガーリックトーストと一緒に食べるのがオススメです

豪華絢爛なヨーロピアンアンティーク家具に囲まれて食べる、イギリス伝統の食事。ちょっとしたヨーロッパ旅行気分が味わえそうですよね。

店名にもなっている、ファイヤーキングの食器たちがずらりと並ぶのが、ファイヤーキングカフェ。コレクターも多いこの食器がディスプレイされた店内は、まるでコレクタールームのよう。

いかがでしたか？ギャラリーカフェって、案外たくさん身近にあるものなんです。かつてのギャラリーのイメージって、どこか高級なイメージで、なんとなく足を踏み入れるのを躊躇してしまうような雰囲気があったと思います。でも、今回ご紹介したカフェたちは、“アートをもっと身近に感じて欲しい”という願いから誕生したお店ばかり！きっとあなたにとって、素敵なアートとの出会いが待っているはず…