京都観光の後は温泉で癒しを
そんな京都観光での疲れは温泉で癒すのがおすすめ。あまり温泉地のイメージが無い京都ですが、実は温泉施設は市内にいくつもあります。観光エリア別に温泉旅館や日帰り温泉施設をご紹介します。
洛南エリアの温泉施設
人気が高い伏見稲荷神社や、紅葉の名所である醍醐寺・東福寺があるのが洛南エリア。京都の玄関口である京都駅もこの洛南エリアに含まれます。
温泉付きホテルなのに京都駅から近い「天然温泉 花蛍の湯 ドーミーインPREMIUM京都駅前」
JR京都駅から徒歩3分とアクセス抜群のホテル。大浴場が天然温泉になっています。アルカリ単純泉で、冷え性と疲労回復に効果があります。
温泉ではないものの露天風呂もあり、旬の果実が浮かべられた果実湯が楽しめます。時期によって果実が変わり、彩りや香りで季節を感じられるお風呂になっています。
朝食には京都のおばんざいや湯豆腐、湯葉が並びます。
また、夜9～11時の時間帯には夜鳴きそばの提供というユニークなサービスも！あっさりとした醤油ラーメンが無料で頂けます。
洛西エリアの温泉施設
金閣寺や龍安寺、天龍寺など京都の世界遺産の約1/3が集まっているのが洛西エリア。嵐山や太秦もこのエリアです。
貸切露天風呂もある「嵐山温泉・彩四季の宿 花筏（はないかだ）」
渡月橋のたもとにある「花筏」。愛宕山（あたごやま）が望める展望露天風呂の他、予約制の貸切露天風呂があります。温泉は源泉100%です。
部屋からは渡月橋をはじめ、嵐山の街並みが一望できます。宿泊プラン以外にも、昼食や夕食付きの日帰りプランもありますよ。
カップル向けプランありの人気旅館「京都嵐山温泉 花伝抄」
阪急嵐山駅から徒歩1分とアクセス抜群の「花伝抄」。22時間のロングステイができるカップルプランや、ウェルカムデザートやハーブティーの特典が付く女子旅プランなど、様々なプランがあるのも魅力です。
天然温泉の内湯と薬湯の露天風呂の他、5つの貸切風呂があります。予約は不要で、いずれも無料で利用できます。
貸切風呂はうち3つが露天風呂となっています。白く濁った「絹の湯」やスチーム付きの「霧の湯」など様々な趣向のお風呂があり、どれに入るか迷ってしまいそうです。
また、好みの浴衣と帯を借りられるサービスもあり、カップルでお揃いのデザインのものを選ぶこともできます。
洛北エリアの温泉施設
天狗伝説が残る鞍馬や、川床で有名な貴船があるのが洛北エリア。鞍馬や貴船は他の場所よりも気温が低いため、冬は雪景色となることもあります。
京の奥座敷・鞍馬の有名な温泉地「くらま温泉」
日帰り・宿泊のどちらでも利用できる「くらま温泉」。天然硫黄温泉で、美肌や腰痛に効果があります。
鞍馬の山々の中にあるくらま温泉は、秘湯のような雰囲気。露天風呂では四季折々の鞍馬の自然を眺めることができます。
京都市内初の温泉！日帰りにおすすめの美しい銭湯「船岡温泉」
昭和8年に「温泉」の看板を掲げた船岡温泉。京都市内では始めての温泉となります。当時は旅館として営業していましたが、現在は銭湯とゲストハウスという形態になっています。
浴室と脱衣所は国の有形文化財に登録されています。色鮮やかなマジョリカタイルと見事な欄干の透かし彫りなど、レトロな雰囲気が魅力で「KING OF 銭湯」と呼ばれているほどです。
丹後エリアの温泉施設
日本海に面した丹後エリア。日本三景の一つである天橋立をはじめ、立岩や屏風岩、丹後松島など自然が織り成す美しい景色が見所です。日本海でとれる海の幸も魅力。
カニを堪能できる温泉宿「文珠荘 松露亭」
天橋立の老舗旅館「文珠荘 松露亭」。天橋立温泉は「神々の遊湯」とも呼ばれるほどの名泉。美肌や疲労回復、冷え性に効果があります。
天橋立のほど近くにあるため、天橋立が見える客室もあります。数奇屋造りの趣ある雰囲気も魅力です。
海の幸も山の幸も豊富な丹後。四季折々のグルメが楽しめます。特に冬の松葉ガニととらふぐは人気です。
源泉掛け流しの露天風呂付き客室「奥伊根温泉 油屋別館 和亭」
全室に露天風呂が付いている「油屋別館 和亭（なごみてい）」。天然温泉の源泉掛け流しで、客室の露天風呂以外に展望露天風呂もあります。
料理はお部屋食。漁師から直接仕入れた魚介類や野菜ソムリエの厳選した京野菜など、新鮮なこだわりの食材が並びます。松葉ガニや寒ブリ、ふぐのコースもありますよ。
京都を堪能した後は温泉で身も心もほぐして
これから紅葉や雪でより一層美しい姿を見せる京都。趣ある景色を楽しんだ後は、ぜひ温泉でゆったりと疲れた体を癒してくださいね。
世界遺産の寺社仏閣や紅葉など見所の多い京都。観光スポットを歩き回ると疲れも溜まるもの。特にお寺や神社は砂利道や階段も多く、足への負担もかかりがちです。