「日本で最も美しい村」に加盟している群馬県 中之条町は、長野県と新潟県に隣接しています。美しい自然と温泉。そして、美味しいグルメの宝庫でもあり、心落ち着く秋旅のスポットとしてオススメです。

中之条町のシンボルの嵩山（たけやま）には、秋になると色とりどりの紅葉が色付きます。

天然記念物のチャツボミゴケ公園や高山植物の花が咲く野反湖（のぞりこ）などのある、中之条町の六合（くに）地区と伊参（いさま）地区は、「日本で最も美しい村」に加盟しているスポットです。

四季折々に感じられる自然の見せる風景は、絶景ばかり。美しい自然に癒されること間違いなしです。

四万（しま）には、群馬県の重要文化財にも指定されている「積善館（せきぜんかん）」があります。元禄七年開業の名湯が湧き出る老舗旅館です。映画『千と千尋の神隠し』の湯屋のモデルになったとも言われる日本最古の木造湯宿建築は、ノスタルジックな歴史を感じさせてくれます。

「四万湖」や四万温泉の最奥にある人造湖「奥四万湖」は、光の加減や時間帯によって1日のうち何度となく湖水の色が変化します。コバルトブルーの美しい湖面の色合いは、見る人の心を惹きつけます。

2年ごとに開催されている国際芸術祭『中之条ビエンナーレ』は、現代アートの祭典を通じ、地域とアートが共存することなどを目的に開催されています。

こちらは2013年に旧廣盛酒造会場に展示された藤原京子さんの作品。雰囲気のある建物に現代アートが映えます。開催年以外でも中之条町の各地で見れるアート作品もあるのだそう。期間外に訪れた際にも、街の中にあるアートを感じてみたいですね。

群馬で活動している作家さんの作った工芸品をはじめ、ほっこりできる素敵な雑貨を取り揃えているお店です。

ブックカフェとしても利用できるので、ドリンクを飲みながらゆっくりとした時間を過ごせます。

添加物を使わず、素材の美味しさを味わえるパンにこだわった「エルム」。

秋晴れの日は、空と山々の景色のコントラストが美しい中之条町。紅葉や自然の美しい景色を楽しみに、是非おでかけしてみてくださいね。