熊本は観光スポットが多くてどこに行こうか迷う…そんな時は、JR熊本駅構内にある「総合観光案内所」へ行ってみましょう！観光案内はもちろん、お得な乗車券販売もしています。また、熊本城の麓にある「桜の馬場城彩苑総合観光案内所」もあり、free wifiを使うこともできます。熊本駅は朝8時～、城彩苑は朝9時～営業しています。熊本の現地の最新の情報を持って、観光に出かけましょう！

熊本の観光マップは、先程ご紹介した観光案内所でも配布していますが、以下のサイトからもダウンロードすることができますよ。

熊本市内には「市電」が走っています。どこまで乗っても運賃は170円なので、観光にうってつけ。色々とまわりたいときには「大人券（500円）」を購入しておくとお得です◎

市電が通らない場所もあるので、バスやタクシーも一緒に使うと効率よくまわれます。市電＆バスの共通1日乗車券「わくわく1dayパス」もあるので、観光スポットに合わせて活用してみましょう。

熊本県のシンボル「熊本城」は、熊本城・市役所前電停より歩いて10分の場所にあります。加藤清正が7年の歳月をかけて1607年に築城した、日本三大名城のひとつです。熊本一の観光スポットでしたが、現在は2016年の熊本地震で被害に遭って休園中です。立ち入り規制区域が多く、中に入ることができませんが、二の丸広場や加藤神社から天守閣を眺めることができます。復興に向けて頑張っている熊本城の姿をぜひ見に行ってみてください。

熊本城の麓の桜の馬場にある「城彩苑」。熊本城・市役所前電停から歩いて行けます。桜の小路には23店舗があり、熊本のグルメやお土産などが揃っています。熊本城ミュージアムわくわく座では、熊本城の歴史を体験しながら楽しく学べます。

城彩苑内は、まるで城下町にタイムスリップしたかのような雰囲気。熊本のグルメやお土産がたくさんあるので、お店を見てまわるのも楽しいですよ♪

熊本市内で一番賑わう「上通・下通」。市電通町筋電停から歩いて1分の場所にあります。上通・下通は道路を挟んだアーケード街で、南九州随一の商店街としても知られています。新旧のお店がずらりと連なり、いつ訪れても賑やかで楽しい場所。

日本庭園の美しさを感じられる「水前寺成趣園」は、市民からは“水前寺公園”と呼ばれて親しまれています。市内中心部からは少し離れていますが、市電の水前寺公園前から徒歩3分で訪れやすい場所。

1636年に細川忠利が水前寺御茶屋を置いたことが水前寺成趣園のはじまりと言われています。その後、泉水などが作られて、現在の桃山式回遊庭園ができました。東海道五十三次の景勝を模したとされており、日本庭園の美しさを改めて感じられる場所です。街中にあるとは思えない穏やかな時間が流れる園内で、四季折々の魅力を感じてみましょう。

阿蘇を代表する観光地「草千里ヶ浜」は、阿蘇駅からバスで30分の場所にあります。鳥帽子岳の中腹に直径約1kmの広大な草原が広がっています。その美しい風景は、まるで絵葉書のよう。中央には丘と池があり、放牧馬が水を飲んでいる姿はのどかな阿蘇ならでは。草原を歩いて、阿蘇の大自然を感じてみませんか？

大分県との県境に位置する「黒川温泉」は、30軒の旅館が集まる熊本を代表する大人気の観光地。山間にあるため、交通アクセスはあまりよくありませんが、趣のある雰囲気に魅せられて多くの観光客が訪れています。ミシュラン観光ガイドで二つ星を獲得しました。

「露天風呂めぐり入船手形」を購入すると、黒川温泉の旅館28ヶ所から好きな温泉に3ヶ所入ることができます。とってもお得なので、温泉巡りをする際は利用しましょう！旅館以外に食べ歩きグルメもあるので、情緒溢れる温泉街を散策してみませんか？

熊本県天草市にある「崎津集落」。長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産のひとつとして、2018年に世界文化遺産に登録されました。禁教期に仏教・神道と共存しながら、キリスト教を信仰し続けた漁村ならではの特徴的な信仰を育んだ集落です。

今回ご紹介した市内観光スポットの熊本城・城彩苑・上通＆下通は、近くにあるので徒歩でまわることができます。水前寺成趣園だけが離れているので、市電を利用すると便利です。また、郊外の阿蘇市や南小国、天草は、車やバスを利用していきましょう！ここで紹介した以外にも、熊本にはまだまだ素敵な場所があります。ぜひ、熊本旅行で素敵な思い出を作ってくださいね♪