実はニューヨークにはたくさんの癒しスポットがあった！
High Line（ハイライン）
まずは観光地としても人気の高い「High line(ハイライン)」からご紹介します。マンハッタン西側にある、全長2,3kmもある縦に長い空中公園です。廃線になったニューヨーク・セントラル鉄道の高架部分をリノベーションして作られました。
公園内にはあちこちにベンチがあり、横に流れるハドソン湾を眺めながら...緑の香りを感じながら...ウォーキングを楽しめます。
途中には、壁画やアートスペース、展望台、カフェ、遊歩道などが点在していて、最初から最後まで私たちを飽きさせません。
高架からマンハッタンの街並みを見渡すことができる開放的なスポット。現在は年間500万人以上が訪れるNYきっての人気の公園になっています。ライブやヨガなど、さまざまなイベントも開催されているのでぜひチェックしてみて。
Brooklyn Grange（ブルックリンガレージ）
こちらは、ブルックリンにある世界最大規模と言われる屋上農園のBrooklyn Grange。マンハッタンを一望出来る、空に手が届きそうな屋上農園では、約40種類以上のオーガニック野菜が育てられています。ここで採れた野菜は、NYの地産地消化を目指し、地元のレストランや定期的に個人にも販売しているのだそう。
ビルの一階にはカフェがあり、そこで買ったものを持って屋上に上がることも出来ます。農園内には大きなテーブルとベンチがあり、フレッシュな農園の香りとマンハッタンの景色を楽しみながらゆっくり寛ぐことも出来ます。ビル群が立ち並ぶNYに突如現れたこの屋上農園は、ニューヨーカーの癒しの穴場スポットの１つになっています。
North Brooklyn Farms(ノース・ブルックリン・ファーム）
ブルックリンの中でも一番人気のエリア、ウィリアムズバーグのウィリアムパークブリッチ近くにある農場と言う名の都会のオアシス。シュガー工場だった跡地に畑を作り、たくさんの人が楽しめるよう自転車やスケボーで遊べるアトラクションスペースも揃えた公園のようなスペースです。農場の運営が第一目的ではなく、人々が集うためのコミュニティ的な役割を重要視しているのだそう。
North Brroklyn Farmからの眺めは最高で、マンハッタン、イーストリバー、ウィリアムパークブリッチの全てが一望出来ます。この辺りにはオーガニック系のカフェやお店が多いので、ふらっと来てテイクアウト＆ピクニックなんてことも出来ちゃうほっこりスポットです。
Brooklyn Bridge Park (ブルックリンブリッジパーク)
ニューヨークのシンボルの１つでもあるブルックリン橋のたもとにあるBrooklyn Bridge Park。34ヘクタールある敷地内には、マンハッタンを眺めながらお散歩出来る遊歩道や、庭園、ピクニックエリアなどが設けられています。
１番ニューヨーカーが活発に動き回る夏には、映画上映会、オペラコンサート、フードイベントなどで賑わいを見せるBrooklyn Bridge Park。訪れた人たちは広い芝生の上にピクニックシートを敷いて、それぞれの時間を楽しみます。
公園内でも特に人気があるスポットして挙げられるのはここ。ブルックリン橋のすぐ下にある透明なボックス型の建物内にある「Jane’s Carousel（ジェーンズ・カルーセル）」と呼ばれるメリーゴーランド。
1922年に作られたこのビンテージ感たっぷりのメリーゴーランドと文学や詩にも多く登場する、歴史に名高いブルックリン橋の相性はバッチリ。マンハッタンが輝き出す夕暮れ時からは、イルミネーションが一番ロマンチックに輝くベストタイムです。
East River State Park (イースト・リバー州立公園)
ブルックリンにあるベッドフォード駅から徒歩10分くらいのところにあるEast River State Park(イースト・リバー・ステート・パーク)。広い敷地内には自由に使える芝生のサッカーコートもあり、家族連れも多く見られます。土日には公園近くで野外コンサートやフードイベントなども開催されています。
イーストリバー沿いにはビーチのような場所が広がっており、静かなところからマンハッタンを眺めることも出来ます。夜には綺麗な夜景が望めてとってもロマンチック。ツーリストにはあまり知られていない穴場の公園です。ニューヨーカーになったつもりで暮らすように旅してみたい方におすすめのスポットです。
Bryant park（ブライアントパーク）
マンハッタンのど真ん中にある公園、ブライアントパーク。広い芝生の公園ではツーリストだけではなく、このエリアで働く多くのビジネスマン達も癒しの場として使っています。セントラルパークほど大きくなく、でも十分な広さがあるブライアントパーク。天気のいい日は、寝転がって日向ぼっこしている人を良く見かけます。
１年のうち、ほとんど何かしらのイベントが行われているブライアントパーク。夏には無料の映画上映会やミュージックイベントなども開催されていて、グリーンに囲まれながら時間を楽しむ人が多い公園です。冬は芝生がスケートリンクに変わります。
Central Park（セントラルパーク）
最後は王道も王道、ニューヨークで１番大きくて、有名な公園セントラルパークをご紹介します。東西に約0.9km、南北に4kmという面積を持つセントラルパークには、レンタルサイクルもあるのでパーク内をサイクリングしながら楽しめます。
セントラルパークの見逃せないスポットのひとつ、「ベセスダの噴水」は世界的に有名な噴水の一つ。噴水のトップに佇む「水の天使」と呼ばれる美しい天使の彫刻をはじめ、1873年に女性彫刻家のエマ・ステビンスが製作したもの。その名前は「ヨハネの福音書」に登場する池に由来し、人々を癒す噴水という意味が込められているのだそう。
セントラルパーク内にはたくさんの野鳥と日本ではなかなか見られない野生のリスが生息していて、私たちのすぐそばまでやって来てくれる、なんてことも頻繁にあるんですよ。
公園内には様々な植物や木が植えられていて、四季の移り変わりも楽しめる、いつ来ても美しい光景が楽しめるのがセントラルパークの最大の魅力です。
いかがでしたか？
NYには、こんなにも緑いっぱいで癒されるスポットがあるんですよ。NYを訪れた際は、大都会ならではのほっとできるオアシスも堪能してきて下さいね。
ここ最近、ニューヨークではグリーンを増やそうという動きが活発で、小さなものから大きなものまで緑豊かな公園が増えてきているのをご存じですか？どれもニューヨークらしい斬新さやこだわりが備わった、面白いスポットとしてニューヨーカーに愛されています。今回はマンハッタンからブルックリンまで、おすすめしたいNYのグリーンスポットを集めてみたのでどうぞご覧くださいね。