涼しげに泳ぐ透明な海の生物は、見ているだけで暑さをクールダウンしてくれる、癒しのような存在ではないでしょうか。今回は、水族館でも人気者の水クラゲや虹色に輝くクシクラゲ、富山の名物ホタルイカなどなど、水の中を浮遊しながら、スイスイ自由に泳いで生きている、夏にぴったりの涼しい生物たちをご紹介します!生物たちのささやかな声を聞きながら、ぜひ身も心も涼んでいってくださいね。2017年07月28日作成
暑さが過酷な夏の日は、涼し気なものや風景を眺めてひんやり癒されたい。海には、そんな方に是非知ってほしい透明な生物たちがいるのです。
水族館でふんわり自由に泳いでいるクラゲや光るイカなど、どことなくはかなげで美しい透明な生物たちをご紹介していきます♪
透明な生物といえば、クラゲ。漢字では水月、海月とも書かれるファンタジックなクラゲは水族館でも大人気です。
最近では様々なディスプレイで展示されるようになりましたよね。
体がゼラチン質のクラゲは、優雅に水中を漂う姿には浮遊感があり、眺めているとぽわんと癒されますよね。海の中にはどんな種類のクラゲたちが暮らしてるのでしょうか?
「ぼくはミズクラゲ。水の中をふわふわ自由に泳ぎ回るよ。わたげみたいな糸には、実はちょっと毒があるんだ。触らないように気をつけて!」
「ぼくはクシクラゲ。虹色に光るクラゲだよ。エイリアンみたいだなんていわないで」
「ワタシはヒトモシクラゲ。細くて長~い、糸のような触手と、透明な傘が自慢なの」
「わたしはビゼンクラゲ。キノコみたいでキュートでしょ?うふふ・・・きっと中華料理屋さんで私を見かけたことがあるんじゃないかしら」
「暖かい海に住んでいるぼくは、カブトクラゲ。クシクラゲの仲間だよ。ネオンをキラキラさせて宇宙を飛び回る、飛行船みたいでしょ?」
「ぼくたちはアンドンクラゲ。可愛いってよく言われるんだけど、実は強力な毒を持っています。電気クラゲっていうあだ名もつけられちゃった...きみと遭遇しないことを祈ってるよ」
「水の中を元気に泳ぎ回るわたしはクラゲ界の高嶺の花、ギヤマンクラゲ。ガラス細工みたいに綺麗だねって、よくほめられるのよ」
海岸が青く光る幻想的で美しい光景。これは富山の有名なホタルイカの身投げです。毎年2月から5月にかけて、富山湾周辺で見られます。
普段は深海にいるホタルイカが産卵しにきたのですが、途中で方向感覚を失い打ち上げられてしまうのです。期間中いつでも見られるわけではなく、新月など条件が揃ったときにしか現れません。
「ワタシはホタルイカ。手の先が青く光ってホタルみたいにきれいでしょう?だけどおうちに帰れなくなっちゃったの...」
「流氷の天使」ともよばれるクリオネ。小さな羽で飛んでいるような姿や頭の角が、とても愛らしい透明生物です。
「ぼくはクリオネ!今日も海の中をすいすいダンス、楽しいな♪」
なんとクリオネはおうちで飼育することもできるのだそう。しかし実際飼うとなると、海水を用意して常時5℃以下に温度をキープしなければならなかったりと、なかなか大変そう。飼育キットも販売されているそうなので、クリオネにひと目惚れしまった方は検討してみても良いかもしれませんね。
眺めているだけで、どことなく心をほっと癒してくれる、透明な可愛い生物たち。今年の夏はぜひ水族館や海に足を運んで、涼し気な彼らに会いに行きませんか?
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暑さが過酷な夏の日は、涼し気なものや風景を眺めてひんやり癒されたい。海には、そんな方に是非知ってほしい透明な生物たちがいるのです。