予定のない休日、時間もお金もない...とあきらめるのはまだ早い！東京から約1時間でいける古都・鎌倉であれば、ふらっと気ままな半日旅行がかないます。

鎌倉の街にはおしゃれなカフェ・レストランが紹介しきれないほど集中しています。食べるために鎌倉に行かれる方も多いのでは。この記事では、その中でも特に自然に囲まれたロケーションに佇み、美しく整えられた歴史を感じる庭、太平洋の水平線が見えるテラスなどを備えた、自然に包まれる感覚を味わえるカフェ・レストランをまとめてみました。

鎌倉駅から徒歩5分という気軽に行ける立地ながら、森の風を満喫できるレストラン＆カフェです。100年以上の歴史をもつ洋館は、かつての総理大臣、濱口雄幸や近衛文麿が居を構えたことでも知られています。長く非公開でしたが、2015年に改修を経てレストラン・カフェとしてオープンしました。

小高くなった屋敷から臨む景色はゆったりとした気分になれます。ぜひテラス席で自然の風を感じてみてください。

昔のお屋敷の格調高さに見合う、素晴らしい料理。大切な人と記念日に行きたいお店です。当時のままのインテリアや雰囲気も同時に楽しめます。

「まるで天空から眺めるよう」と絶賛されるのはこちらの“樹ガーデン”。長い階段を登っていくと...パラソルがいくつも咲いた華やかなカフェが現れます。森の中の高台にせり出したテラスからは鳥の声、走るりすの気配、輝きが溢れるような緑の木々が一望できます。

登ってきて一汗かいたところで、嬉しい甘味がお出迎え。ドリンク、スイーツの他、ソーセージなどのメニューも揃います。

古民家を改築した建物は昔ながらの日本家屋でありながら、洒脱な造り。ずっとここにいたくなるような居心地の良さがあります。風情ある縁側は自然と建物が調和した理想形。ほっこり佇みながら、四季の空気を感じられます。

古木の松をはじめ、庭の仕立ては古き良き日本の趣。

前菜からこだわり抜かれた品々は一口ごとに手が込んでいて舌鼓。お蕎麦、一品料理、コースなどから選べます。

浄妙寺の境内を登っていくと見えてくる洋館が石窯ガーデンテラスです。斜面を登っていく途中もヤマアジサイの小径があったり、自然の美しさが目をひきます。

店内も、ステンドグラスやちょっとした造作の一つひとつが素敵です。

ガーデナーのニコラス・レナハンが“本物の庭”を目指して育ててきた、藤棚、キッチンハーブ、バラと色とりどりのお花が目に嬉しい、歩いて楽しめるイングリッシュガーデンです。いつ訪れてもその季節の植物を感じられる庭です。

石窯で焼かれたパンはもちろん、鎌倉で採れた新鮮な地野菜や、ガーデンで育てたハーブ等をふんだんに使ったお料理は鎌倉観光の思い出になるでしょう。

こちらも石窯ガーデンテラスと同じく浄妙寺の境内にあります。1500年代に建てられた建物を復興した、書院造りのお茶室です。

和室の外に広がる枯山水のお庭は、余計なものは一切ない、木漏れ日や静かに流れる時間をゆっくりと味わえます。

お抹茶に干菓子か季節の生菓子を添えて。器、季節の花々など、行き届いた配慮が感じられます。ゆったりと静かな時間を過ごしてリラックスしてみては。

江ノ電・七里ヶ浜駅を降りて、線路を跨いで階段を登ると、こちらのイタリアンの名店にたどり着きます。
店内にも席がありますが、人気のテラス席をぜひ見てみてください！
波打ち際から水平線まで独り占めできるのは海から近い高台ならでは。

近場の野菜、新鮮な魚介類を味わえるイタリア料理。潮風香る爽やかな雰囲気と相まって絶品です。

江ノ電の目の前に佇むこちらのお店もオーシャンビューが満喫できるウッドデッキがあります。
空と海の広さを感じて、開放的な気分になれそう。

ランチでもディナーでも鎌倉野菜がたっぷりいただけます。色鮮やかな鎌倉野菜はヘルシーでたっぷり食べても罪悪感なし。

鎌倉は観光で足を運んだ人が楽しめるよう、昔ながらの自然を美しく保ち続けています。緑をうまく取り込んだ窓、外の風を感じるテラスが鎌倉にはたくさんあります。旅の一つの思い出に、豊かな自然にも目を向けてみてくださいね。