東京から北陸新幹線で軽井沢駅まで約1時間。そこからバスで約4分とアクセスも良く、夏は避暑地として人気が高い自然豊かな旧軽井沢。

江戸時代には、中仙道の宿場町として栄えており、今でも歴史を感じる建物や観光スポットが多く点在しています。木立に囲まれた美しい建物、教会、趣のある宿泊施設やおしゃれなカフェなど多く、四季を通じて多くの観光客で賑わっています。

新緑の頃もさわやかで人気がありますが、紅葉の時期も素敵。そんな、歴史や自然、美味しいものがたくさんある魅力的な旧軽井沢の訪れてみたいスポットの紹介です。

本館には座り心地の良さで知られているエコーネス社のリクライニングチェアや、寝心地の良いシモンズ社のベッドが入った和洋室もあります。現代の快適さと、昭和初期の家具や調度品がうまく解け合った部屋は身も心もくつろげそう。

1905年に建築された旧三笠ホテルは当時は「軽井沢の鹿鳴館」と言われ、多くの文化人や政財界の要人に愛されてきました。

今はホテルとして営業はしておりませんが、1980年に国の重要文化財に指定されており、ミュージアムとして歴史ある館内を見学することができます。

外から見る重厚な建物も素敵ですが、中から眺める外の緑も素敵。

時代を感じる趣のある調度品など見どころも多いので、旧軽井沢を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってゆっくりと内部の見学をされてはいかがでしょうか。

そのため１つの神社に2つの宗教法人がけんざいしていて、長野県側は熊野皇大神社、群馬県側は熊野神社とそれぞれ呼び名も違います。

緑の木立に囲まれた「音羽の森・ショー記念礼拝堂」は、軽井沢の父"と呼ばれていた英国国教会の司祭アレキサンダー・クロフト・ショー宣教師により1895年に創設された軽井沢で最も古い教会です。

日本聖公会に所属しており、カンタベリー大聖堂を母教会とする、英国国教会の結婚式を挙げることができます。週末に訪れると扉の前で仲間から祝福されている新郎新婦に出くわし、こちらまで幸せな気分になれるかも。

大正期から昭和中期にかけて活躍した詩人であり小説家である室生犀星氏。軽井沢に魅了された犀星氏は亡くなる前年の昭和36年まで約40年間、毎夏軽井沢の別荘で過ごしていました。その昭和6年に建てられた別荘を改修した記念館は軽井沢の自然豊かな木立の中にあり、美しい苔の庭の緑に心が和みます。

苔に落ち葉がかかる秋の終わりの庭も、しっとりとした情緒があり、ひとりで静かな時間を過ごすのに最適かも。

周囲も緑にあふれていて、散策するだけでリフレッシュできそう。小道を挟んだ向かい側にはこの後紹介する「Cafe 涼の音」があり、こちらもおすすめです。

歴史を感じさせる別荘をリノベーションした建物は2013年7月に文化庁より登録有形文化財として認可を受けています。そんな歴史ある重厚なカフェは、内装も趣があり周囲の緑を見ながらのんびり過ごすことができます。

ランチ、デザート、いつ訪れてもゆったりとした空間の中で優雅な時間を過ごせそうで、滞在中に何度も足を運んでしまうかも。

東京の吉祥寺で大人気のネパール・インド料理店の姉妹店として、2013年にオープンしたSajilo Cafe forestは。カフェとしても本格的なネパール・インド料理店としても人気があり、地元の方も多く訪れている人気カフェです。

清潔感あふれるホワイトの外観と内装、ぬくもりある木の家具、明るい日差しが差し込む大きな窓、何もかも素敵で長居してしまいそう。

軽井沢の緑の中でいただくエスニックは夏の疲れを解消してくれそう。大きくふかふかのナンも美味しそうです♪

見晴らしの良いテラス席、しかも向かい合わせで違う県にいながら食事を楽しむなんて、ちょっと変わった体験もできます。

絶景を望みながらいただく力餅、手前が大根おろしで奥がくるみ。他にあんこ、きなこ、胡麻もあり、どれも魅力的でいくつでもペロリといけるかも。