美しい町並みが残る、倉敷美観地区
美観地区を散策するだけでも楽しいのですが、近代化産業遺産に認定されている「倉敷アイビースクエア（画像）」、エル・グレコの『受胎告知』で有名な大原美術館など有名観光スポットも多くあります。
おすすめ立ち寄りスポット。町屋喫茶「三宅商店」
多くの観光客が行き交う倉敷美観地区の本町通にあるのが、喫茶店「町家 三宅商店」です。
もともと三宅商店は、戦前より日用雑貨・荒物屋でした。
現在は、その歴史ある屋号を受け継がせていただき、
「倉敷の街を朝から元気に！」
を合言葉に新しく三宅商店が生まれ変わりました。
倉敷の百数十年前の江戸時代後期に建てられた町家を修繕した、趣きたっぷりの店内。
季節の野菜が入ったマイルドな味わいの「三宅カレー」は、観光客のみならず地元の方にも好評です。このカレーを目当てに、季節ごとに訪れたくなります。
他にもフルーツたっぷりのパフェや、ケーキなどのスイーツも。歩き回って疲れたら、甘いものでひと休み。再び元気に観光へ繰り出せそうですね。
夏にはかき氷も販売。たっぷりとフルーツがのった贅沢な一品♡食後のデザートとしてもさっぱりと食べることが出来ます。
もともとは日用雑貨・荒物を販売していた三宅商店。喫茶スペースの他、オリジナル雑貨やマスキングテープなども販売しています。お土産にもぴったりですね。
お散歩しながら、ふらりと訪れたい「水辺のカフェ・三宅商店」
2010年。桜の名所として知られる酒津公園のほど近くに、三宅商店の2号店としてオープンしたのが「水辺のカフェ三宅商店」です。
桜の名所として親しまれ、また八ケ郷用水など倉敷の田畑を潤してきた配水池では、かつて貸ボートが浮かび、子供たちが泳いでいました。そして今は、朝に夕に多くの人が散歩の場所として酒津を楽しんでいます。
週末には、サイクリングをする姿も目にします。そんな自分サイズの時間を大切にしている人が立ち寄れる茶店として、酒津公園の葉桜の並木道を抜けたところに、水辺のカフェ「三宅商店 酒津」をオープンさせてもらいました。
なんだか落ち着く、懐かしい店内
築60年の町家を使用した、まるで田舎のおうちに帰って来たようなあたたかな雰囲気。
外の水辺の景色を眺めながら食事やデザートをいただけるカウンター席もあります。
そして外気が心地よい季節はガラスを取り外して、外の空気をそのまま楽しむことも。さわやかで心地よい空間は、いつまでも座っていたくなりますね。
おいしいご飯で、楽しいひと時を
そんな優しく落ち着いた空間で、三宅商店の人気メニュー「三宅カレー」をいただくことができます。是非、2店舗それぞれの雰囲気の中味わってみてくださいね。ランチタイムはとくに多くのお客さんが訪れています。
こんなに美味しそうなモーニングセットも。また、こちらのお店では週末のみ、テイクアウト可能のパンも販売。旅先の朝、少し早起きして水辺のカフェでモーニング･･･なんて、素敵な思い出になりそうですね。
目の前の緑と窓から入る自然の香りを含んだ風。そして清流のせせらぎと美味しいデザート。心にいつまでも残る旅の思い出に。
そして夏はやっぱりかき氷！水辺の景色を眺めつつのんびりいただく。そんなひとときが、最高のリフレッシュになります。
お腹も心も満たされたら、帰りを待っている大切な人たちにお土産を。こちらでも1号店と同じく、雑貨や食品を買うことができます。
おわりに
この夏は歴史あふれる倉敷を訪れて、心地よい水辺のカフェで爽やかな旅のひとときを満喫してみてはいかがでしょうか。
江戸時代に江戸幕府の直轄領であった倉敷。今なお歴史を感じる美しい町並みは、町並保存地区・観光地区として残されており、倉敷川を中心に多くの観光客で賑わっています。