鳥取県
鳥取砂丘
美しい空が写り込む、オアシスに出会うことも。
中国山地の花崗岩質の岩石が風化し、千代川によって日本海へ流されたあと、海岸に集まったものが砂丘の主な砂となっている。海中の砂を海岸に向けて流れ寄せる潮流と、海岸線に堆積した砂を内陸へ吹き込む卓越風の働きで形成された。
岡山県
天王八幡神社の金ボタル
発生は7月10日前後の10日間ぐらいで、日暮れとともにいっせいに明滅しながら、雄は約1～2mぐらいの高さを飛び交います。
まるで暗い森の中に宝石を散りばめたかのよう。ファンタジックな絶景にうっとりです。
備中松山城
雲海が発生しやすいのは9月下旬～4月上旬の明け方から午前8時頃。特に寒い時期の早朝には濃い朝霧が期待できるそう。日中と夜間の気温差が大きく、晴れている日を狙ってみてください。
蒜山（ひるぜん）高原
草原に寝転んで空を見上げていると、悩みや不安がとてもちっぽけなものに思えてきます。高原の綺麗な空気で深呼吸して、リラックスしてみましょう。
どこまでも続く一本道をのんびりとお散歩するのも素敵ですね。
島根県
隠岐世界ジオパーク
隠岐世界ジオパークは島根県の北、日本海に浮かぶ4つの島から構成されています。遥かな昔から繰り返されてきた大地の変化に伴って、素晴らしい絶景と珍しい生態系が育まれまてきました。平成25年に世界ジオパークに認定。
放牧されている馬や牛が、悠々と草を食む光景が見られる西ノ島町。複雑に隆起する山の起伏は、かつての海底火山のカルデラ跡です。芸術的でダイナミックな景観に吸い込まれてしまいそう。
壇鏡（だんぎょう）の滝
隠岐の島の那久川の上流にある滝で、壇鏡神社の境内に位置しています。社殿を挟むように雄滝と雌滝の2本の滝が流れ落ち、雄滝は後ろから滝を見上げることができる、裏見の滝。その水には神聖な力があるとされ、地元では古くから長寿の水、勝者の水として大切にされています。
広島県
帝釈峡
中国山地に位置する広島県北東部の庄原市東城町と神石高原町にまたがる、全長18キロメートルの峡谷です。 国の名勝に指定されており、比婆道後帝釈国定公園の主要景勝地です。 日本百景の一つとされ、広島県を代表する景勝地で国内有数の峡谷でもあります。
渓谷を流れる川に沿って遊歩道が整備されており、豊かな緑に囲まれてお散歩を楽しむことができます。爽やかな清流の水音に心が洗われるよう。
長さ約90m、幅約18m、高さ約40mの大きさを誇る雄橋（おんばし）は、帝釈峡のシンボル。長年の渓流の浸食によってできた大迫力の天然橋です。大自然の力と、長い長い時の流れを感じてみてください。
山口県
周南コンビナート
周南コンビナートの魅力は、海面に映りこむ光の美しさ。内海ならではの穏やかな水面に光が反射し、工場夜景をより一層幻想的に浮かび上がらせています。
工場夜景を近くで見られるツアーに参加すれば、より迫力ある光景を楽しむこともできますよ。
角島（つのしま）大橋
エメラルドグリーンの海とのコントラストが見事です。こんな気持ち良さそうな道、一度はドライブしてみたいですね！
夜になると街灯に照らされて、昼間とはまた違った幻想的な表情を見せてくれます。
秋吉台
秋吉台は遥かな昔に海底の珊瑚礁として誕生し、長い時間をかけて隆起と浸食が繰り返されてできたカルスト台地です。現在は広大な草原となっていますが、今でも珊瑚やウミユリの化石が見つかるそう。地球が作り出した大地の贈り物のような場所です。
緑の平原に顔をだす白い石灰岩は、「カレンフェルト（羊の群れ）」と呼ばれています。本当に草原に群れる羊のようですね。
絵本の1ページのような、こんな風景にも出会えます。
いかがでしたか？
思わずため息が出てしまうような絶景は、ここが日本であることを忘れてしまいそうです。これから訪れるお出かけシーズン、今年は中国地方で絶景めぐりを楽しむのも素敵ですよ♪
どこまでも続く美しい風紋の先には、コバルトブルーの日本海が悠々と波打っています。