食の本で、「お家ごはん」をパワーアップ!

海外旅行気分*【外国の知られざる食文化】を巡ってみよう
<世界196ヵ国>の料理レシピ
材料や作り方も、コンパクトにまとめられ、とても分かりやすくなっています。大胆な料理写真とひとこと添えられたコメントを読んでいると、作ってみようかなという気持ちになりますよ。
第5回料理レシピ本大賞「特別選考委員賞」受賞作品。評価の高さがうかがえます。
<世界300地域>の郷土料理レシピ
世界各国・300地域の家庭料理や伝統料理を、食文化の背景とともに味わえる1冊です。国や地域独自の食文化を知るのに役立つ、宗教の食規定なども併せて説明されています。
レシピの数が多いのが特徴のこちらの本。地域や州ごとにいくつかの料理が紹介され、ただ眺めているだけでも、旅をしているような気分になれますよ。
行ったことがない国、聞いたことがない国の料理もたくさん!まず、料理でその国の名を知り、ネットでどんな国なのか、どんな暮らしをしているのか、詳細を調べてみるのも面白いですよね。
子どもと一緒に、少しずつ、国や地域の特性を学びながら、料理していってみるのはいかがでしょう?
<世界約16ヵ国>の台所
世界の台所探検家である著者が、インドやスーダン、パレスチナ、ブルガリアなど約16か国をめぐった「食と旅」のエッセイです。著者が体験する、その土地の「日常の暮らし」を通して、ユニークな食文化や社会背景を知ることができる1冊。
明るく美しい写真がたっぷり載せられ、自分も一緒に旅をしているような気持ちになれます。
エッセイの合間には、現地の家庭で教わったレシピが13品、掲載されています。実際に、作って食べて、世界の味を知ることで、世界との距離がすこし、近づくのかもしれませんね。
<南インド 21の家>のキッチン
東京のデザイナーである著者が、南インドで訪れた21のキッチンを通して、南インドの普通の暮らしやさまざまな文化について語るこちらの本。
インドの出版社、タラブックスの本は装丁が美しいことでも有名。バナナの葉を模した装丁はおしゃれでインテリアにもぴったりです。内容ももちろん素敵ですし、何度でも読み返してみたくなるんですよ。
キッチンで交わされる、著者とそのお家の人たちとの静かな会話に、心が惹かれます。
建築家でもある著者による、キッチンの実測図やイラストを眺めていると、リアルにそのキッチンを思い浮かべられます。可愛らしいイラストで、ひとこと添えられた言葉も実にキュート。今、南インドのキッチンにいるかのような錯覚を覚えます。
【知れば知るほど奥深い料理】の最初の一歩に
<スパイスカレー>の入門編にぴったりな本 2選
ターメリック、コリアンダー、クミンの3つのパウダースパイスを使って作る本格スパイスカレーの入門書です。テレビやラジオなどのメディアでも人気の印度カリー子さんが、簡単に作れるひとり分のレシピを教えてくれます。
ベースとなる基本のグレイビーを時間のあるときに作っておけば、あとは10分ほどで思い立ったときに本格的なスパイスカレーが作れるそう。
スパイスを使ったカレーは、ルウベースのカレーよりも軽やかで、さっぱりと食べられます。
カレーをパスタやドリアなどにアレンジするレシピのほか、スパイスおかずやドリンクといったサイドメニューレシピも簡単で美味しいものばかり!スパイスカレーを食べたことのない人でも、やみつきになってしまいそうですね。
南インド料理を日本でブレイクさせた「エリックサウス」の総料理長が教えてくれるのは、たった15分で作れる本格インドカレー。
簡単なのに、本格的なのは、著者の深い研究と熱い情熱のおかげ!レシピのほとんどは、3ステップで、分かりやすい写真も添えられています。
素材には鯖缶や鮭缶、ツナ缶といった缶詰や、ひき肉、薄切り肉などのカット済の肉など、切ったり下ごしらえをしたりする必要のないものをチョイス。時短で本格的な味わいを出すことに成功しています。
巻末にはビリヤニやニハリなどの南インド料理も、工程写真を添えて、分かりやすく解説。南インド初心者さんでも、安心してトライできるレシピばかりです。
<韓国料理>の入門編にぴったりな本
韓国のオモニ(お母さん)たちの自慢のレシピを集めた1冊。都市部のソウルに住むオモニや世界遺産の街に住むオモニが、定番の家庭料理をたっぷりと紹介してくれます。
ジョンやミヨックッなどの日本でも馴染みがある料理のほか、季節の料理、キムチやナムルといった副菜など、どれもこれも食べてみたくなるものばかり。濃厚な旨みがたっぷりの韓国家庭料理は、白いごはんにもよく合います。
色鮮やかな写真と分かりやすくコンパクトにまとめられたレシピで視認性もばっちり!さらに、オモニたちの話も面白いので、読み物として気軽に読むのもおすすめです。
<薬膳料理>の入門編にぴったりな本
千葉大学病院内のレストランで提供されている薬膳料理をもとに、家庭で手軽に作れるようにアレンジされたレシピをまとめた薬膳ごはんの本。
薬膳料理というと、なかなか手に入らないような生薬を使っていてハードルが高いように思ってしまいますよね。でも、こちらのレシピでは、入手しやすい材料と手間のかからない作り方で、家庭的な薬膳料理を作れるよう、工夫されています。
彩りも美しく、美味しくて、体にいい。薬膳料理のいいところを存分に知ることができるレシピブックです。
レシピには、カロリーや塩分も書いてあります。どれくらいの味付けにすると、塩分がどのくらいになるかということも一緒に学べます。これは、普段のお家ごはんでも参考にできそうですよね!
自分の体が整う【ベストな朝ご飯】を追求しよう
<ユニークな朝ごはん>アイデアレシピ集
朝が楽しみになる、簡単朝ごはんの本!一汁三菜の和食を用意する朝ごはんを考えると、寝る前からちょっと憂鬱になってしまうという人に、特におすすめ。朝ごはんが待ち遠しくなる1冊です。
ほとんど5分以下で作れるのに、可愛くて、気分があがるレシピばかり。「太陽の目玉焼き」や「朝パフェ」、「いい音サラダ」など、普段の朝ごはんをちょっぴりグレードアップするヒントがもらえます。
軽やかな文章とキュートなイラストが添えられた写真に、心もほっこり温まります。
普段、あまり朝ごはんを食べないという人も、この本を読めば、きっと朝ごはんが食べたくなるはず!
<台湾の朝ごはん>お店とレシピ
外食したり、テイクアウトしたりすることが多い台湾の朝食。こちらの本では、バラエティに富んだお店の活気あふれる様子が手に取るようにわかるエッセイがたくさん!いい香りが漂う台湾の朝に飛んでいきたくなります。
店主に作り方を聞いたり、現場を見たりして、編集部の皆さんが研究したお店の味を楽しめるレシピは、簡単で、台湾の雰囲気を味わえるものばかり。
小さな個人商店のようなお店を中心に、20店舗が紹介されています。お店の歴史やポリシーなど、お店への愛情あふれるレポは読んでいるうちに、いつか、行ってみたい!と思わせてくれますよ。
台湾好きな人だけではなく、朝ごはん好きな人にもおすすめの1冊。この本を足がかりに、ほかの国の朝ごはんへの興味が湧いてきます。
<スピード朝ごはん>トーストレシピ集
忙しくても、朝ごはんはきちんと食べられる!ということが分かるトーストレシピの本です。食パンにいろいろな具材をのせ、冷凍保存しておくと、朝は、トースターで焼くだけであっという間に美味しい朝食が完成!
食パンは和洋、どんな食材ともマッチする便利食材です。野菜のうえに、卵やチーズをのせれば、タンパク質もばっちり摂れますよね。小さい子どもでも時間をかけずにしっかりと朝ごはんを食べられます。
難しく考えなくても、美味しい組み合わせは無限大なんだということがよく分かるレシピ本です。野菜や卵の配置を考えれば、カラフルでおしゃれに仕上げることもできますよ。
食パンにどんどん具材をのせていけば、食品ロスの削減にもつながりそう。冷蔵庫の残り物と相談しながら、作れます!
簡単で目から鱗!【気になる調理法】を学んでみない?
<発酵食>の入門編
麹料理研究家のイラストレーター、おのみささんによるコミックエッセイ。乳酸菌や麹菌、納豆菌などの善玉菌をお家で発酵させるためのノウハウと、アレンジレシピを紹介しています。
免疫力をアップして、ヘルシーな毎日を送るために、ぜひ知っておきたい、菌に関する知識が学べますよ!
ゆるい雰囲気のイラストが親しみやすいですよね。身近な菌の作り方のコツなども漫画になっているので、とても分かりやすいんです!
美人になるドリンク編、アンチエイジング編、さらなる免疫力アップ編など、それぞれ目的別にレシピが紹介されています。
<弱火調理>の入門編
山本式とよばれる弱火調理法について詳しく説明された本。基本は酸化しにくいオイルと塩で、食材にじっくりと火を通していくという調理法です。鍋のふたをぴったりととじることで、食材自体の水分をじんわり抽出、その水分で中まで火を通します。
弱火調理を行うと、素材が縮まず、ボリュームのあるふっくらとした食感になるんですよ。素材そのものの甘味や旨みがぎゅっと凝縮されるので、味付けは最小限でOK。塩分も抑えることができます。
低温調理なら、冷凍して遠くの人に送ることもできるんです!できたての美味しさをキープするには、急速に冷まして、冷凍するのがポイント。ゆっくり冷ましてしまうと、雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。
いろいろな種類のおかずを冷凍して、詰め合わせにするとまるで、お店のフルコースのような食事を相手に楽しんでもらえます。何を作って、どんなふうに詰め合わせるか考えるだけでもわくわくしてきますね。
<重ね煮>の入門書
こちらの重ね煮は、火が通りにくいものから鍋の中に順々に重ねていって、調味料を入れ、火にかけるだけというシンプルレシピ。写真がとてもきれいで、図鑑のように眺めるだけでも楽しい本です。
10分でできる毎日のおかずから、ご馳走肉レシピ、スープなどさまざまなレシピを紹介しています。簡単なのに、手が込んだ料理のような印象を作れるので、ホームパーティーのレパートリーにくわえるのもおすすめ。野菜もかさが減るので、たっぷり摂れます。
<ポリ袋調理>の入門書
冷凍、湯せん、レンジも使えるポリ袋で調理を行うレシピ集です。災害時の調理法として注目を集めたこともあるので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、災害時、キャンプ時だけではなく、ポリ袋調理は普段のごはん作りにも大活躍してくれるんです!
袋の中で調理を行うから、衛生的で、洗い物も激減。手間なく、お家ごはんのバリエーションを増やせるんですよ。
同時にいくつもの調理をすることができるのも、ポリ袋調理のメリットのひとつ。大きめの鍋や炊飯器を使えば、お湯が溢れてしまうこともなく、無駄なく食材を加熱していけます。
普段から使いこなしていれば、災害など、いざという時にもスムーズに対応できますね。
フランスで愛される<軽い煮込みの料理>
フランスではよく行われている「ソテー」という調理法について書かれたレシピブックです。これは、「素材を焼き付けてから軽く煮る」という方法。日本で使われている「ソテー」という言葉とは全く異なるものなんですよ。
「ソテー」は短時間でさっと作れて、忙しい人にとってのお助け調理法です。そのうえ、野菜もたんぱく質も美味しく摂れるなんて嬉しいですよね。
ふたのできるフライパンか鍋があれば作れるフランスの「ソテー」。洗い物も少なくて、片づけもラクチン!シンプルな味付けなので、アレンジしやすく、レシピのバリエーションを増やすのも簡単です。
ホテルの料理長から「旅するシェフ」に転身した著者による世界196か国の料理レシピ本です。日本のスーパーでも買える材料で、手軽に世界中の料理を作ることができます。
モンテネグロのおしゃれなチキン南蛮や南アフリカのミートローフ、地中海の絶品イカめしなど毎日のごはんを充実させること間違いなしのレシピがたっぷり!シェフが考えた3点セットをまとめた「シェフのおすすめさくいん」もついています。何を作ろうか迷っても安心ですね。