夏の締めくくりにグッドミュージックを
おすすめアーティスト&トラック
折坂悠太
朝顔
人気ドラマの主題歌として一躍有名になった曲がこちら。一度聴いたら忘れないほどキャッチーなメロディでありながらも、聴く人の心に訴えかけるような、とりとめない毎日の積み重ねを全肯定してくれるような名曲です。夏の終わりの夜に聴きたくなります。
サニーデイ・サービス
日本のロックバンド、サニーディ・サービス。1995年にアルバム「若者たち」を発表し、独特な詩の世界観に加え、フォーク、ネオアコ、レゲエ、ヒップホップを取り入れた新しい日本語ロックで、音楽シーンを魅了しました。現在もその創造性は衰えることなく、多くの美しい曲が生み出されています。
サマー・ソルジャー
サニーデイ・サービスを代表する夏の名曲といえば「サマーソルジャー」。残暑のうだるような暑さで頭がぼんやりしそうなときに思い浮かぶのはこの曲。そんな日にはこの曲を聴きながら何も考えずに暑さに身をゆだねてみるのもいいかも。
曽我部恵一
サニーデイ・サービスのボーカル&ギター曽我部恵一のソロ名義での曲も傑作の数々。その創作は音楽活動だけにとどまらず、文筆家、DJ活動なども行っています。現在は自身のレーベル「ROSE RECORDS」での活動が中心となっています。
テレフォン・ラブ
暑さが少し和らいだ夏の終わりの夜に聴きたい曽我部恵一の「テレフォン・ラブ」。軽快なポップミュージックがセンチメンタルな気持ちを吹き飛ばしてくれそう。着の身着のままの姿で今すぐ外へ駆け出して、誰かに会いたくなるようなそんな曲です。
細野晴臣
はっぴいえんど、YMOを経て、2019年3月に1stソロアルバムを発表。映画「万引き家族」の劇中音楽を手掛け、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞しました。音楽活動50周年を迎えた今も、精力的に音楽活動を行っています。
はらいそ
YMO結成前夜に細野晴臣のイエロー・マジック・バンド名義で発表したソロ作品「はらいそ」。オリジナルは今から40年もの前の曲ですが、今聴いても古さを一切感じさせない不思議な魅力があります。極上のトロピカルサウンドで、厳しい残暑も少し和らぐはず。
LITTLE TEMPO
1992年に結成された日本を代表するダブバンドLITTLE TEMPO。スティールパンがきらめく音、そしてメロウなキーボード音が支柱となって奏でられるスイート&ビターサウンドが特徴です。ダブサウンドでありながらもキャッチーなメロディーが多いので耳触りが心地よく、思わず体を揺らしたくなってしまいます。
太陽の花嫁
3.11の震災の時に制作された「太陽の花嫁」。レゲエ、ダブ、カリビアンミュージックが盛り込まれたパワフルなトロピカルサウンド。夏の疲れも吹き飛ぶようなのびのびとした軽やかなサウンドは、肩の力を抜いて明日も頑張ろうと思わせてくれるはず。夏の終わりにぴったりな一曲です。
フィッシュマンズ
時代を超え愛されてきた伝説のバンド「フィシュマンズ」。今からちょうど20年前にvoの佐藤伸治が急逝してしまいましたが、今でも多くの人の心の中に生き続けています。レゲエ、ダブをベースにしたJ-POPサウンドは当時とても革新的で、唯一無二の存在感を放っていました。
ナイトクルージング
フィシュマンズの名曲「ナイトクルージング」。レゲエをベースにしたゆったりとしたサウンドでは、肩の力が抜ける心地よさだけではない不思議な感覚があります。ぜひこの曲を聴きながら、この夏の出来事を振り返ってみてはいかがでしょうか?この夏にやり残したこと、出来なかったことも「まあいいか」と思えてしまいます。
夏の終わりにおすすめの邦楽コンピレーションアルバム
RELAXIN' WITH JAPANESE LOVERS
レゲエよりも恋愛色の強いスウィートなサウンドを特徴としたラヴァーズ・ロックのコンピレーションアルバム。誰しもが耳にしたことのある曲が収録されています。夏の終わりにはメロウなサウンドが似合いますよね。ぜひこのアルバムで夏を締めくくってみてはいかがでしょうか。
平成元年生まれの注目のシンガーソングライター。幼少時代に不登校になったことから、フリースクールに通うようになり、そこで出会った仲間たちとバンドを組んだことが音楽活動のはじまり。そういった経験をもとに培った瑞々しい感性から生み出される名曲の数々は、ブルーズ、民族音楽、ジャズなどのエッセンスを盛り込み、どこか懐かしさ漂うもの。宇多田ヒカルなど著名なミュージシャンからも絶賛されています。