2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】

2018年も終わろうとしていますね。手帳やカレンダーを眺めながら「今年はどうだったかな?」と振り返ることはありませんか?仕事や恋愛、家庭などそれぞれに思い入れが強いテーマがあったと思います。今年一年を振り返ったり、これからの人生に思いを巡らせたり、ゆったりと映画を観ながら過ごしませんか?2018年に公開された心に響く映画を、邦画と洋画の各5作品ずつピックアップしました。 2018年12月29日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
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2018
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この1年を、映画と一緒に見つめなおそう。

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
出典:unsplash.com
2018年の終わり、あなたはどう過ごしますか?
どこかに出かけるのもいいものですが、たまにはおうちでゆっくりと映画を観てみませんか?登場人物の心情や動作から、自分と重なるものを見出すことができるかもしれません。この記事では、今年話題となった珠玉の映画を10作品集めました。毎日を不器用ながらも一生懸命生きているあなたへ送りたいストーリーをお届けします。今年の終わりに、静かに感動できる作品がきっと見つかりますよ。

邦画編

『万引き家族』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
夫の治と妻の信代、息子の祥太、信代の妹の亜紀で暮らす柴田一家。ある日、一家は祖母・初枝の家へ転がり込みます。そこは、都会には似つかわしい掘っ立て小屋のような平屋。貧しいながらも笑いが絶えない温かい一家ですが、声を大にして言えない事情がありました。祖母の初枝の年金を定収入として目当てにしながら、その他の生活費は万引きという犯罪でまかなっていたのです。冬のある寒い夜、万引き帰りの治と祥太は、団地のベランダで部屋から閉め出されている少女・じゅりと出会います。2人はじゅりを家に連れて帰ることに。信代は一度は親元に返そうと考えましたが、じゅりの境遇を気遣って自分の娘として一家に迎え入れることにしました。しかし、とある事件をきっかけに、一家の一人一人が抱える秘密の糸がほどけていきます。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
血のつながりがない他人同士で構成された柴田家の生活は赤貧を極め、犯罪で生計を立てるという眉をひそめたくなるような描写ですが、そこにはお金では買えない家族に求める愛情や温かさを確かに見ることができます。血のつながりは「家族」という事実を証明するものではあるけれど、愛情を保証するものではないことを痛感させられるストーリーです。年末年始は家族で集う機会も増えますね。ぜひ「家族ってなんだろう?」を感じてみてください。
大ヒット公開中!
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
配給:ギャガ
©2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
大学生の典子は、母の薦めで同い年の従姉妹である美智子と、「武田のおばさん」こと武田先生の茶道教室に通い始めます。淡々と細かい茶道の作法を2人に教えていく武田先生ですが、2人はその一つ一つに作法についての意味や理由を掴めないままでした。単調な動作の繰り返しに初めは嫌々ながら通っていた2人。しかし季節の移ろいとともに変化する器や掛け軸、美しい和菓子に次第に心惹かれていくようになりました。そして月日は流れ、従姉妹の美智子は就職し、結婚を機に故郷へ帰りました。典子は美智子がいなくなっても武田先生のもとでお茶を習い続けます。年を重ね、平凡な日々の中にも起こる自然の変化や心の変化に向き合い、お茶を楽しむことの素晴らしさを感じていくストーリーです。本作が遺作となった樹木希林さんは、武田先生役で出演しています。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
作品の描写の多くが茶道のシーンですが、その中で登場人物の就職、恋愛、結婚などの人生におけるターニングポイントがさらりと切り替わっていきます。一椀のお茶を深く味わうためのおもてなしや心配りを「茶事」と言いますが、お茶を淹れる時間や空間を楽しむということが魅力的に感じられる映画です。この映画をきっかけに、来年から習い事を始めてみるのも良いかもしれませんね。
全国大ヒット上映中!
監督・脚本:大森立嗣
配給:東京テアトル/ヨアケ 
©2018「日日是好日」製作委員会

『コーヒーが冷めないうちに』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
とある町の路地裏にひっそりと佇む喫茶店「フニクリフニクラ」。マスターの時田流と、そのいとこでウエイトレスの時田数が切り盛りしていました。この喫茶店はある特定の席に座ると戻りたい過去の時間に戻ることができるという噂があります。その噂を聞きつけて、過去に戻りたい人が思い思いに喫茶店を訪れます。しかし、過去に戻るにはいくつかの細かいルールを守らなければなりませんでした。万が一、コーヒーを冷めないうちに飲み干せなかった場合は、その時間に閉じ込められてしまい、喫茶店から出られなくなってしまうというハンディがあります。ルールを守ればタイムトリップできるという喫茶店を舞台に、4つの物語がオムニバス形式で描かれたストーリー。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
本作は「人とのつながり」をテーマに4つの物語が展開していきます。つながりを描くだけなら、過去に戻るという設定でなくても良いはずです。過去に戻りたいと願う気持ちの中には、少なからず過去に悔いを残してきたということでしょう。私たちも、もしもあの時こうだったら、こうなっていればなど「タラレバ」を誰でも思うことがありますよね。登場人物の4人は時間を移動することによって、新たな未来への一歩を踏み出しますが、私たちは現実には過去に戻ることはできません。ですが、過去の経験がバネとなって現在に活かされているものもあるはずです。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
Blu-ray&DVD 2019年03月08日(金) 発売予定
価格:【Blu-ray 豪華版/通常版】6,800円/4,800円
【DVD 豪華版/通常版】5,800円/3,800円(すべて税抜)

監督:塚原あゆ子
発売元:TBS
販売元:TCエンタテインメント
©2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会

『あいあい傘』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
小さな田舎町の神社の一角にあるお茶屋で女将を務める玉枝。ある日、子供の字で書かれた肩たたき券を握りしめながら恋園神社で佇む六郎と出会います。そこから25年間、玉枝と六郎は、玉枝の一人娘・麻衣子と3人で暮らしてきました。年に一度の夏祭りが近づいてきたある日、25年前に姿を消した父・六郎を探すためこの町を訪れたさつき。六郎のことを知るテキ屋の清太郎と出会うと、「祭りを取材したい」と嘘をつき、町を案内してもらうことに。ある日、ある日、実の父親に新しい家族がいることを知りました。怒りや悲しみの感情が抑えきれずに湧きだします。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
この映画のように25年間も同じ人に思いを馳せ続けるような機会に出会うことは人生であるのでしょうか?多くの人はないかもしれません。長い年月を経て再会したのなら、きっと真っ先に自分の想いを伝えたくなると思います。ですが、世の中には自分の想いを先に伝えるよりも、相手の立場を気遣って想いを口にしない方が良いこともあるのかもしれませんね。時間や場所の距離に関係なく、一人の人を想うことは、自分の内面に湧きあがるあらゆる感情と向き合えるのではないでしょうか。
上映中
脚本/監督:宅間孝行
配給:S・D・P
©2018映画「あいあい傘」製作委員会

『ばぁちゃんロード』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
高校時代からお互いを知り、漁師を目指す恋人の荒井大和から突然のプロポーズをされた田中夏海。大好きなばぁちゃんのキヨに結婚の報告をするため、久しぶりにキヨが生活する施設へと向かいます。足を骨折してしまったことで車いす生活を余儀なくされているキヨは、夏海からの結婚式への招待を断ります。キヨの返事とは反対に、子供の頃から見守っていてくれたばぁちゃんとバージンロードを歩きたい、と夏海の願いは募ります。家族やフィアンセからも賛同を得た夏海は、「ばぁちゃん散歩作戦」へと乗り出し、家族とともにゆっくりとキヨの気持ちをほぐしていきます。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
毎日忙しく過ごしている私たちは、一日に、ひと月に、一年にいったいどれくらい家族と触れ合っているでしょうか?今や核家族が当たり前になった日本において、時として小説や映画を通じて家族と触れ合うことの大切さやその温かさに気づかされることがあります。一年の終わりに大切な家族を誘って一緒にこの作品を観るのも良いかもしれませんね。
4⽉14⽇(⼟)より有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー
監督︓篠原哲雄
配給︓アークエンタテインメント
©2018「ばぁちゃんロード」製作委員会

洋画編

『ロング,ロングバケーション』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
文学教師だった夫ジョンはヘミングウェイを敬愛していました。50年以上連れ添ったボストンに住む70代の夫婦は、フロリダ・キーウェストにあるヘミングウェイの家を旅の目的に、ある朝突然バカンスに出かけます。一見すると、2人は楽しそうに機嫌良く旅に出たように見えますが、ジョンはアルツハイマーが進行しており、妻のエラは末期のガンを患っていました。2人にとってはこの旅が人生最後のバカンスとなります。悲しい現実を打ち払うように、2人の思い出に花を咲かせたり、結婚生活中の暴露話に驚きあったりして旅を進めるユーモアたっぷりで希望に満ちたストーリーです。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
誰しも終わりを迎える時が必ずやって来るのであるなら、最期は誰と過ごしたいですか?この映画の中の夫婦は、お互いにどれだけ年を重ねてどんな状況になっても、愛し合いながら暮らしていくことを素晴らしく感じさせてくれます。また、カーステレオから流れるジャニス・ジョプリンやキャロル・キングなどの往年の名曲も、若かりし頃の2人を想起させるように素敵な旅を演出しています。今そばにいる人を何十年後も大切にしたくなるような映画です。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
発売中
『ロング,ロングバケーション』
価格:¥3,800(税抜)
発売・販売元:ギャガ
© 2017 Indiana Production S.P.A.

『ベロニカとの記憶』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】

あらすじ

60歳を過ぎてカメラ店を経営しながら隠遁生活を送るトニーは、40年前のガールフレンドであるベロニカの母、セーラの訃報を見知らぬ弁護士からある日突然受け取ります。そこにはセーラがトニーに遺した遺品があると記されていました。セーラがトニーに遺したものは、トニーの学生時代の親友であるエイドリアンの日記でした。ベロニカとの再会を果たすことにより、トニーが記憶していた40年前の失恋の思い出と共に、若くして自殺したエイドリアンや初恋の秘密など過去の真実が明かされていきます。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
情報に溢れている今の時代は、誤った情報でもまことしやかに伝え聞いたら本当だと信じてしまいがちですね。自分にとって辛い情報を聞いたら、真実を確かめる前にフタをしてしまい、いつしか自分の中で都合の良い記憶として出来上がってしまうことは誰にでもあります。けれど、少しの手間と勇気を持って確かめれば、実は情報が間違っていたなんてこともあります。決して強くはない人間だからこそ、やってしまいがちな振る舞いに正面から向き合わされる映画です。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
発売中
ベロニカとの記憶 ブルーレイ & DVDセット
価格:4,743円(税抜)
販売・発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2016 UPSTREAM DISTRIBUTION, LLC

『いろとりどりの親子』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】

あらすじ

親からアイデンティティを否定された作家アンドリュー・ソロモンが、10年間かけておおよそ300組におよぶ親子を取材した上で書き綴ったノンフィクション本『FAR FROM THE TREE』。この話題作を、エミー賞受賞監督レイチェル・ドレッツィンがドキュメンタリー映画化した本作。ゲイや⾃閉症、ダウン症などの親とは“違う”性質を持つ6組のいろとりどりの親子が登場します。ドキュメンタリーが持つ説得力でもって、家族や幸せのかたちとは一体何なのか?を見つめる映画です。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
人は不幸のかたちは似ているかもしれません。けれど、家族や幸せのかたちはそれぞれで、決して定まったものではないと痛感させられる映画です。また、同時に「普通」とは一体何なのかを考えさせられます。作中の登場人物から発せられる言葉の重みに、わかっているつもり・知っているつもりが覆されるような、持っている価値観がまっさらになる映画です。
公開中
監督:レイチェル・ドレッツィン
配給:ロングライド
©2017 FAR FROM THE TREE, LLC

『レディ・バード』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
カリフォルニア州サクラメントにある片田舎のカトリック系の高校から、大都会ニューヨークにある大学へ進学を夢見るクリスティンが主人公です。彼女は自らを「レディ・バード」と呼び、ピンク色の髪の毛で自己主張をします。友達や彼氏、家族、そして自分の将来について悩みや希望を抱く日々を過ごします。一方で、都会に憧れる娘の将来を心配する母と娘の心温まるストーリーでもあります。17歳の少女の高校生活最後の1年間を、等身大の痛みや希望をぎっしりと詰め込んでユーモアたっぷりに描いている映画です。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
この映画のレディ・バードのように、自分の将来を夢見る甘酸っぱい少女時代をたまには思い返してみませんか?顔が赤くなるような思い出と再会したり、思い出から新たな発見が見つかったりするかもしれません。17歳はどこか特別感のある年齢とされますが、いくつになってもスペシャルな自分でいられるように歳を重ねたいですね。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
Blu-ray&DVD発売中
価格:3,990円(税抜)
発売元・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©2017 InterActiveCorp Films, LLC. All Rights Reserved.

『顔たち、ところどころ』

2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
◆あらすじ
「ヌーヴェルヴァーグの祖母」と呼ばれる映画監督アニエス・ヴァルダと若き写真家のJRの2人は54歳差もありましたが、ある日一緒に映画を作ることになりました。だんだん見えづらくなるアニエスの目とサングラスを決して外そうとしないJRのでこぼこコンビの旅の条件は、「計画をしないこと」です。偶然と奇跡がいつしか必然に変わるような情景や人々の顔が次々とフィルムに収められていきます。「JRは願いを叶えてくれた。人と出会い顔を撮ることだ。これなら皆を忘れない」とアニエスはつぶやきます。願いを叶えてくれたお礼にと、アニエスはJRにあるプレゼントをしようとします。才能と個性溢れる2人がフランスの田舎の村々に住む人々と触れ合いながら、旅を通じて一緒に作品を残していくコミカルで心温まるドキュメンタリー映画です。
2018年公開の映画で1年を振り返ろう。人生をみつめる珠玉の10選【邦/洋】
カメラという一つのメディアで、人々の日常に活力をもたらし、明るい未来へと変えていく作品です。お互いの個性に惹かれあい、年齢や性別を超えた友情は奇跡的な作品を生み出しました。雨が降った後の虹だとか、たまたま入ったお店が素敵だったとか、予定調和のものばかりでなく、日常の中のささやかな偶然を楽しめたら素敵ですね。
絶賛上映中
原題:Visages Villages
監督:アニエス・バルダ、JR
配給:アップリンク
© Agnès Varda - JR - Ciné-Tamaris - Social Animals 2016.

おわりに

いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した映画は、枠を超えた人と人のつながりや、心の触れ合いをテーマとした映画です。すでに観た作品もまだ観ていない作品も、一つの年が終わりをきっかけに改めてチェックしてみてはいかがでしょうか?人生において大切にしたいことや、心の中で大切に想っている人や事柄を再確認できるようなヒントが盛りだくさんです。
※この記事の情報は2018年12月時点のものです

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