１冊の本が新しい経験に導いてくれるかも
今回は、体験談をもとに書かれた本ばかりを集めてみました。くすっと笑えるものから真剣に考えさせられる本、可愛らしい絵本も揃っています。皆さんの気になる本がもし見つかればとっても嬉しいです！
旅する＆旅したい女子におすすめの本はこちらから
インドのイメージが変わるかも！ぷっと笑える「インドしぐさ事典」
インドに興味がある人もない人も、この１冊でインドに行きたくなること間違いなしです！インドの不思議を何とも憎めないイラストで面白く愛おしく紹介してくれます。
これさえ読んでおけば、インド人におなじみの謎のボディランゲージが分かるようになって旅がしやすくなりますよ。インドとの距離感がグッと近くなる、そして思い切り笑わせてくれる素敵な本です。
”出逢い”によって見えてくるものがある。考えさせてくれる本「家をせおって歩いた」
「自らのあり方とは？」そんな疑問から、発泡スチロールで作った家を背負って歩きながら旅をしていく一人のアーティストの、驚きのストーリーです。
全国各々で出会った方の敷地に住まわせてもらいながら絵を描いて過ごした369日間。その旅の中で感じた作者のいろんな苦悩・思い・気づきが詰まった本です。見知らぬ人と出会うことによって見えてきたものとは？何かに行き詰まりを感じている方におすすめしたい１冊です。
旅のトラブルさえも楽しんでしまいたくなる本「じぷしい繪日記」
こちらは、第一次大戦と第二次大戦の合間に、シベリア鉄道を使って旅をした作者の絵日記をまとめています。ヨーロッパ放浪の旅でおきた様々な出来事や経験を綴った珠玉の一冊です。
挿絵や文章中のきらりと光るユーモアやセンスに一気に引き込まれます。つい落ち込んでしまいそうな旅での苦労さえ、作者は楽しんでいるかのよう！自由気ままに旅を進める姿が印象的に描かれています。ガイドブックには載っていないようなエピソードもつまった旅本です。
改めて日本を旅したくなるかも。台湾男女3人組がお届けする「左京都男子休日」
台湾出身の男女三人組が、観光地ではない学生とカルチャーの街「京都・左京区」を彼ら目線で紹介してくれる１冊。台湾の若者たちの感性に触れつつ、日本との共通点、違いを楽しんでください。
また、「他国の視点からみた日本の姿」がとても興味深い１冊で、改めて日本の面白さや日本文化に興味を持つきっかけを与えてくれます。「海外もいいけれど日本をじっくり旅してみようかな」と思わせてくれるはずですよ。
旅する＆旅したい女子におすすめの絵本やマガジンはこちらから
これを読んで登山に行ったつもりに！「Oh!climb（オー！クライム）」
登山の旅に興味がある方にはぜひおすすめしたい本です。イラストレーター落合恵さんがやさしく描く物語の中に、さりげなく登山のいろはも盛り込まれています。
絵本なのであっという間に読めますし、手作り感のあるジャバラ折りの本は飾って置きたくなるくらい愛らしい１冊です！この本を読んだ後は、ぜひ友達や家族と一緒に登山などいかがでしょう？
１人時間の素敵な過ごし方を教えてくれる「1/f（エフブンノイチ） vol.6 -ひとりの時間-」
「ひとり時間を深めたい」と思う方におすすめなのが、こちらの1冊。本というより雑誌に近い体裁。人が最も心地よいと感じるゆらぎ「1/f(1/fエフブンノイチ)」がテーマになったリトルマガジンの第6号です。
柔らかいタッチで書かれていて、「ひとり時間」に秘められた可能性や豊かさについて考えさせてくれるでしょう。ひとり旅に出てみたい、自分を見つめ直したいと思っている方にもおすすめです。
さぁ、どこに行こうか？
気になる本はあったでしょうか？そして旅したい気分になれたでしょうか？
本は本当にたくさんの情報と考える力をくれます。今回紹介した本以外にも良書はいっぱい、ぜひ書店に足を運んで自分だけの１冊を見つけてみて下さいね。アドバイスとしては、「ピンッ！」ときた本はとりあえず読んでみることです。
皆さんにとって最高の旅本に出会えることを願っています！
旅と本は相性のいいコンビ。本は私たちの想像を掻き立ててくれて、行ったことのないところへと誘ってくれる力があります。また本は、自分が知らなかった旅先情報を教えてくれる、旅への不安をかき消してくれる存在でもあります。