北欧神話に触れたことはありますか?


北欧神話〈登場人物〉

北欧神話の主神「オーディン」

知識に貪欲で、策略や戦術に長けていて、自分の欲しいものは手段を選ばずに必ず手に入れるという傾向があります。神というより、強い王様といったイメージを持ちますね。
世界の始まりとなった「ユミル」

子孫のオーディンらに命を奪われ、世界の材料となってしまいます。世界のために犠牲になった、なくてはならない存在。映画『進撃の巨人』の登場人物のモデルにもなったと言われていますよ。
オーディンの息子。雷神「トール」

天候の神様とも言われ、農民の守護神にもなっていました。神々と巨人らの最終戦争ラグナロクでは、大蛇の宿敵のヨルムンガンと相討ちをして命を落とします。

オーディンの正妻「フリッグ」

深い愛を持ち、欲深い性格。英語で金曜日という意味の“Friday”の語源にもなっています。
変身能力に優れた「ロキ」
映画『アベンジャーズ』にも登場するロキは、どこか憎めない存在として親しまれています。
北欧神話を感じる〈観光スポット〉
街の名前は北欧神話に由来「デンマーク・オーデンセ」
伝説の女神ゲフィオン「デンマーク・ゲフィオンの泉」
まるで美術館のよう「ノルウェー・オスロー市庁舎」
世界遺産にも指定「ノルウェー・ウェルネススターヴ教会」
「スウェーデン・ルンド大聖堂」
北欧神話にまつわる〈映画〉
『キング・オブ・トロール〜勇者と山の巨神〜』
19世紀半ばのノルウェーが舞台の『キング・オブ・トロール~勇者と山の巨神~』。タイトルの通り、北欧神話の登場人物である魔物のトロールが登場します。童心にかえったかのような気持ちになり、ハラハラどきどきが止まらない作品です!
『ラグナロク〜オーディン神話伝説〜』
オーディン神話伝説を元に作られたノルウェー映画『ラグナロク~オーディン神話伝説~』。ノルウェーを舞台に、伝説の北欧神話を解明すべく考古学者のシーグルが立ち上がるファンタジーストーリーです。この映画を観れば、北欧神話をより身近な存在に感じるかもしれません。
『マスク2』
1994年、ジム・キャリー主演のヒット作『マスク』の続編です。北欧神話の最高神オーディンが登場する、笑いが止まらないコメディー映画です。大人から子供まで楽しむことができる、おすすめ映画ですよ♪
おすすめ〈書籍〉
北欧神話(P.コラム)
北欧神話を楽しく読みたい方や初めて北欧神話を読む方におすすめです。お子様にも読みやすい一冊になっているので、親子で一緒に読んでも楽しいですよ。
図解北欧神話(池上良太)
北欧神話の神々や巨人などを図解を用いてわかりやすく解説しています。北欧神話の物語そのものではなく、詳細を知りたいという方におすすめの辞書のような一冊です。
はじめての北欧神話(菱木晃子)
“小学生の低学年から1人でも読める”をテーマにした一冊。児童書として読書が苦手なお子様にも簡単に読んで頂けるように、理解しやすい言葉に置き換えられるなど工夫されています。北欧神話に興味を持つお子様にいかがでしょうか?
実は身近な北欧神話の世界!

デンマーク第3都市のオーデンセ。この地はデンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンの出身地としても有名です。実は、オーデンセの名前の由来は北欧神話のオーディンからきたもの。