定番からフュージョンまで、初心者でも聴きやすいフラメンコ音楽

1)磨かれた音に魅了される!フラメンコギターの名手たち

一人目は、日本を代表するこの方……。
沖 仁(おき じん)
♪「クラシック・メドレー」
聴きなれたあの曲がフラメンコに!
♪「スペイン」
シンプルなメロディラインが魅力
「カルメン」「アマポーラ」「禁じられた遊び」などスペインの楽曲を集めたベストは、シンプルに音楽の良さが伝わってきます。情景が目の前に広がるようで、情熱だけでなく穏やかな気持ちを誘う演奏です。
Tomatito(トマティート)
♪「Paseo De Los Castaños(パセオ・デ・ロス・カスターニョス)」
天才的なテクニックに引き込まれるはず
アルバム「Paseo De Los Castalos(パセオ・デ・ロス・カスターニョス)」に収められた同名曲は、胸の奥を目覚ませてくれるような軽快なギターが特徴的です。
2)固定概念を捨てて聴きたい「フュージョン・フラメンコ」

ROSALÍA(ロザリア)
多才な彼女は毎回曲調が異なり、最近ではラップ色がかなり強い曲もありますが、ベースにあるフラメンコ・サウンドはとても美しいものです。
♪「Di mi nombre(ディ・ミ・ノンブレ)」
切なさと躍動がミックスした一曲
アルバム「El Mal Querer(エル・マル・ケレール」に収録されている「Di mi nombre(ディ・ミ・ノンブレ)」は、フラメンコとポップステイストとの融合具合が絶妙です。
♪「De Plata(デ・プラタ)」
一人の女性に秘められた情熱があふれ出す
「De Plata(デ・プラタ)」は、哀愁に包まれつつ、力強い情熱がこぼれるフラメンコ・ソング。感情が交錯しだす夜には特に胸に沁みることでしょう。
3)偉大な歌姫&伝説のアーティスト
Estrella Morente(エストレージャ・モレンテ)
♪「Volver(ボルベール)」
自然と涙がつたってくるような哀愁を帯びた楽曲
ペネロペ・クルス主演のスペイン映画「ボルベール(帰郷)」の劇中で流れる同名曲は、エストレージャ・モレンテが歌っています。
余韻が耳にいつまでも残るほど強烈なインパクトのある歌声です。
Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)
♪「Entre dos aguas(エントレ・ドス・アグアス)」
色褪せない永遠の定番曲
パコ・デ・ルシアは数々の名曲を残していますが、代表曲の1つが「Entre dos aguas(エントレ・ドス・アグアス)」です。邦題は「二筋の川」。
魂を宿した音がスピーディに弾かれながら滑らかに流れていく至高の一曲です。
ありまのままの心にフラメンコ・サウンドを
人間味あふれるフラメンコサウンドを聴きながら、人生にやってくる変化を楽しんで。
「カノン」「エリーゼのために」「エル・ビート」「トルコ行進曲」と、クラシックの名曲をフラメンコ・サウンドに変えているメドレー。よく知っている曲だからこそ、すばらしい演奏とアレンジの面白さを存分に感じられます。