日常を描いたほのぼの映画に癒されよう♪

パターソン(2016)



この映画は派手なアクションシーンや驚きのストーリー展開もありません。ただただパターソンの何気ない日常を描いた作品。こんな時代だからこそ求められていた映画のように感じます。何もない普通の日常を送る主人公に共感しつつ、自分の普段の生活に気付きを与えてくれる映画です。
オンネリとアンネリとひみつのさくせん

オンネリとアンネリのおうちの前に突然できた「子供の家」。所長が決めた横暴な振る舞いや規則で支配され、子供たちは自由がなかった。ある日、子供の家から逃げ出してきた少年から話を聞いた彼女たちは“ひみつのさくせん”を決行することに――。

ファッションやインテリアなど、北欧ならではの色使いやセンスは観ているだけでキュンッとしてしまうはず。75分と短めの作品なので、気軽に観られます。1作品目からの成長ぶりにも驚かされます。何も考えずにとびきり可愛い世界観に浸れる、ゆるくてほのぼのとした素敵な作品です。
犬猫(2014)
中国に留学することになった友人の一軒家に留学期間中だけ住むことになったヨーコ。しかし、そこに彼氏と別れた幼馴染が転がり込んできてしまう。過去にあったある出来事が原因で仲があまり良くない2人の生活が始まって――。
映画のタイトルから犬と猫を描いたストーリーに思えますが、同居することになった女の子同士の友情や葛藤を丁寧に描写し、ドキュメンタリーのような感覚で観ることができる作品です。映画のテンポが程よく、ゆるくほのぼのとした気分で楽しめ、観賞後にタイトルの意味が理解できるはず。
天空の草原のナンサ (2005)

モンゴルの草原に住んでいる6歳のナンサ。ある日、子犬に出合って家に連れて帰ったが、父親に飼うことを反対されてしまい、彼女は父親に秘密にして飼うことにしたのだが――。

モンゴルの遊牧民一家の生活を淡々とドキュメンタリータッチで描いています。少女と子犬の交流は観ているだけでほっこり。モンゴルの自然や生活、文化などを映画を通して知ることができるのも◎ぼーっと観ながら癒しに包まれるような作品です。
西の魔女が死んだ(2008)
中学生になったまいは不登校になり、田舎にあるイギリス人のおばあちゃんの家に住むことに。“西の魔女”と呼ばれているおばあちゃんに魔女になるための修行を受けることになり、早寝早起きや料理、掃除など日々の生活の中でいろんなことを学ぶことに――。
映画の舞台となるおばあちゃんの家は、山梨県の清里高原に作られたんだそう。美しい自然やインテリアなどから、丁寧に生活する様子が窺えます。ほのぼのとした雰囲気が漂いながらも、まいが抱える心の痛みや“自分で決めること”の大切さなどを繊細に描いた作品でもあります。西の魔女の言葉がすっと心に入ってきて、大事な何かを教えてくれるような作品です。
何気ない日々を大切に過ごそう

ニュージャージー州で暮らすパターソンはバス運転手。毎朝、妻のローラにキスして、仕事に行って、終わったら家で妻と食事、愛犬の散歩…毎日、平凡な日々を送っている。そんな暮らしのなかで生まれた詩をノートに書き留めいて――。