なんとなく心寂しい秋に。ブランケットみたいにあたたかく寄り添う「本&音楽」12選

なんとなく心寂しい秋に。ブランケットみたいにあたたかく寄り添う「本&音楽」12選

ぐっと気温の下がる秋、なぜか心にひんやりとしたすきま風が吹いて、理由もなく虚しい気持ちになったり、寂しくなったりすることってありますよね。何をしてもどうにもならない時はセンチメンタルに浸る方法もありますが、試しにほんのり心温まる音楽や本にふれてみませんか?ちょっとしたきっかけで素敵な時間を過ごせたら、冷たい秋風だって悪くない、と思えるかもしれません。あたたかなブランケットのように心身をくるんでくれる「秋におすすめの音楽・本」をご提案します。2019年09月19日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
キーワード:
読書
音楽
小説
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秋はなんとなく、寂しい

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「なぜだかわからないけど、秋になるとなんとなく物寂しくなる」ということ、ありませんか。

人恋しい気分のときは友達を誘ってお茶したり、家族に電話をかけてみたりするのもいいけれど、予定も入れられない夜や日中の変な時間にすとんと寂しくなってしまうことだってありますよね。
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涼やかな気候のためか、落葉に心ひかれるためか、理由がわからないだけにどうしていいかわからない…そんなふとしたひとときのために、ブランケットみたいにほんのり心温まる本と音楽を集めてみました。

ブランケットみたいにあたたかい。おすすめの本&音楽12選

*5つの音楽*

1.Carole King「You've Got a Friend」

アルバム『Tapestry(つづれおり)』の中の1曲です。

「落ち込んでしまったり、うまくいかないことがあったりしたら、私を思い出して」と友達に語りかけるあたたかい歌詞と、飾りけなく素朴な歌声にほっこり。

2.青葉市子「月の丘」

どこかはかない世界観とそよ風のように柔らかな声が心に響きます。

やさしさの中にノスタルジーを感じる歌詞が、行きどころなく切ない気分にそっと寄り添ってくれるよう。

3.Novo Amor「Carry You」

Novo Amorによる柔らかで美しいオルタナフォークです。

この曲はNovo Amorが「5年前に行ったある場所」について表現したもので、ロマンティックにも感じられるほどの「懐かしさの表現」を試みたものなのだそう。

秋には自分にとって「ノスタルジーを感じる場所」を思い出してみるのも素敵ですね。

4.Billy Joel「Piano Man」

土曜日の9時のバーに集まってくるのは、昔懐かしい記憶に酔う老人や夢追い人たち。みんなは「ピアノマン、歌ってくれ」と言い、ひととき元気づけてくれる音に浸ります。

そんな情景が浮かぶ『Piano Man』ですが、歌詞の中に登場する人物たちにはそれぞれ実在の人物のモデルがいるそうです。

5.The Monkees「Daydream believer」

美しい奥さんを娶った幸せ者が朝の身支度をしながら考えたことが歌詞になっている、明るい名曲です。様々なアーティストにカバーされ続けてきました。きっとどこかで一度は耳にした事があるはず。

後半、全員がメンバーの合間を縫って押し合いへし合い、前に出ようとしながら幕を閉じるのもなんだかほほえましいですね。
*7冊の本*

1.『たんぽぽのお酒』レイ・ブラッドベリ

Photo by Matthias Cooper on Unsplash
出典:unsplash.com

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行く夏を惜しんで切ない気分を抱えている人に、夏をつめ込んだような詩的な1冊『たんぽぽのお酒』はいかがでしょうか。

1ページ目に1928年6月、12歳の少年の夏が始まり、最後のページでその夏は終わります。
Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash
出典:unsplash.com

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『たんぽぽのお酒』のことを「夏をつかまえてびんに詰めたのがこのお酒だ」とブラッドベリは書きましたが、この本はほんとに「たんぽぽのお酒」そのもの。

夏を見送りながら読んでみては。

2.『十月はたそがれの国』レイ・ブラッドベリ

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出典:unsplash.com

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ちょっぴりホラーなお話を読みたい方には、同じくブラッドベリの『十月はたそがれの国』もおすすめです。

こちらは後味「ほっこり」とはいかないかもしれませんが、ファンタジックで奇妙な詩情を感じる珠玉の短篇集であることは間違いありません。
Photo by Ehud Neuhaus on Unsplash
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収録されている短篇『びっくり箱』は、漫画家・萩尾望都によって『ウは宇宙のウ』でコミカライズされた作品の1つ。あわせ読みもおすすめです。

3.『ブルックリン・フォリーズ』ポール・オースター

Photo by timJ on Unsplash
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タイトルの「フォリーズ」とは「愚行」という意味なのだそう。

様々なあやまちをおかしながらブルックリンの街にたどりつく登場人物たちですが、彼らに注がれる主人公の眼差しはゆるくも温か。そのおかげで、客観的に見るととんでもない事件が起きている場面さえ、どこかユーモラスに読めてしまいます。

大人による大人のための物語を秋の夜長に♪

4.『トマシーナ』ポール・ギャリコ

Photo by Joey Huang on Unsplash
出典:unsplash.com

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物語に沈み込んで浮世の憂さを忘れたいなら『トマシーナ』をおすすめします。

母のない少女メアリ・ルーの飼い猫・トマシーナは、港で大けがをします。歩けなくなったトマシーナはメアリ・ルーの反対も空しく彼女の父に安楽死させられ、少女はたった1人の父親への信頼感も失ってしまうのでしたが……。

折々に挟まれる猫の視点もユニークなあったかファンタジーです。

5.『猫語の教科書』ポール・ギャリコ

Photo by Daniel Jensen on Unsplash
出典:unsplash.com

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かつて古代エジプトでは「神の化身」としてあがめられていた時期もあったという猫ですが、彼らはとかく人の思うままになりません。

「果たして人は猫を飼っているのか?飼われているのか?我々は猫にしもべとして使われているだけなのでは?」というかすかな疑いを抱いたことがある人もいるのではないでしょうか。
Photo by Paul Hanaoka on Unsplash
出典:unsplash.com

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『猫語の教科書』はその疑いを確信に変えてくれる1冊。

かわいらしい声や姿・気品のある佇まいで、「いかにして人間の家を乗っ取るか」を書いた猫による猫のための教科書です。

6.『しっぽちゃん』群ようこ

Photo by Sergio Teixeira on Unsplash
出典:unsplash.com

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猫・犬・鳥・亀……ペットと家族を巡る短篇を集めたあったかな1冊です。

時にかわいく時ににくたらしく、それでもやっぱりどこかにくめない、そんな家族とペットのすっぴんの付き合いはユーモラスでほほえましい!登場人物がそのあたりの家からひょいと顔を出してくれそうな親近感を覚えます。

7.『トムは真夜中の庭で』フィリパ・ピアス

Photo by Fiona Naughton on Unsplash
出典:unsplash.com

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夏休みの間、おじさんの庭なしアパートに預けられたトムは、夜の間だけ夢のように現れる美しい庭に魅せられ、毎夜そこを訪ねます。

おじさんもおばさんも知らないその庭には季節外れの花が咲き乱れ、不思議な1人の少女がいます。
Photo by Annie Spratt on Unsplash
出典:unsplash.com

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瞬く間に大人になっていく、彼女はいったい誰なのでしょうか?

「私たちはみんな、じぶんのなかに子どもをもっているのだ。」とピアスは書きました。
大人にとっても滲むような輝きを放つ、児童文学の傑作です。

秋の寂しさもいっときのこと

Photo by Laurice Manaligod on Unsplash
出典:unsplash.com

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暮れなずむ空の色やひんやりとした秋の空気が、何ともいえぬ寂しさを運んでくることもあるかもしれませんが、それもいっときのこと。すぐに冬がやってきます。
Photo by Kira auf der Heide on Unsplash
出典:unsplash.com

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秋の味覚も秋の寂しさも季節のもの。1人でじっくり味わって楽しんでみるのもいいかもしれません。時々寂しさがエスカートしてきたら、心にそっとブランケットをかけて。

よい秋をお過ごしください。

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