2011年に大学の軽音楽部の同級生で結成したココロオークション。“音楽を聴いてくれた人達のココロの価値が高まるように”という想いでバンド名がつけられたそう。関西の音楽コンテスト「eo Music Try 2011」でグランプリを受賞し、2012年に1stミニアルバム「TICKET」を発売しました。

ヨルシカは、コンポーザーのn-bunaさんとボーカルさんの2人組のアーティストです。2012年からn-bunaさんが一人でボカロPとして活動し、2017年にsuisさんとヨルシカを結成しました。“ヨルシカの音楽を先入観を持って聴いてほしくない”という想いから顔出しはしていません。一度聴くとまた聴きたくなる不思議な魅力を持っています。

suisさんの透明感のありながら芯を感じさせる声が印象的。キャッチ―でいて切なさのあるギターメロディーが美しく、夏を舞台にした文学的な世界観を堪能できます。ノスタルジックな雰囲気に包まれた、夏に聴きたくなる曲です。

夏の風景を思い起こさせる叙情的な歌詞と切なさを感じるメロディーが秀逸。背中をやさしく押してくれる言葉が心に響きます。粟子さんの包み込まれるようなやさしい歌声に癒されそうですね。

蝉時雨のMVは打ち上げ花火からはじまります。クラウドファンディングで短編映画を制作し、それをMVにした短編小説MVです。田舎で出会った少年と少女の姿を端々しく描いています。夏の幻、雨音、線香花火はストーリーが続いているので、ぜひ全4作のMVをチェックしてみてください。

軽やかでキャッチ―なメロディーとは対照的に愛を唄った重めな歌詞に心惹かれます。夏を唄った曲ではありませんが、ナカシマさんのリラックス感のあるハイトーンボイスが耳に心地良く、夏の匂いを感じられる曲です。メンバーが海の前で演奏、女性と猫が主役のMVもほのぼのとして魅力的。

2014年に結成されたサイダーガールは3ピースバンドで、2017年にエバーグリーンでメジャーデビューしました。シュワっと炭酸のようなすっきりとした爽やかな曲とバンド名から炭酸系バンドと呼ばれ、若者を中心に支持されています。

一度聴くとぐるぐると頭の中を漂う中毒性のある歌詞とメロディーが楽しい。Yurinさんのリラックスした声には、夏の暑さも吹き飛ばしてくれそうな軽やかさがあります。夏に歩きながら聴きたくなりますね。

下校中の女子高生が商店街を歩くMVになっています。MVに出てくる歌詞に合わせたゆらゆら、ぐるぐるとした“ゆらぐるダンス”も印象的で、一緒に踊りたくなってしまいます。ゆらぐるダンスの完全版のMVもあるので、練習して曲に合わせて踊ってみましょう♪

シンガーソングライター・平井大さんは2011年にハワイの「ホノルルフェスティバル」のイメージソングに選ばれたことが話題になり、デビューミニアルバム「OHANA」を発売しました。今年は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の主題歌に抜擢され、幅広い世代から注目を集めました。

slow&easyは、2018年8月の有料音楽配信認定でゴールド認定されました。ゆったりとしたメロディーにのせた“のんびりいこうよ”というシンプルな心に寄り添う言葉に励まされます。ウクレレのやわらかな音色とやさしくのびやかな歌声に癒されます。夏のドライブや海にぴったりの一曲です。