ストーリーを思い浮かべるのもよし、ただただ絵を眺めるだけでもよし、自由な気持ちで子どもも大人もみんなが楽しめる絵本の世界。今回は大人も子どもも一緒に楽しめる絵本をおすすめいたします！

タラブックスを代表するこの本「夜の木」。製本に至るまですべて手作業で行っているため発行部数に限りがあり、毎回すぐに完売してしまうというこちら。さらに時々表紙のデザインが刷新されてしまうため、マニアにはたまらない一冊です。

中央インドのゴンド民族に伝わる創造神話をモチーフした絵本。スピリチュアルな内容ではありますが、お子さまでもきっと楽しんでいただける美しい内容の絵本です。

10人に及ぶ民俗画のアーティストが集まって描かれた絵本。太陽と月をめぐる宇宙の物語と美しい詩的な世界が広がっています。

人間の心の成長をテーマに書き続ける作家、シャーロット・ゾロトウの作品。こちらは「自分がどこからきたのか」を題材にしたストーリー。

小さな赤ちゃんが大きくなり、お父さんと出会って結ばれ、そして私が生まれた。その私が今度は赤ちゃんを産む。いのちのつながりを美しい絵とともに感じさせられる一冊です。

クリスマスの本ですが、散りばめられた耳触りの良い美しい言葉はいつ読んでも癒されるこちらの絵本。日本を代表する絵本作家五味太郎さんの作品です。

クリスマスの前の晩、さまざまな場所でいろんなものたちがクリスマスを迎える準備をしている…。五味太郎さんならではのユーモアにあふれた言葉遊びが魅力です。クリスマスシーズンにはお部屋に飾りたくなる一冊でもあります。

講談社出版文化賞を受賞した佐々木マキさんのこちらの絵本は、とことんツイてないおじさんのお話。転んだり、なぜかマットが落ちてきたり…。

いろんなことが起きて身も心もへろへろになってしまったおじさんだけど、最後にはとっても素敵なギフトが待っている…読んだ後には誰もが幸せな気持ちになってしまう素敵な本です。

レオ・レオニ作の「スイミー」。ご存知の方も多いはず、こちらの絵本は1963年に出版され、世界中から愛されている名作絵本です。日本版では谷川俊太郎さんが和訳されています。

色彩豊かでのびやかな絵と、わくわくさせてくれるストーリーが魅力。「ぼくが、めになろう」のくだりは、読み手であるこちらも思わず背中を押してもらえるような勇気が湧いてきます。

ネフ社やクリエイティブ・プレイシングス社などの知育玩具で有名なデザイナー、フレドゥン・シャブールのよる絵本。

谷川俊太郎さんによる詩が綴られた絵本。まずはこの美篶堂による手製本による装丁の美しさに魅了されてしまいます。大人も子どもも手にするだけであたたかな気持ちにさせてくれる本です。

こちらも美篶堂による手製本の絵本。鳥取出身のイラストレーター、杉本さなえさんによる作品集です。あたたかみのある造本にどこかノスタルジックさを感じさせる不思議なイラスト。大人の方におすすめの繊細な世界観を楽しめる絵本です。