海からの贈りもの。『シーグラス』 ってどんなもの？
『シーグラス』とは海辺や大きな湖の湖畔で見つけることのできるガラス片のこと。まるで宝石のような美しさを放ちます…。
どこかで捨てられたガラス瓶が長いあいだ波に揉まれることによって、ガラス片の角が取れ、だんだん丸みを帯びてきます。また、透明感もなくなり曇りガラスのようななんともいえない風合いに！いま、このシーグラスを使ってハンドメイド作品を作る人が増えているんです。
シーグラスを探しに出掛けませんか？
シーグラスは、浜辺や大きな湖の湖畔で見つけることができます。たとえばこんな風に海の砂浜など、砂利に混じってシーグラスが落ちているんです。
岩場など、小石と一緒に落ちていることが多いんだそう。砂の表面に出ていないこともあるので、熊手やシャベルを使って少し掘り返してみて下さい。お散歩がてら、シーグラスを探しに出掛けてみませんか？
シーグラスを使って、『ワックスオブジェ』を作ってみよう！
まあるくきれいなシーグラスを使って、「ワックスオブジェ」を作ってみませんか？チョコレートのようにかわいらしく、そのまま飾るのはもちろん、紐を通して吊るしておくだけで、おしゃれなインテリアに♪
チョコ風・ワックスオブジェの作り方
・キャンドル（色付きのものなど）
・シーグラス
・小さな貝殻
・紙コップ
①紙コップを、底から3cmほどの高さを残して、切り取っていきます。
②キャンドルを溶かします。先ほどの紙コップに蝋を流し、ピンセットを使ってシーグラスや貝殻を置いていきます。このとき、火傷をしないように気を付けて！
③蝋が固まったら、このようにゆっくりと紙コップを外していきます。凸凹しているところは、カッターを使って滑らかに整えてあげて下さい。
④ワックスバーのようにオブジェを吊るしたい場合、蝋が固まる直前に爪楊枝などで穴を開けます。取り出してリボンや紐を通せば完成です！
『シーグラス』で作る、こんな素敵な作品たち
夏にぴったり！さわやかなジェルキャンドル。耐熱ガラスに座金をセットし、シーグラスをセッティング。溶かしたジェルワックスを流し込めば完成です。
こちらはプリンのカップを使って作る、キャンドルホルダー。シーグラスをカップの表面に接着し、隙間を紙粘土で埋めていきます。ゆらゆらと揺れる炎がシーグラスに映り込み、幻想的な空間に。
厚紙にシーグラスや貝殻を貼り付けるだけで、こんな素敵なアッサンブラージュ（立体作品）に♪
シーグラスを使って、アクセサリーをハンドメイドするのも素敵！想いのままに色を付けたり、模様を描き入れたり…。世界にひとつのピアスを作ってみませんか？
『シーグラス』のおしゃれな使い方も
ガラスの給水器の受け皿にシーグラスを。ちょっとした工夫ですが、さわやかな雰囲気を演出してくれる使い方ですね！
透明感のあるシーグラスの底に紙を貼りニスを塗れば、おしゃれな箸置きに。シーグラスの個性を楽しみながら、その日の気分で使い分けるのもよさそう♪
シーグラスや貝殻を植物に見立ててハーバリウム（植物標本）として使ってみるのも◎保存瓶の中には、シリコンやハーバリウム専用のオイルを入れましょう。
ドリームキャッチャーにシーグラスを付けるアイデア。きらきらと光を取り込み、お部屋を美しく彩ってくれます。
『シーグラス』で作る、おしゃれな暮らし
海からの贈りもの『シーグラス』を使ったアート作品やハンドメイド小物をご紹介しました。長い時間を掛けて作られる自然の恵みを取り入れて、暮らしにおしゃれな彩りを添えてみませんか？
海辺や大きな湖の湖畔で見つけることのできるガラス片『シーグラス』。曇りガラスのような繊細な美しさは、まるで海からの贈りもののよう。そんな『シーグラス』を使った作品や、自分でも簡単に作れる小物をご紹介します。