世界に誇る建築家。今こそ訪れたい国内で見れる『安藤忠雄建築』9 選

世界に誇る建築家。今こそ訪れたい国内で見れる『安藤忠雄建築』9 選

独学で歴史的な⽇本の建築を学び、コンクリート打ち放しという技法を⽤いて、世界的に活躍を続ける安藤忠雄⽒。先日から、六本木の国立新美術館で“挑戦”と銘打った大きな展覧会が始まりました。今回は、展覧会でも紹介されている中から、国内で見ておきたい『安藤忠雄建築』をご紹介していきます♪ 2017年11月04日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
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アート
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建築
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国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展-挑戦-

会期 2017年9月27日(水)〜 12月18日(月)
先日から、六本木の国立新美術館で安藤忠雄氏の大きな展覧会が始まりました。
安藤氏の建築作品を6つにカテゴライズして紹介しています。初期の頃の小ぶりな個人住宅から、現在進行中の大型プロジェクトまでを模型や動画で見ることが出来ます。

「この展覧会は、回顧展ではない。これからが始まりや!」とおっしゃる安藤氏。
展示会でも紹介されている、訪れてみたい国内の建築を9作品を“光” “余白の空間” “場所を読む”のカテゴリー別にご紹介していきます。

先日から、六本木の国立新美術館で安藤忠雄氏の大きな展覧会が始まりました。
安藤氏の建築作品を6つにカテゴライズして紹介しています。初期の頃の小ぶりな個人住宅から、現在進行中の大型プロジェクトまでを模型や動画で見ることが出来ます。

「この展覧会は、回顧展ではない。これからが始まりや!」とおっしゃる安藤氏。
展示会でも紹介されている、訪れてみたい国内の建築を9作品を“光” “余白の空間” “場所を読む”のカテゴリー別にご紹介していきます。

光 LIGHT

極限までそぎ落とされたようなシンプルな造形。その無地の「カンヴァス」に光や風といった自然の息吹が映し出されることにより、安藤忠雄の目指す空間が生まれます。
出典:安藤忠雄展−挑戦− 国立新美術館開館10周年|会場構成

原寸大「光の教会」

展覧会の目玉は「光の教会」。原寸大の美しいコンクリート打放しを中庭に再現しました。迫力を体感して下さい。
本物は十字の部分にガラスが入っていますが、安藤氏自身が理想とする“自然と向き合う建築”ということでガラスは入っていません。本物以上に、安藤氏の世界観を感じられることでしょう。

展覧会の目玉は「光の教会」。原寸大の美しいコンクリート打放しを中庭に再現しました。迫力を体感して下さい。
本物は十字の部分にガラスが入っていますが、安藤氏自身が理想とする“自然と向き合う建築”ということでガラスは入っていません。本物以上に、安藤氏の世界観を感じられることでしょう。

こちらの側面は、本物では見ることが出来ないはず。
増築申請の確認申請もとり、展覧会終了後は解体して移転させるそうです。7000万円もかけたという仮設建築、一見の価値はあります。

こちらの側面は、本物では見ることが出来ないはず。
増築申請の確認申請もとり、展覧会終了後は解体して移転させるそうです。7000万円もかけたという仮設建築、一見の価値はあります。

「光の教会」 茨木春日丘教会

大阪茨木市、人々のよりどころとして生き続ける教会。
人に使われてこそが建築の本来のあり方です。時の経過とともに人々に親しまれ味わいを増す空間。見学には予約が必須です。HPでご確認下さい。
出典:www.flickr.com(@jacob jung)

大阪茨木市、人々のよりどころとして生き続ける教会。
人に使われてこそが建築の本来のあり方です。時の経過とともに人々に親しまれ味わいを増す空間。見学には予約が必須です。HPでご確認下さい。

「水の教会」

北海道、中央山岳部のトマムにある「水の教会」。豊かな自然を切り取り、日常から非日常へ誘うアプローチ、突如現れる水面に浮かぶ十字架…心静かに祈りの空間へと導きます。安藤建築が、ランドスケープを意識する転換点となった意味深い作品です。
現在は、ラグジュアリーなサービスで定評がある「星野リゾート」が運営するようになり、幻想的な演出が楽しめます。結婚式を行うため、見学時間や季節が限られますのでHPでご確認を。
出典:

北海道、中央山岳部のトマムにある「水の教会」。豊かな自然を切り取り、日常から非日常へ誘うアプローチ、突如現れる水面に浮かぶ十字架…心静かに祈りの空間へと導きます。安藤建築が、ランドスケープを意識する転換点となった意味深い作品です。
現在は、ラグジュアリーなサービスで定評がある「星野リゾート」が運営するようになり、幻想的な演出が楽しめます。結婚式を行うため、見学時間や季節が限られますのでHPでご確認を。

余白の空間 VOID SPACES

自らを「都市ゲリラ」と称した安藤忠雄が、都市において一貫して試みてきたのは、意図的に「余白」の空間をつくりだし、人の集まる場を生み出すことでした。
出典:安藤忠雄展−挑戦− 国立新美術館開館10周年|会場構成

「司馬遼太郎記念館 」

大阪府東大阪市にある「司馬遼太郎記念館」。
⾼さは11メートルに及ぶ6万冊を収蔵した壁面書架、繊細な形状や色調で作られたステンドグラスにより、司⾺遼太郎⽒の世界観を表現している。
ここは「見る」というよりも、「感じる」「考える」空間。「余白」が創り出す神秘性を感じます。
出典:

大阪府東大阪市にある「司馬遼太郎記念館」。
⾼さは11メートルに及ぶ6万冊を収蔵した壁面書架、繊細な形状や色調で作られたステンドグラスにより、司⾺遼太郎⽒の世界観を表現している。
ここは「見る」というよりも、「感じる」「考える」空間。「余白」が創り出す神秘性を感じます。

司馬遼太郎氏が愛した雑木の茂る庭から、記念館に誘う小道。建築へのアプローチの美しさも魅力ですね。
出典:

司馬遼太郎氏が愛した雑木の茂る庭から、記念館に誘う小道。建築へのアプローチの美しさも魅力ですね。

「表参道ヒルズ」

東京は表参道、同潤会青山アパートの跡地に建つ「表参道ヒルズ」。以前の建物の記憶を再現しつつ、ケヤキ並木の高さを超えずに共存を実現した建築。
ワクワクする空間を創り出す安藤氏の商業施設は、気軽に見学・利用できて◎
出典:

東京は表参道、同潤会青山アパートの跡地に建つ「表参道ヒルズ」。以前の建物の記憶を再現しつつ、ケヤキ並木の高さを超えずに共存を実現した建築。
ワクワクする空間を創り出す安藤氏の商業施設は、気軽に見学・利用できて◎

かつての中庭をイメージした吹抜け広場は、まさに都市の「余白」。安藤氏が意図する、明確な機能を持たず、人々が立ち止まり、ほっと一息つける空間です。
出典:

かつての中庭をイメージした吹抜け広場は、まさに都市の「余白」。安藤氏が意図する、明確な機能を持たず、人々が立ち止まり、ほっと一息つける空間です。

「21_21 DESIGN SIGHT 」

東京ミッドタウン内にある美術館。周囲のランドスケープと「折り紙」のような建築とが一体化して美しい。
出典:

東京ミッドタウン内にある美術館。周囲のランドスケープと「折り紙」のような建築とが一体化して美しい。

エントランスから、地下にあるギャラリーへ導く空間はまさに「余白」。
出典:

エントランスから、地下にあるギャラリーへ導く空間はまさに「余白」。

場所を読む READEING THE SITE

大自然に包まれた立地での安藤建築が登場するようになったのは、1980年代末からでした。以降、世界各地に美しくも力強い、安藤建築による風景がつくられていきます。一貫するテーマは、周辺環境と一体化して、その場所の個性を際立たせるような建築です。
出典:安藤忠雄展−挑戦− 国立新美術館開館10周年|会場構成

「直島プロジェクト」の空間インスタレーション

今回の展覧会で、大きな展示室の中央に作られた楕円形の空間で紹介される「直島プロジェクト」。
瀬戸内海に浮かぶ香川県直島を「自然あふれるアートの島」として再生するプロジェクトです。安藤氏は、1980年末から30年以上関わり続け、7つの建築を完成させました。

今回の展覧会で、大きな展示室の中央に作られた楕円形の空間で紹介される「直島プロジェクト」。
瀬戸内海に浮かぶ香川県直島を「自然あふれるアートの島」として再生するプロジェクトです。安藤氏は、1980年末から30年以上関わり続け、7つの建築を完成させました。

「ベネッセハウス(ミュージアム)」

直島での第一作目「ベネッセハウス」は、宿泊施設を持つ滞在型の美術館です。美しい瀬戸内海の景色と見事に融合した建築。
出典:

直島での第一作目「ベネッセハウス」は、宿泊施設を持つ滞在型の美術館です。美しい瀬戸内海の景色と見事に融合した建築。

エントランスの吹抜け空間は、来訪者を優しく迎え入れてくれます。
出典:visualhunt.com

エントランスの吹抜け空間は、来訪者を優しく迎え入れてくれます。

海を眺めながらの朝食。優雅な時間をすごせます。
出典:

海を眺めながらの朝食。優雅な時間をすごせます。

「地中美術館 」

直島の景観を損なわないように、地中に埋められた「地中美術館」。 こちらには、「クロード・モネ」「ウォルター・デ・マリア」「ジェームズ・タレル」と⾔った世界的に有名な3⼈の芸術家の作 品が恒久的に展⽰されています。
出典:

直島の景観を損なわないように、地中に埋められた「地中美術館」。 こちらには、「クロード・モネ」「ウォルター・デ・マリア」「ジェームズ・タレル」と⾔った世界的に有名な3⼈の芸術家の作 品が恒久的に展⽰されています。

こちらは、ウォルター・デ・マリアの作品「タイム/タイムレス/ノー・タイム」 。
作品はいつ訪れても同じものですが、自然光が作り出す“光と影”の演出は、その瞬間だけの美しさです。
出典:www.flickr.com(@準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia)

こちらは、ウォルター・デ・マリアの作品「タイム/タイムレス/ノー・タイム」 。
作品はいつ訪れても同じものですが、自然光が作り出す“光と影”の演出は、その瞬間だけの美しさです。

「真言宗本福寺水御堂」

兵庫県淡路島、大阪湾を見下ろすの小高い丘にたつ寺院「真言宗本福寺水御堂」。
出典:www.flickr.com(@準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia)

兵庫県淡路島、大阪湾を見下ろすの小高い丘にたつ寺院「真言宗本福寺水御堂」。

釈迦の姿を象徴する「蓮」の池を屋根として、その下に御堂が造られています。
出典:

釈迦の姿を象徴する「蓮」の池を屋根として、その下に御堂が造られています。

鮮やかな朱色の格子に囲まれた幻想的な御堂。西日が差し込む夕暮れ時は、この世のものとは思えぬ光景となるそうです。
出典:visualhunt.com

鮮やかな朱色の格子に囲まれた幻想的な御堂。西日が差し込む夕暮れ時は、この世のものとは思えぬ光景となるそうです。

「兵庫県立美術館 」

兵庫県神戸市の臨海部に作られた美術館「兵庫県立美術館」は、前面の海に接する「神戸市水際公園」と、発注者が異なる計画を安藤氏により一体として設計されました。
出典:visualhunt.com

兵庫県神戸市の臨海部に作られた美術館「兵庫県立美術館」は、前面の海に接する「神戸市水際公園」と、発注者が異なる計画を安藤氏により一体として設計されました。

美術館自体が美しくアート空間になっています。こちらの「円形テラス」は、美術館のシンボルとして、地下の駐車場、1階エントランスホールとギャラリー棟や2階の屋外スペースを結んでいます。
出典:www.flickr.com(@Xiaojun Deng)

美術館自体が美しくアート空間になっています。こちらの「円形テラス」は、美術館のシンボルとして、地下の駐車場、1階エントランスホールとギャラリー棟や2階の屋外スペースを結んでいます。

「その場所にしかできない建築」として、その場所に息づき風景に溶け込むために、作り手としての責任を果たしていく安藤氏。こちらは「神戸市水際公園」。
出典:

「その場所にしかできない建築」として、その場所に息づき風景に溶け込むために、作り手としての責任を果たしていく安藤氏。こちらは「神戸市水際公園」。

コンクリートの魔術師“安藤忠雄”

コンクリートという無骨で無機質な素材を使い、光や風を取り入れた美しい空間を創り出す安藤忠雄氏。建物で主張するのではなく、場所を読み解き、その場にふさわしい建築を作り出していく姿勢は見るものに感動を与えます。
出典:visualhunt.com

コンクリートという無骨で無機質な素材を使い、光や風を取り入れた美しい空間を創り出す安藤忠雄氏。建物で主張するのではなく、場所を読み解き、その場にふさわしい建築を作り出していく姿勢は見るものに感動を与えます。

繊細で美しい『安藤忠雄建築』訪ねてみませんか?
出典:

繊細で美しい『安藤忠雄建築』訪ねてみませんか?

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