ジャズを聴きながら、お洒落な夜を。
トランペット
Chet Baker & Paul Desmond- Autumn Leaves
チェット・ベイカーはアメリカのトランペット奏者。ポール・デスモンドはアメリカのサックス奏者。ともにウエストコーストジャズを代表するミュージシャンで、「Autumn Leaves」はアルバム「Together」に収められた曲です。2人が共演を果たしたのは意外にも晩年になってからでしたが、抜群のコンビネーションを発揮し、心地よいサウンドに仕上がっています。
Miles Davis - All of You
マイルス・デイヴィスはアメリカのジャズトランぺット奏者。日本では「ジャズの帝王」と呼ばれることもあります。ジャズトランぺッターと聞いて、まず彼のことを思い出す方も多いのではないでしょうか。
Lee Morgan - The Sidewinder
リー・モーガンはアメリカのジャズトランペット奏者。子供のころから神童と呼ばれ、早熟の天才と呼ばれることもあったそうです。大胆で破天荒なプレイが特徴の彼でしたが、33歳の若さでこの世を去りました。
サックス
John Coltrane -My Favorite Things
ジョン・コルトレーンはアメリカのサックス奏者。長い間無名だったために第一線で活躍したのは10年ほどと短いのですが、「20世紀のジャズの最大の巨人」と呼ばれているそうです。演奏にソプラノサックスを取り入れたことで、以降のジャズサックス奏者にも影響を与えました。
Dexter Gordon -Blue Bossa
デクスター・ゴードンはアメリカのテナーサックス奏者。1960年代初頭から70年代中ごろまではフランスやデンマークを拠点に活動していました。すごく有名というわけではありませんが、伸びやかでダイナミックな音と独特のリズム感が特徴です。
Wayne Shorter - Black Nile
ウェイン・ショーターはアメリカのサックス奏者。現在でも第一線で活躍し、グラミー賞も受賞しています。アート・ブレイキー率いるザ・ジャズメッセンジャーズやマイルス・デイビスクインテットにも所属していました。現代のジャズに多大な影響を与える偉大なミュージシャンです。
Paul Desmond & Gerry Mulligan Quartet- All The Things You Are
ジェリー・マリガンはアメリカのジャズミュージシャン。ジャズ界においては数少ないバリトンサックス奏者であり、ピアニストでもあります。柔らかくて温かみのある低音が心地よく響き、バリトンサックスの魅力を余すところなく伝えてくれます。
トロンボーン
J.J. Johnson - Just Friends
J.J. ジョンソンはアメリカのトロンボーン奏者。モダンジャズ時代のトロンボーン奏者の第一人者で、世界で最も有名なジャズトロンボーンプレーヤーです。「J.J」といえば彼を指すほどに有名な存在でもあります。
ドラムス
Art Blakey & the Jazz Messengers - Moanin'
アート・ブレイキーはアメリカのジャズドラマー。当初はピアニストでしたが、ドラマーに転向し、ザ・ジャズメッセンジャーズを結成しました。このバンドからはトランペットのリー・モーガンやサックスのウェイン・ショーターなど著名なジャズメンが巣立っています。また、彼は親日家でもあり、何度も来日し、自分の息子に「Taro(太郎)」と名付けるほど日本が好きだったそうです。
ピアノ
Herbie Hancock - Maiden Voyage
ハービー・ハンコックはアメリカのジャズピアニスト。1960年代から現代においても第一線で活躍しています。時代と共に変化する彼の音楽は、常に最先端の新しい物を取り入れ、世界中のミュージシャンに影響を与えています。
Bill Evans - Waltz For Debby
ビル・エヴァンスはアメリカのジャズピアニスト。ドビュッシーやラベルなどのクラシックの印象主義から影響を受けた和音の構成、多彩なアレンジ、優美なピアノタッチはハービー・ハンコックなど多くのピアニストに影響を与えました。
お気に入りの曲は見つかりましたか?
JAZZは、実は耳に心地よくてリラックスできるものがたくさん。
テレビを消して、灯りを暗くして、素敵な夜をお過ごしください。
いつものようにテレビを見ながらご飯…。これも悪くはないけど、たまにはおうちをおしゃれなジャズバーの雰囲気にして食事をしてみるのはどうでしょう?
でも“何を聴いたら良いかわからない…”という方のために、ジャズのスタンダート曲を中心に、楽器別でセレクトしてみました。演奏は有名な方ばかりなので聴きごたえがありますよ!