ファッション好き、映画好きには待望の一作！１年１本間隔で新作を公開するウディアレン監督。
どれも素晴らしく、ファンを魅了しつづける監督です。日本で封切りになった最新作CAFE SOCIETYをご紹介♪

もっと刺激的で、胸のときめく人生を送りたい。漠然とそんな願望を抱いたニューヨークの平凡な青年ボビーがハリウッドを訪れる。時は1930年代、この華やかなりし映画の都には、全米から明日の成功をめざす人々が集まり、熱気に満ちていた。映画業界の大物エージェントとして財を築いた叔父フィルのもとで働き始めたボビーは、彼の秘書ヴェロニカ"愛称ヴォニー"の美しさに心を奪われる。ひょんな幸運にも恵まれてヴォニーと親密になったボビーは、彼女との結婚を思い描くが、うかつにも彼はまったく気づいていなかった。ヴォニーには密かに交際中の別の男性がいたことに……。(公式HPより)

本新作のカフェソサエティは、今までのウディ・アレン映画の中でも
豪華な仕上がりとなっているんではないでしょうか。
各界が注目した衣装部門においては、
世界のシャネルが全面協力したと日本公開時前から話題でしたね。
そして今回は撮影監督として迎えられたのは
ヴィットリオ・ストラーロ。光の魔術師でもあり彼の撮る作品は、
ワンシーンワンシーンにハッとさせられる光の使い方。
地獄の黙示録、レッズ、ラストエンペラーが代表作ではないでしょうか。
そんなヴィットリオ・ストラーロ監督と、
ウディ・アレン監督の初コラボは映画ファンには必見のコラボレーションでした。

どこのシーンを切り取ってもとろけるような
甘い大人のカットばかりが並び、つぎつぎと流れていく時間。
そんな素敵な映画、カフェソサエティでは
全シーンにわたりベースカラーがイエローゴールドで統一されています。
衣装はもちろん、建物、小道具、夕陽の色、影のコントラストなど
イエローゴールドの色がとても印象的。

ベースカラーに濃淡をつけて映し出すことで、
お話の時間軸に差があっても統一感が生まれ、
１人の若者がビターな大人への成長物語とわかりやすく観ていられるのが
よくわります。

失って初めて気づく大切さ、
何度も何度も失敗するのに、また失敗する人間の愛すべき不器用さ
何が起こるかわからない。小さなところでたくさん起こる悲劇的ハプニング！
それがくすくすと笑えてしまうウディ・アレン監督の映画。

そんなカフェソサエティは只今全国で公開中！
でも大人向けだからなのか、公開期間が短めで夜遅い時間というのが
ウディアレン監督映画の付きもの。

素敵な映画を観たあとは、ヒロインみたいなお洋服が着たい！と思わせてくれますね♪今回はイエローゴールドの世界に少しでも長くいられるようなお洋服たちを紹介♪

精力的に活動するウディ・アレン監督。そんな監督は88歳！こんなロマンチックな映画を撮り続けられるいわば天才です。でも全く、威張らない軽い感じや知的さ、皮肉、気まじめ感…この監督にしか出せない世界がたっぷりと堪能できる一本です。ウディ・アレン見たことないんだよ。という方、初めてみる作品にカフェ・ソサエティはもってこいです！おひとり様でも、デートでも。あ、でも恋愛経験アリな大人が観るにふさわしい映画♪ぜひ大きな画面で大きな音と共に、映画カフェソサエティの世界に
入り浸ってくださいね♪
映画館に急げ♪