
筆ペンで書ける!年賀状に使えるアイデア集
文字で彩ってみよう

和やかな文字に可愛いイラストを添えて。

カラフルな色使いでゆるかわなイラストに。
上から色をにじませよう

色のニュアンスが特徴的なにじみを使って、世界に一枚だけの年賀状を。印刷では出せない鮮やかな色も素敵です。
植物を描いてみよう

実際の植物を描いてみると細やかな天然の美しさに驚かされることも。自然のリズムに決まりはなく、表現したいリズムが画面にぴったりはまったときのうれしさといったら...描くことは発見の連続でもあります。
縁起の良い植物、お正月の飾りなど、福々しいモチーフなら年賀状にもぴったり!

つい飾りたくなるような素敵なイラストに仕上げて、年賀状として送ってみたいですね!
あなたらしいイラストを描いてみよう

おしゃれなイラストレーションにも筆ペンが活躍。わずかなムラや、繊細なグラデーションもパレット要らずでささっと描き始められます。
年賀状らしく仕上げなくてはならない決まりはありません。お正月間ゼロのイラストになってしまっても、あなたらしさをたくさん詰めこめば、気の利いた近況報告になりますよ。
筆ペンイラストに使えるちょっとしたテクニックをご紹介

普通に塗っただけだとのっぺりしがちな椿のイラストも、水を染み込ませたティッシュで拭ったり、一部分だけ水や他の色の筆ペンで重ねたりすると華やぎが加わりアクセントになります。
たらしこみ
紙に水やインクを塗り、上からインクを乗せると二色がぼかされつつ混じっていきます。インクの濃度によって混ざり方が変わるので試しながら書き進めましょう。
塩をふる
水とインクを多めに塗り、上から塩を振ると、塩粒を中心に繊細な模様ができます。
グラデーション
二色の間で徐々に変化するグラデーション。インクの伸びが良い筆ペンなら、筆ペンの先に他の色をつけて書いたり、すでに塗ってある色の上から筆を滑らすだけで綺麗なグラデーションを作ることができます。(著者撮影)
普段イラストを描く人も描かない人にも。おすすめの筆ペン
・太い線、細い線を自在に描ける
・にじみやかすれを楽しめる
・色を選べる
・普段使っているぺんと同じ感覚で使える
それでいて、竹ペンや色鉛筆、ロットリングやエンボスなどとも相性が良く、プロも満足できる拡張性の高さも魅力です。
色よし、にじみよしの和カラー筆ペン「彩」
全20色、日本の美しい言葉を摘み取って選んだような、見ていて心が弾む色名がずらり。ぼかしやすい反面、細くシャープな線を描くのにはちょっと気を使うのですが、同じシリーズから出ている「極細毛筆【彩】ThinLINE」は細い線がひきやすく、乾くと耐水性になるので縁取りや線描きにぴったり。ペンではなかなか見つからない「檜皮色」「水浅葱」など渋めの和カラーがあるのもポイント。
老舗画材メーカーの水彩絵の具みたいな筆ペン
色数は36色、水彩絵の具と混ぜてもきれいに重なるので、併用するのもオススメです。缶ケース・パッケージはシンプルながらおしゃれ。置いて眺めて嬉しくなる一品です。
ステーショナリーとしてもコスパ抜群!呉竹の「リアルブラッシュ」
ぺんてるのベストセラー筆ペン「Art brush」はカラーも優秀
水濡れが気になるときは
また、色味が少しあせたり、変色することもあります。気になる方は試し吹きを。
さっと描けて気持ちが伝わる筆ペンで描く年賀状、いかがでしたか?
年賀状は面倒臭い、同じ内容ばかりで飽きてしまうなど、つい義務的になりがちな作業ですよね。けれど、気の置けない間柄の人や特別な感謝の気持ちを伝えたい時には、手書きで書くとあなたの心の温かみがちゃんと伝わりますよ。さぁ、あなたも今年は筆ペンを使って世界に一枚の素敵な年賀状を作ってみませんか?(著者撮影)
筆のしなりを生かした強弱のある線がリズミカル!描いている時の即興的な楽しさが伝わる、筆ペンを使った楽しい年賀状たち。落款もポイント!