楽しい思い出のひとつ、なつかしいプラバン
「プラバン」って?
手ごろで豊富な「プラバンの種類」
透明プラバン
白プラバン
白プラバンは、透明プラバンに比べると艶がなくマットな質感を楽しめるので、大人のアクセサリー作りに向いています。
透明プラバンのように透かして下絵をなぞることが難しいですが、ライトテーブルのように下から光を当てて写す方法もあります。
フロスト(半透明)プラバン
フロストプラバンの特徴は、クレヨンや水性ペン、色鉛筆などが使用できるところ。グラデーションなどの表現の幅が広がります。大人に似合うアクセサリーを作るのにおすすめです。
夜光プラバン
夜光プラバンは光を反射する仕組みになっているので、夜道を歩くことが多い方や子ども用のキーホルダーとして使う方が多いようです。
100均で売られていることも◎
いま、プラバンのアクセサリーなどが人気です
用意する道具と材料
・色付けに必要なペン類(油性ペンが基本。プラバンの素材によって使える画材は異なります。)
・ハサミまたはカッター
・トースターやオーブンなどのプラバンを焼くもの
・アルミホイルまたはクッキングシート
・辞書や百科事典などの厚い本
その他
・アクセサリーやキーホルダーなどの作るものに合わせた金具
基本のプラバンの作り方
①プラバンに好きな絵を描いていく

絵を描くのが苦手な人は、イラストの上にプラバンを置いてなぞっていくだけできれいに描くことができます。プラバンは熱を加えることで伸縮作用が働くアイテムです。その加減を考慮しながら絵を描いていくととてもきれいに仕上がりますよ。
②はさみでプラバンをカットする

プラバンをはさみやカッターを使ってカットしていきます。
キーホルダーやアクセサリーにしたい方は、この時点で穴を作っておくとあとから作業がラクになります。
③トースターやオーブンで加熱していく

次は加熱の作業です。プラバンの面を点で支えられるように、アルミホイルをくしゃくしゃにしてから敷くと加熱後も取り出しやすいのでおすすめです。

加熱中の様子をよく見ていくとわかるかと思いますが、くるっとプラバンが丸まったあと、再び元の形に戻って縮んだら完成です。トースターやオーブンの機種によって違いはありますが、大体2分ほどの加熱時間です。
取り出す際はとても熱くなっているので注意してくださいね!
④取り出したプラバンを平らにする
動画で作り方をチェック♪
歪みをなくして失敗なし。きれいに作るコツ
どうしても失敗してしまう、形が歪んでしまう・・・。「失敗は成功のもと」と言いますが、何度失敗してもいいんです。ちゃんと基本を押さえておけば大丈夫。きっとうまくいきます!
1.熱いうちにしっかりとプレス!
歪みがなくきれいに平らなプラバンを作るためには、熱いうちにしっかりとプレスすることが大切です。
クッキングシートを使えば色移りすることもなく、発色もきれいなプラバンが完成します。
2.温度管理を徹底する
さらにトースターやオーブンの機種にもよりますが、しっかりと温度管理をすることも大切です。
大体160度前後で加熱するときれいに仕上がるようですが、しばらくすると温度が上がってしまうこともあるので本番の前に一度試し焼きをしてみることをおすすめします。
3.加熱時にしっかり観察する
プラバンは熱を加えると「くるっと丸まって元の形に戻り縮みだす」ものです。その過程をちゃんと観察しておくことで、オーブンから出すタイミングを計りましょう。
縮みすぎると、それが歪みの原因になってしまいます。
ポスカや色鉛筆……色づけは何を使う?
ポスカを使って
色鉛筆も使える
ネイルカラーもいいね
アクリル絵の具で細かく
絵を描くのが苦手なら
まずは本の図案を写して
かわいいデザインがたくさん掲載されている本を参考に作ってみると、基本も抑えられます。色や柄をアレンジして作っていけば、だんだん自分の好みがわかってきますよ。
不器用さんにはマステがおすすめ
プリンターで印刷するのも◎
どうしても絵を描くのが苦手な方におすすめしたいのが、家庭用のプリンターで印刷して使えるプラバンです。
これは写真も印刷して使うことができるので、お気に入りの写真やイラストを使ってみると楽しそうですね!
注意点
・顔料インクを使用する。
・プラバンは焼きあがると色が濃いめになるので、印刷時は発色度合を薄めに設定する。
・市販はされているが、どこでも手に入るものではないのでネットでの購入がおすすめ。
※使い方を間違えると、プリンターの故障や破損になってしまうので気をつけましょう。
プラ板で3Dアート
レジンを使った応用ワザ
プラバンをつやつやぷっくりに♡
レジンとデコパージュの合わせ技!
プラバンでピアスやネックレスなどのアクセサリー
ピアスはポイント使いにおすすめ
軽いプラバンはイヤリングにもぴったり
大ぶりサイズはブローチやキーホルダー、ネックレスに
ブローチ
キーホルダーやバッグチャーム
ピンバッジ
ネックレス
指輪
指輪だってプラバンで作れちゃう!
ヘアアクセサリー
プラ板でこんなものまで作れちゃう!
キナリノ読者なら、こんなデザイン・カラーがお好きでは?
次はどんなデザインや色合いがいいか、ちょっとゆっくり考えてみましょう。あなたならどんな方法でプラバンに色をつけますか?

フェルトを使うと、とてもあたたかみのあるプラバンが作れます。
裏側に貼り付け、ピアスやバッチの金具隠しにしてもよし、表面に飾りとしてつかってもよし。好きな色でアレンジしてみて。
ハンドメイドの第一歩「プラバン」、楽しんでみませんか?
小さいころに作ったプラバンを、大人になってからも楽しめるのはとても嬉しいことですよね。お子さんがいる方は一緒に作ってみると楽しい思い出になります。
自分が作ってみたいものをまずは作ってみませんか?そこからあなたの「プラバンワールド」が広がっていくはずです。
絵を写しやすい透明のプラバン。小さい頃にこれに絵を描いてキーホルダーなどを作ったことがあるという人も多いのでは?色々な厚さのものが売られていますが、絵の通りにカットするのに技術がいるので厚すぎないものがおすすめ。熱を加えて縮むのときに厚さも増します。