秋の楽しみは、お気に入りのドリンクを片手に
ゆっくりページをめくりたり、じっくり読んだり。

ふと目に留まった美味しそうな写真や絵…
美味しさが想像できるほど言葉で描写されたお料理…
今度、食べに行こうかしら？これなら、家で作れるかも？

そんな“おいしい物語”をお届けします♪

フード・アトリエ「SPRING/SUMMER/AUTUMN/WINTER」略して「S/S/A/W」を主宰する料理家・たかはしよしこさんの雑貨コレクション本です。旅先やフリーマーケットなど世界各地から集め、アトリエで扱っている雑貨を紹介しています。もちろん、料理があってこそお皿や酒器です。器によって美味しくなるお料理の写真も一緒に召し上がれ。
四季の素材をシンプルに料理しメニューを組み立てるケータリングを中心に、エジプト塩などの調味料の製造と販売を行っている「S/S/A/W」。ときどき週末を中心にレストランとしても営業しているそうですよ。

ちいさな女の子が、無邪気に頬張る姿…本当においしそうですね♪
パウンドケーキか野菜ブレッドに、生クリームとジャムか何かを乗せるのかしら？
クリームチーズやサワークリームにフルーツでも良さそう。本から、ヒントをもらうことって、たくさんありますね。

うわ～おいしそう！たかはしよしこさんのフード・アトリエにも行ってみたいな。

パーティーメニューのアイディアにいかがでしょう？
こちらは、1970年代の過剰でキッチュな料理を紹介した本です。お客様をあっと驚かせるために、創意工夫されたインパクトのある料理の数々…美味しそう！面白い！ものばかりです。
著者は、画像を使ったSNSの人気Tumblrだそうです。ロンドンに生まれ脂肪分過多の食事を取り過ぎたため、12歳でベジタリアンを選んだ著者が、極彩色の料理画像に入れるツッコミが人気のTumblrの書籍版です。

20世紀もっとも影響力のあったデザイングループの一つプッシュピン・スタジオ（Push Pin Studio）の代表的なデザイナー：シーモア・クワストが描く、ポップでカラフルな絵本。パンケーキ狂ヘンリーくんのレシピが評判を呼び、富と名声を得て…というストーリー。

こちらは11月刊行予定の予約商品です。
イラストレーターのマメイケダさんが、数年前からノートブックに描きためた食べたものの絵本。食べる喜びを思い出させてくれる一冊です。

食通で知られる小説家・池波正太郎のエッセイ集。池波氏の料理に関する本は数多くありますが、こちらは、懐かしい味が残る店を全国に訪ね、初めて食べた時のお店の印象などの思い出を語っています。

東京を中心に京都や大阪など日本全国から、フランスまで登場します。

大阪発のローカルカルチャーマガジン『IN/SECTS』(インセクツ)第7号。「おいしい」とは何かと考えを巡らせる一冊。

台湾に住む男女3人組『男子休日委員會』が、訪れた北海道を紹介する本。テキストは中国語ですが、お店のデータは日本語・アルファベット表記もあります。

コーヒー好きにおすすめの、ニューヨークにあるコーヒーショップの案内です。
福岡とニューヨークを拠点に活躍するライター・的野裕子のブログ「New York Hobo Coffee Life」の一部を編纂した本。

ニューヨークの案内でありながら、なぜか日本の美味しいコーヒーショップも紹介されています。
坂尾篤史さん(ONIBUS COFFEE)、松島大介さん(PADDLERS COFFEE)、成田弦太さん(Tas Yard)へのインタビューを読むと、新しい日本のコーヒー文化に触れてみたくなりそうですよ。

こちらもニューヨークですが、ブルックリン限定です。在住の編集ライター・仁平綾さんが、日常のブルックリンを案内してくれます。1500部限定発行でナンバリング入りは、特別感があって◎『BEST OF BROOKLYN』は、 VOL.1～3まであります。

“食欲”って、人間の根源的な欲求ですね。今回は、“食欲”を刺激する、秋の夜長にも読みたい書籍9冊をご案内しました。
気になる本はありましたか？今度、食べに行こうかしら？これなら、家で作れるかも？と、日常を楽しく豊かにする本との出会い…素敵な秋の過ごし方ですね。