素敵な本に出会える「京都」の本屋さん。新しい本屋のかたちを目指す【誠光社】

素敵な本に出会える「京都」の本屋さん。新しい本屋のかたちを目指す【誠光社】

個性的な本屋さんが多い京都。恵文社一乗寺店で長らく店長を務めたオーナーが運営する誠光社は、イベントなども定期的に開催し、何より品揃えがとっても魅力的な本屋さん。そして、素敵な本と出会い続けるための「これからの当たり前の本屋」のかたちを目指し、本の「流通」から見直す本屋さんでもあります。そんな、京都を訪れたら是非足を運びたい誠光社をご紹介します。2016年11月02日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
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本屋京都観光
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新しい本屋さんのかたち「誠光社」

京都御所や鴨川から程近い、丸太町にある書店「誠光社」。個人経営の書店が相次いで閉店しているという昨今の状況の中で、新刊を扱う書店として2015年にオープンしました。
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京都御所や鴨川から程近い、丸太町にある書店「誠光社」。個人経営の書店が相次いで閉店しているという昨今の状況の中で、新刊を扱う書店として2015年にオープンしました。

誠光社という名前は、戦前の京都にあった「西川誠光社」という書店からつけたとのこと。京都の街に根付きたいという思いが感じられる名前です。
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誠光社という名前は、戦前の京都にあった「西川誠光社」という書店からつけたとのこと。京都の街に根付きたいという思いが感じられる名前です。

店主自らで選書を行なっているので、取り扱われている本からは「ここにある本は全て、本当におすすめだから並んでいるんだろうなあ」と思わずにいられない、本に対する誠実な気持ちが感じ取れます。
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店主自らで選書を行なっているので、取り扱われている本からは「ここにある本は全て、本当におすすめだから並んでいるんだろうなあ」と思わずにいられない、本に対する誠実な気持ちが感じ取れます。

店主の堀部篤史さんは、これまで、京都でも有名な書店「恵文社一乗寺店」にて店長として勤務。退職を機に誠光社を始められました。
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店主の堀部篤史さんは、これまで、京都でも有名な書店「恵文社一乗寺店」にて店長として勤務。退職を機に誠光社を始められました。

「街の本屋さん」を経営するのは簡単なことではありません。堀部さんは、本屋の新しいあり方を提案すべく、本の流通から見直すことにしたのです。
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「街の本屋さん」を経営するのは簡単なことではありません。堀部さんは、本屋の新しいあり方を提案すべく、本の流通から見直すことにしたのです。

素敵な本を売り続けるための、誠光社の取り組み

出版社と直接取引をする

書店というのは一般的に、出版社から出版取次を介して本を仕入れています。でも、誠光社では取次を介さずに、できるだけ直接出版社と取引して本を仕入れているんです。取次を介さないことでコスト削減になり、本をメインにした個人経営でも成り立つという仕組みを作り上げています。
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書店というのは一般的に、出版社から出版取次を介して本を仕入れています。でも、誠光社では取次を介さずに、できるだけ直接出版社と取引して本を仕入れているんです。取次を介さないことでコスト削減になり、本をメインにした個人経営でも成り立つという仕組みを作り上げています。

今の時代を見据えた展開

出版業界では、これまでのような大規模なマーケットで何万部という本を売る形から、数千部を売っていくという形に変わってきています。小さな書店だからこそできる、融通の利く展開、今の時代に合ったやり方、そして「これからの当たり前」を見据えることで、誠光社は人気の書店となっているんです。
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出版業界では、これまでのような大規模なマーケットで何万部という本を売る形から、数千部を売っていくという形に変わってきています。小さな書店だからこそできる、融通の利く展開、今の時代に合ったやり方、そして「これからの当たり前」を見据えることで、誠光社は人気の書店となっているんです。

街に飛び出して「本のある空間」づくり

書店を飛び出して「本のある空間」を作る取り組みもされています。こちらは愛媛県の「ひなのや」さんというパン豆製造販売のお店の一角。貸し出し自由の「ちいさな図書館」という本棚です。地域との交流も、この本棚が担っています。
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書店を飛び出して「本のある空間」を作る取り組みもされています。こちらは愛媛県の「ひなのや」さんというパン豆製造販売のお店の一角。貸し出し自由の「ちいさな図書館」という本棚です。地域との交流も、この本棚が担っています。

展示やイベントの開催

店内の奥に展示スペースを設け、アーティストやイラストレーターの展示も行なっています。
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店内の奥に展示スペースを設け、アーティストやイラストレーターの展示も行なっています。

出版記念イベントや、刊行記念トークショーなども月に一回以上開催。全国を探してもなかなかないチャンスで溢れています。
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出版記念イベントや、刊行記念トークショーなども月に一回以上開催。全国を探してもなかなかないチャンスで溢れています。

魅力たっぷり!誠光社の店内

音楽ソフト

CDなど、音楽ソフトの陳列もあります。店主セレクトの音楽で、これまでに知らなかったジャンルを発見できるかも。
出典:www.instagram.com(@seikoshabooks)

CDなど、音楽ソフトの陳列もあります。店主セレクトの音楽で、これまでに知らなかったジャンルを発見できるかも。

雑貨や作品

展示やイベントでは、注目のお店やアーティストの作品を見ることができます。雑貨などの販売もありますので、お気に入りの作品を手に入れることも可能です。
出典:www.instagram.com(@seikoshabooks)

展示やイベントでは、注目のお店やアーティストの作品を見ることができます。雑貨などの販売もありますので、お気に入りの作品を手に入れることも可能です。

選び抜かれた文房具

文房具や雑貨の販売もあります。本と合わせて購入したいですね。
出典:www.instagram.com(@seikoshabooks)

文房具や雑貨の販売もあります。本と合わせて購入したいですね。

情報スペース

フリーペーパーやチラシが置かれているスペースも。誠光社から、近隣のイベントへ足を運ぶきっかけになります。
出典:www.instagram.com(@seikoshabooks)

フリーペーパーやチラシが置かれているスペースも。誠光社から、近隣のイベントへ足を運ぶきっかけになります。

コーヒーもいただけます

誠光社ではコーヒーもいただけます。テイクアウトでも、店内で飲むことも可能です。豆は、かもがわコーヒーと六曜社のブレンド「ランベルマイユ・ブレンド」です。豆を購入することもできます。
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誠光社ではコーヒーもいただけます。テイクアウトでも、店内で飲むことも可能です。豆は、かもがわコーヒーと六曜社のブレンド「ランベルマイユ・ブレンド」です。豆を購入することもできます。

ウェブコンテンツも是非チェックしたい

本を紹介しているブログやインスタグラムもおすすめです。
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本を紹介しているブログやインスタグラムもおすすめです。

ブログのタイトルは「何を 読んでも 何かを 思い出す」。
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ブログのタイトルは「何を 読んでも 何かを 思い出す」。

ブログ | 誠光社
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602-0871 京都市上京区中町通丸太町上ル俵屋町437

これからの本屋のあり方は誠光社から

本というものは全てをさらけだしてくれるので、時に人との出会いにも勝る心の支えになることがありますよね。不況といわれる出版・書店業界の中で、店主の堀部さんは、それをさまざまな新しい取り組みによって形にしています。あなたが手にした本が、どのような道を辿ってきたのか。そして、これからも良い本と出合える環境であるためにはどんな風に本と付き合っていけばいいのか――。ときには思いを馳せてみませんか。
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本というものは全てをさらけだしてくれるので、時に人との出会いにも勝る心の支えになることがありますよね。不況といわれる出版・書店業界の中で、店主の堀部さんは、それをさまざまな新しい取り組みによって形にしています。あなたが手にした本が、どのような道を辿ってきたのか。そして、これからも良い本と出合える環境であるためにはどんな風に本と付き合っていけばいいのか――。ときには思いを馳せてみませんか。

誠光社
京都・河原町丸太町に2015年11月開店した書店「誠光社」です。店舗情報、通信販売、店内イベント、ブックコラムなど。
誠光社 通信販売
京都河原町丸太町の書店「誠光社」の通信販売ページです。店舗では新刊書が中心ですが、こちらでは、古書、洋書、リトルプレス、オリジナル本、テーマのもと編集された新刊書セット、紙モノ雑貨などを中心にご紹介します。
通信販売は、古書やデッドストック、リトルプレスなどが充実しています。

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