雨の日のお洗濯で意識したいポイントは4つ
雨の日や外に干す場所がない場合など、洗濯物を部屋干しする機会は少なくありませんよね。でも部屋干しってなんだかニオイが気になる……と感じている方も多いはず。
そこで今回は、洗濯物を部屋干しする際、気になるニオイをシャットアウトするための4つのポイントをご紹介します。部屋干しに苦手意識がある方は、ぜひチェックしてみてください。
そこで今回は、洗濯物を部屋干しする際、気になるニオイをシャットアウトするための4つのポイントをご紹介します。部屋干しに苦手意識がある方は、ぜひチェックしてみてください。
1.脱いだ服を洗濯機に入れるのはNG
洗濯直後は特に注意が必要
脱いだ服をそのまま洗濯機に入れてしまうと、溜まった洗濯物に雑菌が繁殖してしまい、ニオイの原因になってしまうこともあります。また洗濯層にカビを発生させる原因にもなるので、脱いだ服はきちんと洗濯カゴなどに入れ、洗濯前に洗濯機に移すように意識してください。
通気性のよい洗濯カゴなどを用意して
洗濯前の衣類を入れておく洗濯カゴは、できるだけ通気性のよいものを選ぶのがおすすめです。紙製などのこもった袋に入れっぱなしにしてしまうと、ちょっとした濡れや汚れから雑菌が繁殖してしまう可能性も。洗濯前の衣類は中が見える通気性のよいカゴなどに入れて、できるだけ早く洗濯しましょう。
濡れている衣類はしっかり乾かしてからカゴに入れる
濡れている衣類をそのまま洗濯カゴに入れてしまうと、その服だけでなく一緒に入っている衣類まで濡れてしまい雑菌の繁殖に繋がります。濡れている衣類はまずハンガーなどで干しておいて、乾いてから洗濯カゴに移す習慣をつけるのがベストです。
2.一度に大量の衣類を洗濯しない
小まめな洗濯を意識する
一度に溜まった大量の衣類を洗濯してしまうと、入れた衣類すべてをしっかりと洗濯することが難しくなってしまう場合もあります。また大量に衣類を洗濯するということは、それだけ干す場所も必要になりますよね。乾きやすい干し方をするためにも、できるだけ小まめに洗濯をしてみてください。
タオル類は使ったらその日に洗濯を
濡れた体や顔を拭いたタオル類は、そのまま放置してしまうと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。イヤなニオイの原因にもなるので、使い終わったタオルは乾くまで風通しのよい場所に干しておくか、すぐに洗濯するよう心がけましょう。すぐに洗濯が難しい場合は、翌朝など早い段階で洗濯できるのがベストです。
朝晩で2回洗濯するのもひとつの方法
洗濯物が多いから、どうしても一度に洗濯する量が多くなってしまうという方は、朝晩で2回洗濯をするのもひとつの方法です。朝洗濯をして夜までに乾いたものは畳んでしまい、夜に洗濯したものの干し場を確保する。これなら洗濯物の量が多くてなかなか乾かないというお悩みも解決できますね♪
3.洗剤は洗濯スタイルに合ったものを選ぶと◎
部屋干し用の洗剤も種類が豊富
部屋干しをするのであれば、それに合った洗濯洗剤を選ぶのがおすすめです。最近では部屋干し用の洗濯洗剤も種類が豊富ですから、自分のライフスタイルや洗濯スタイル、干し方や干す時間などに合ったものを選んで使用しましょう。
洗濯層もクリーナーを使って掃除しておきましょう
洗濯洗剤だけでなく、洗濯層もしっかりとクリーナーを使って洗浄することが大切です。こまめに洗濯をしてもやっぱりニオイが気になる、洗濯機がニオう気がすると感じる場合は、洗濯層に雑菌やカビが繁殖している可能性も考えられます。月に一度程度は、クリーナーを使ってお掃除しておくのがおすすめです。
4.乾きやすい干し方を意識する
干す場所は風通しのよい場所を選んで
洗濯物を部屋干しする場合は、とにかく風通しのよい場所を選ぶのがベストです。ちょうどよい干し場がないという場合は、突っ張り棒などを使って増設するのもひとつの方法です。風通しがよく邪魔にならない場所を探して、部屋干しできるスペースを確保しましょう。
洗濯物同士をくっつけすぎない
部屋干しする際に洗濯物同士をくっつけすぎると、なかなか乾かなかったり、イヤなニオイの原因になったりしてしまうことも。そうならないためにも、ある程度のスペースを空けて、洗濯物を干すように意識しましょう。間に洗濯ばさみを挟んだり、使わないハンガーを挟んだりして、一定の感覚を開ける方法もおすすめです。
針金ハンガーより厚みのあるハンガーを選ぼう
洗濯物を干す際に針金ハンガーを使っている方は多いかもしれませんが、厚みのある服ほど前後がぴったりとくっついてしまう針金ハンガーでは乾きにくくなってしまいます。できれば少し厚みのあるハンガーをチョイスして、前後が張り付かないような干し方ができるとベストです。
ピンチハンガーも活躍
ハンガーだけでなく、ピンチハンガーも部屋干しに大活躍してくれるアイテムのひとつです。タオル類は折ってハンガーに掛けるよりも、長いままでピンチハンガーに挟んだ方が一定の感覚を開けて干せるため乾きやすくなります。靴下や下着だけと固定概念に捉われず、ピンチハンガーに掛けられるものはどんどん掛けてみてください。
サーキュレーターを使うのもおすすめ
どうしても風通しのよい干し場を確保できない場合は、サーキュレーターを使って洗濯物周囲の風に動きを与えるのもおすすめです。なければ扇風機の風をダイレクトに当てるという方法も。風通しのよさはそのまま洗濯物の乾きやすさに繋がりますので、除湿器や乾燥機なども活用してニオイのシャットアウトに努めましょう。
おわりに
天気の良し悪しに関わらず、しなければいけない洗濯。雨の日の部屋干しはニオイが気になるからと億劫になってしまいがちですが、抑える方法さえ知っていれば、もう安心です。洗濯の仕方や干し方の意識をちょっとだけ変えて、イヤなニオイを根元からシャットアウトしましょう。