日々の蓄積肩こりそろそろ解消しませんか?
まず知りたい。そのこりは本当に肩こり?
もうずっと慢性的に肩が痛い…。腕を上げたり、首を回すのも痛い。でも、その肩凝り本当に、肩が凝っているんでしょうか。
首こりの可能性も視野に入れよう
肩凝りだけではなく、原因は首にもあるかもしれません。もしかしたら、首が凝っているのかもということも視野に入れてみましょう。
辛い肩こり or 首こり解消にはヨガの『動物ポーズ』を
ヨガの『動物ポーズ』とは?
ヨガの動物ポーズを知っていますか?動物をイメージしたポーズは、ヨガ未経験者や体が硬い方でも簡単に出来るものが多く、肩こりor首こりにとっても効果的で、他の部位の不調改善にもなると言われています。肩凝りが治ったり、肩こりからくる頭痛や腰痛を少しずつ和らげていきましょう。
肩こり
猫が気持ちよさそうに伸びをするポーズです。とても気持ちよく肩回りのストレッチになりますよ。
①正座して、前の床に手をついて、息を吸いながら手を前へとすべらせていきます。
②息を吐きながら、あごと胸を床に近づけて、背中を大きく伸ばします。
③息を吸いながら、正座へ戻ります。
上体をぐっと反らして、肩こりや猫背改善にも効くラクダのポーズです。
①正座からお尻を上げ、足を楽な幅に開き両ひざ立ちになります。手は骨盤を支えましょう。
②手の親指を外側に向け、左右それぞれのかかとを持ちます。
③おへそを前に突き出すイメージで上体を反らせます。
肩まわりがやわらかくなる牛の顔のポーズ。始めは苦しいポーズではありますが、ほぐしながら徐々にポーズを整えることを意識しましょう。
①両足を体の中央で重ね、足の側面を床につけるようにして座ります。
②左手を耳に沿うようにして上から下ろし、脇を閉め右手を下から上げる。背中の中央あたりで、指をフックのようにしてつなぎます。
※手のフックが出来ない人は、両手でタオルをつかみ徐々に手を近づけていきましょう。
ヨガを始めるなら、一度はやってみたいポーズの1つでもあるハトのポーズ。複雑に見えるポーズですが、肩回りが伸び胸を開き顔も上を向くので、前向きな気持ちになれます。
①足を右側に倒して、曲げて座ります。
②右足はそのままで、左足を背後に伸ばし、骨盤を左右まっすぐに保ちます。
③左足先を左腕や手で支え、右手を頭上から回し、左手をつかみます。ゆっくりと呼吸をしながら、腰や背筋を伸ばします。
首こり
上体を反らせて、肩回り&首回りを気持ちよく伸ばすサルのポーズです。
①正座から膝立ちになり、片足を前に90度に立てます。
②両手を後ろで組み、両手とひじを伸ばします。
③息を吐きながら、あごを上げて、手を背中から離して上体を反らします。
マタニティヨガでも動物ポーズ
体も心も変化するマタニティの時期も、体に優しいマタニティヨガでリラックスしませんか?
注意したいのは、始める時期です。妊娠13週以降の安定期を目安にして、行うのが望ましいと言われています。
また、必ず医師に確認の後始めるようにしてください。
ワシのポーズには、立って行うポーズと、座りながら行う2種類のポーズがあります。
妊娠期にはお腹を伸ばしすぎたり、負荷をかけすぎないように、椅子を利用したり正座をして行うようにしてください。
①右腕が上になるよう両手で反対側の肩を持ちます。
②そのまま真っ直ぐに伸ばし、顔の真ん中で手の平を合わせます。難しい場合は手の甲を合わせるポーズでも◎。
③ひじの高さが肩の高さになるまで上げます。
アイテムを使い、ヨガをもっと楽しむ
ヨガポール
ローラーのようにして使う、ストレッチやヨガが行えるヨガポール。病院のリハビリ器具としても使われていたり、マタニティヨガのアイテムとしても◎。自宅でも手軽にストレッチができるので、肩こりや首こり改善に効果が期待できます。
動画で手軽に
ヨガをしていて肩こりが悪化!…どうして?
ヨガで肩こり改善するはずなのに、なぜか悪化してしまった…なんて時には、様々な原因が考えられるようです。ヨガをやっていて、肩こりor首こりがひどくなる、ヨガ後つらくなる、きつい…なんて時には、次のような要因があげられるかもしれません。
①ヨガに慣れていないために変に力が入ってしまう
②がんばりすぎてしまっている
③気がつくと息を止めてポーズをしている
④肩こりが本当にひどく重度な状態
⑤加齢などで首の骨が変形する、頚椎症や頚椎ヘルニアの症状として肩こりがある場合
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無理のないように安全なヨガポーズをとるように心がけましょう。
日々蓄積される辛い肩こりには、ヨガの動物ポーズを使ってスッキリ美人を目指しましょう。また、肩こりを解消することによって、他の部位の不調改善にもつながります。