みなさんの身の回りには、物があふれていませんか?捨てるのが勿体ない…今は使わないけど何年後かには使うから取っておこう…そんな思いを抱きながら、結局は、何年も使わずに机の引き出しや、クローゼットの中に物が眠っているという方も多いのではないでしょうか…。
世の中では、すっかり定番となった「断捨話」という言葉。実際にはどんな意味を持つ言葉なのでしょう…
出典:
今回は、「断捨離」という言葉の生みの親でもあるクラター・コンサルタントの”やましたひでこさん”が提案する「断捨離」についてのポイントをまとめてみました。
ただ物をむやみに捨てるだけでは無い、本当の「断捨離」の意味を知り、身の回りも、心もキレイに…自分磨きしてみませんか!
「断・捨・離」という言葉の意味を知り、行動してみよう!
「断・捨・離」という言葉には、それぞれ意味があります。むやみに身の回りにある物をかたっぱしから捨てるのでは無く、まずは、その言葉の意味を知り、出来る事から行動してみましょう。
「断捨離」は、掃除や片付けとは違った意味合いを持ちます。「勿体ない」「まだ使えるか」「もう使えないか」など、物を主役とした考え方ではなく、「ここにある物は本当に自分にふさわしいか」という問いかけが大切なんだそうです。主役を「もの」では無く「自分自身」に変えるのが大きなポイントです。
「この物はまだ使える」から「取っておく」ではなく、「私が使う」から「必要」という考え方が大切。主語は常に自分自身なんです。
そして、もうひとつのポイントが、時間軸を常に「今」「現在」にすること。自分に今必要で無い物を手放し、本当に必要な物だけを選んでいく。その作業を繰り返していく事で、今まで見えなかった世界が見え、新しい発見や、自分自身を改めて深く知ることに繋がります。見た目として、身の回りがキレイになるだけでなく、自分自身の心も軽くなり、ありのままの自分を肯定できるようになって行きます。
おうちの中に物があふれている人は「いつか使うかもしれない…」「いつか処分すればいいや!」「あとで一気にまとめて捨てるから…」などなど、色々な「捨てられない理由」を作り、物をそのまま放置してしまう傾向に…
そうすると、知らず知らずのうちに、物がドンドン増えるという事態に陥ってしまいます。
基準として考えたいポイントは、まずは、「壊れているもの、使えないものは捨てる」こと。一見するとシンプルですが、なかなか物が捨てられない人にとって、この単純な基準をつくることが大切です。
そして、その基準以外のことは「やらない・考えない」ルールに従ってみましょう!
壊れてしまった家具や家電は、捨てる手間がかかるということもあり、そのまま放置しがちです。修理してでも使いたいもの以外は、これを機に思い切って処分してしまいましょう。最近は、性能が良い製品が次々と販売されています。修理に出してお金をかけるより、新たに購入した方が安上がりという場合もあるので、修理費と新品を購入する時の値段をきちんと比較して、捨てるか買うかを決めましょう。大きな、家具や家電ほど、処分すると家の中がスッキリ!広々。リフレッシュした気分に…
学校や職場、おうちで使う文房具。もう書けなくなったボールペンや蛍光ペンなどがペン立てに刺さっていることはありませんか?補充式して使えるもの以外は使えないので、迷わずゴミ箱へ!
また、固まってしまった絵具や、毛先がボサボサになってしまった習字の筆なども同じ。どうやっても使えないので、捨てましょう。
私達が生活して行く上で欠かせない衣類も、まずは、思い切って着るもの、着ない物を分けることから初めてみましょう。
ほつれていたり、穴が開いていて外に着て行けない服も、お直ししたり、洗ったりした上で、着たいと思えるなら残し、それほど思い入れが無い服は、リサイクルショップへ持って行ったり、処分してしまいましょう。
日々の忙しさの中で、今現在、使えない物を修理してまで使えない…と思う場合は、思い切って手放すチャンスかもしれません。
一番やりがちなのが「自分が痩せたら着るから…」そんな思いで服をとっておくこと。今の自分に必要なければ、迷うことなく処分してしまいましょう。
出典:
ついついストックしてしまいがちな食品類。中には賞味期限切れの食品が多く紛れていることも…。これこそ、「使えない」「食べられない」ものなので、キレイさっぱり処分しましょう。また、これを機に、あまり多くの在庫を抱えないようにする事も、断捨離に一歩近づくポイントになるのではないでしょうか。
出典:
ここで、人気ブロガーさんが行っている、ちょっと面白い「上手に捨てる技」をご紹介したいと思います。
すぐに捨てる事に今一歩踏み出せない人には嬉しい「なるほど…」と思える方法ですよ!是非、実践してみてはいかがでしょうか…。
ナイスアイデア!思い出ボックスを作ってみませんか…
出典:
思い出の品や思い入れのある物、そういう物って”なんとなく勿体ない…”そう思えるものが多くありませんか?
例えば、使わなくなった数年前の手帳だったり、何年も前の年賀状だったり…
その時々の思い出がつまった大切なものかもしれませんが、この先ずっと、残して行くとなると、おうちの中は物で溢れてしまいます。
出典:
そこで、おすすめなのが、『ブラックボックス(思い出ボックス)』を作ること。
その箱の中に、”なんとなく勿体ないもの”を入れ、1年間開ける事がなかったら、そのまま捨てることに。
このブロガーさんは、「開けずに捨てる!」と強い意志を込めて、メモ書きも一緒に貼り付けていますね!1年が経ち、いざ捨てる時に開けてしまうと、また迷ってしまうので、思い切って開けないままで処分しましょう。
この方法なら、気持ちにも余裕が持てるので、気持ちよく断捨離出来そうですね!
ただ捨てるだけでななく、今の自分には何が必要か…しっかりと見極めること。それを、繰り返して行くことで、身の回りには、本当に必要なものだけが残り、自分自身を見つめ直すきっかけ、さらには新たな自分を発見することが出来るかもしれませんね!
皆さんも、出来ることから、一歩づつ。
「断捨離」で身の回りも心もキレイに、新たな生活を始めてみませんか?
みなさんの身の回りには、物があふれていませんか?捨てるのが勿体ない…今は使わないけど何年後かには使うから取っておこう…そんな思いを抱きながら、結局は、何年も使わずに机の引き出しや、クローゼットの中に物が眠っているという方も多いのではないでしょうか…。