デジタルデトックスのメリットとは?
コミュニケーションが充実する

デジタルデトックスのメリットのひとつに、人とのコミュニケーションが充実するという点が挙げられます。
もちろんスマホのSNSを使って、離れている友人や家族と気軽に連絡を取り合うことも立派なコミュニケーションですが、用事もないのにスマホをいじる癖がついてしまっている方は結構多いはず。そうすると、せっかく人と一緒にいる場合でも無意識のうちにスマホをいじってしまい、十分なコミュニケーションが取れなくなってしまいます。
スマホから離れることができると、目の前にいる人とのコミュニケーションが活発になるので、より仲が深まりますよ◎
時間の使い方が上手になる

二つ目のメリットには、スマホから離れることで時間にメリハリがつき、有意義な時間過ごすことができるという点が挙げられます。
スマホをいじっていたら、「30分だけ休憩しようと思っていたのに、気づいたら2時間も経っていた…!」という経験をしたことのある人はいませんか?その時間、デジタルデトックスをすることでほかの時間に充てることができますよ。お掃除をしてもいいですし、前から読みたかった好きな本を読んだり、映画を見たり、目標のある人は勉強時間にしても◎。時間はみんなに平等に与えられているので、好きなことややりたいことに思いっきり時間を割いてみましょう!
姿勢がよくなって美人度アップ

最近、特に若い人の間で問題になっているのが、スマホ首や肩こり、猫背をはじめとする姿勢の悪さ。長時間スマホを操作しているために、前傾姿勢となって体が歪んで負担になったりしてしまう人が増加しています。
デジタルデトックス中は、歩くときも椅子に座っているときも背筋がピンと伸びるので、体調も美人度もアップ。おしゃれもお出かけも、いつもより楽しくなりそう。
目の疲れや頭痛が緩和される

三つ目のメリットには、目の疲れや頭痛などの体調不良を緩和させることができるという点です。長時間画面を見続けると、目が凝って視力が低下するだけでなく、中には目の凝りから頭痛を引き起こしてしまう人もいます。現代人は、私たちが思っている以上に目を酷使しているもの。できる範囲でデジタル製品と距離を置いて、体を大切にしたいですね。
質の高い睡眠をとることができる

デジタル依存気味の人で多いのが、寝る直前までダラダラとスマホをいじっている人です。寝る前にスマホなどを見ると脳が覚醒してしまい、質の高い睡眠をとることができません。そのためデジタルデトックスすることで、ぐっすり眠ることができ、朝も快適に起きることができるのです。
まずはここから!デジタルデトックス・導入編
SNSやアプリを断捨離する

スマホアプリはリアルタイムで通知が来るので便利ではありますが、その分、すぐレスポンスをしなければ…という気持ちになったり、さまざまな通知が来てスマホから目が離せなくなったりしてしまいがち。
その時間をカットするためには、思い切ってスマホに入っているアプリを必要最小限にしませんか?SNSもニュースもウェブでも見れるものが大半なので、一日の終わりにネットでチェックするくらいで十分。スマホもすっきり使いやすくしましょう♪
人と会っているときにスマホは操作しない!

友達とカフェでおしゃべりしているとき、恋人と買い物に行っているとき、家族とゆっくり部屋でくつろいでいるとき。何気ないひと時かもしれませんが、どれも大切なコミュニケーションの場面です。
せっかく一緒に過ごすために時間を割いているのに、スマホをいじってばかりいては相手にちょっと失礼。誰かと一緒にいるときはスマホはカバンの中にしまって、思いっきり目の前にいる相手との空間を楽しみましょう。
スマホを寝室に持ち込まない

デジタルデトックスの基本としては、スマホを触る時間を決めることが重要。しかし、日中起きている間に「この時間からここまではスマホ禁止」と決めるのはなかなか難しいと感じる人も多いでしょう。そこでおすすめなのが、寝室、あるいはベッドの上にスマホは持っていかないと決めることです。寝る前にスマホで明るい画面を見て眠りが浅くなることも、暗い部屋の中でスマホをいじって視力を下げてしまう心配もありません。
慣れてきたら挑戦!本格的なデジタルデトックス編
ながらスマホをしない

ご飯を食べながら、歯を磨きながら、テレビを見ながら、時には仕事をしながらスマホを触ってしまっている、なんてことはありませんか?
「ながらスマホ」は集中力を低下させるため、ご飯のおいしさが半減したり、テレビの内容がほとんどわからなかったりなどと、脳の満足度が低下してしまうと言われています。何かをするときは「片手にスマホ」ではなく、一つ一つのことに集中してみましょう。そうすることで満足度がアップしますし、集中することで何か新しい発見やひらめきが生まれるかもしれませんよ。
休日は外出時にスマホを持っていかない

仕事や学校で忙しい平日は、連絡やスケジュール管理にスマホが欠かせません。しかしお休みの日に急ぎの連絡がない人であれば、思い切ってスマホを置いてお出かけしてみましょう。はじめはスマホがないとソワソワするかもしれませんが、慣れてくるとスマホに縛られない時間を思いっきり満喫できるようになります。
思い切って秘境・海外旅行に行くのも◎

さらに上級者向けの方法としては、電波の繋がらない場所へ旅行に出かけてみるのも◎。国内で山にキャンプやハイキングに出かけるのもいいですし、思い切って国外に旅行に行くのもいいですね。
また最近では、デジタルデトックスをサポートする宿泊プランを用意しているホテルもあります。これは、宿泊時ホテルがスマホを預かり、宿泊客にハイキングやカヌー、マッサージなど心身ともにリラックスできるプランを用意するもの。自分の意志ではちょっと不安だという人や、思い出作りに活用したいという人は、こうしたプランを利用してみてはいかがでしょうか。

せっかくの旅行は、しっかり想い出を残したいもの。普段はスマホのカメラで撮影している人は、デジタルデトックスをきっかけに趣味のひとつとしてカメラをはじめてみてはいかがでしょうか。新しい趣味に打ち込めるだけでなく、スマホ抜きでも思い出が残せて一石二鳥ですよ。
スマホ依存を断ち切るアプリも活用しよう

最後は、どうしてもスマホを手放せない癖がついてしまっている人におすすめのアプリをご紹介します。「デジタルデトックスなのにアプリを使うの?」と不思議に思うかもしれませんが、アプリの中には持ち主がどれくらいの時間スマホを使っているか測ったり、スマホから離れられるようゲーム感覚で取り組めたりするものがあるんですよ。
RBhindでスマホの使用をしっかり把握

Rbhindは、一日のスマホ利用時間を計算し、週間や月間のスマホ使用時間を把握するアプリ。使用時間のお知らせ機能があるほか、あらかじめ設定しておいた時間を超えると、時間オーバーの通知が届いたり、ロックされたりといった機能があります。節度を持ってスマホを使いたい人にぴったりです。
ゲーム感覚で取り組みたいならForest

Forestは、アプリ上で種から植物を育てるもの。この植物は、持ち主がスマホを操作しない時間(30分に1本)に育つようになっていて、もし木の成長中、つまり30分以内にスマホを触ってしまうと木が枯れる仕組みになっています。しっかり成長した木はもちろん、残念ながら枯れてしまった木も記録されるので、一日にどれくらいスマホから離れて集中できるかが一目瞭然◎
ゲーム感覚で取り組みたい人におすすめのアプリです。
まとめ

デジタルデトックスについてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?もちろんスマホは使い方によっては、連絡ツールや知識を得るためのアイテムとしてとても便利ですし、スマホで遊ぶのが気分転換になるという人も多いでしょう。しかしあまりにも長時間熱中してしまうのは、体に負担がかかってしまいます。気になった方は、ぜひ簡単なものから挑戦してみてくださいね。
SNSから買い物、動画配信などさまざまなコンテンツが詰まっているスマホやパソコンはとっても便利なもの。しかし一人で過ごしていても、友達や恋人、家族と一緒にいてもついついスマホに手が伸びてしまう人や、気づいたら一日中スマホを見ていた…なんて悩みのある人は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、スマホやパソコンから離れる「デジタルデトックス」です。