そんな思いを叶えてくれるのが、オンラインのハンドメイドマーケットです。

実店舗を持つ資金やイベントに出店する時間がない方も、ハンドメイドマーケットなら自分の好きな時間に商品を並べて販売することができます。
登録料がかからず、売れたときに販売手数料がかかるだけ、というサイトが多いので、気軽に始めることができますよ。
では、さっそくハンドメイド商品販売サイトにはどんなものがあるか見ていきましょう！

利用者層は20～30代の女性が多く、作品も可愛らしく女性的なものが多い印象ですが、ジャンルやテイストは実に様々です。ハンドメイド好きの方々が集う親しみやすい雰囲気です。

2015年5月に、世田谷ものづくり学校にハンドメイドスペース『minneのアトリエ』がオープンしました。作家同士の交流会や勉強会、ワークショップが開催されています。

minneと並ぶ、利用者数の多いハンドメイドマーケットがcreemaです。
こちらも、登録料がかかりません。販売手数料は、3ヶ月の売上によって変動し、8％～12％となっています。
振込手数料は、銀行によって変わります。
ルミネ新宿店に常設のリアルショップもあるのが特徴。

利用ユーザーは、20～40代女性が多く、minneと比べてよりクリエイター色が強いイメージです。

iichiは、minne、creemaに次ぐクラスのサイト。ナチュラルな世界観で統一されています。
台湾のハンドメイドマーケット"pinkoi"と提携しているので、海外への販売もできます。
販売手数料は20％と少し高めですが、サイトのカラーに合う方にはおすすめです。

iichiは、アマチュアよりプロの方、職人さんなどが多くデザイン性、技術面でも優れた作品が多いのが特徴です。

実店舗としては2016年に目黒区（＠都立大学駅前）に作り手の創作活動全般をサポートする新店舗「Makers’Base」を開設。

ユーザーも、30～50代と年齢層の幅が広め。
ハンドメイドマーケットの中では珍しく男性ユーザーも多いそうです。

売れたときに慌てないように、梱包材は予め用意しておきましょう。
配送中に壊れないように、エアパッキンなどを使用して丁寧な梱包を。

ネットでの販売は、写真が命です。
ピントはもちろん、なるべく明るいトーンで影の出ない撮影を心がけましょう。

作品の世界観や雰囲気を伝えるために、小道具としてトレイやアクセサリースタンドなどの什器はもちろん、木や葉っぱなどの植物もうまく使えるといいですね。

質感やサイズ感が伝わりやすくなるので、写真は複数枚用意しましょう。
バッグやポーチなどは、手に持った写真、中に荷物を入れた写真があるとサイズ感がわかりやすいです。
合わせて細かいサイズを説明欄に記入します。
トラブルを防ぐためにも、採寸はきちんとして、素材などの記載も忘れないようにしましょう。

アクセサリーも、着用画像があるとイメージがつかみやすいです。

小物の場合、こんな風に身近なものを隣において比較するとサイズ感がつかみやすくなりますね。

一方向からだけではなく、サイドやバックスタイルもあるとシルエットがよりわかりやすくなります。
全身写真はコーディネート例にもなって、着用イメージがつかみやすくなるので入れるようにしましょう。

出品が終わったら、インスタやTwitterなどで、商品の宣伝をしましょう。
サイト、アプリによっては商品ページなどから簡単に投稿できるものも。

自分のお店がこんな簡単に持てるなんて、なんだか夢がかなったようでとっても嬉しくなりますね。
ハンドメイドやものづくりが好きな方は、是非チャレンジしてみてください。
同じ夢を持ついろんな方との交流は、きっと自分のデザインや技術を磨くきっかけになったり、人脈も広がると思いますよ。