冬の夜空を見上げてみませんか?

同じに見えるようでいろんな表情があり、ずっとでも見ていられるのが星空の魅力。写真も撮る人、撮る日、撮る場所によって、もちろんいろいろな見え方があります。
冬の夜空に輝く星たちをご紹介します
★北斗七星★
★8つの1等星★
①ベテルギウス(オリオン座の1等星)
②リゲル(オリオン座の1等星)
③シリウス(おおいぬ座の1等星)

おおいぬ座にある2つの渦巻銀河は、今後衝突し、合体すると言われています。
④プロキオン(こいぬ座の1等星)
⑤アルデバラン(おうし座の1等星)

写真の中でひときわ輝く星の右下に輝くのが、アルデバラン。アルデバランも実は、二重星ですが、こちらは肉眼や一般の天体望遠鏡だと観測が難しいと言われています。
⑥ポルックス(ふたご座の1等星)

左上部で輝くのがポルックス。そのななめ右下の青白い星がカストルです。
地球から見た明るさではポルックスの方が明るいため1等星とされていますが、より正確な明るさの尺度である「絶対等級」というランクに照らすと、実は兄のカストルの方がやや明るいという、ある意味納得の序列になっています。
⑦カペラ(ぎょしゃ座の1等星)

ちょうど写真の道の上に輝くのがカペラ。肉眼や天体望遠鏡で観測することは難しいですが、カペラも二重星です。
⑧カノープス(長寿星/りゅうこつ座のα星)
カノープスは南天の星なので東北地方中部より北の場所からは見ることができませんが、冬を代表する星として頭の隅においてもらえればと思います。

画像、右下で輝くのがカノープス。カノープスの所属するりゅうこつ座の「竜骨」とは、船に欠かすことのできない船底の骨子のことで、いわば船の背骨です。もとは「アルゴ座」という大きな船をかたどった星座が4つに分かれ、りゅうこつ座、とも座、ほ座、らしんばん座ができたとされています。
オリオンの三ツ星からシリウスを見つけ、それを目印にすると探しやすいでしょう。
★冬の大三角形と大六角形★
いかがでしたか?

まさに満天の星。都会の喧騒疲れを癒しに、嫌なことを忘れに、あるいは素敵な思い出づくりに、夜空を見上げてみませんか?