“球根”と聞くと「チューリップ」や「ヒヤシンス」などが思い浮かぶのではないでしょうか？「ヒヤシンス」は学校で水耕栽培した経験がある方も多いかもしれません。

シーズンになると園芸屋さんやホームセンター、ネット通販などで、さまざまな球根を簡単に手に入れる事が出来ます。まずはお気に入りの花を選ぶところからはじめてみましょう。

背丈15～60cmなどいろいろな高さの品種があります。3～5月頃に花が咲きます。
八重咲きやユリ咲きの花の形があり、色は赤、紫、黄系など豊冨。

一斉に咲き出すので、いろいろな色を合わせて植えるとこんなにメルヘンチックな花畑になります！

シックなイメージの「ブラックヒーロー」一色も素敵ですね。

背丈15～20cmになります。3～4月頃に花が咲きます。
小さなベル形の花をたくさん咲かせます。紫や白などの色があり、葉は細長く少し肉厚。

小瓶にちょっと生けてテーブルに飾るだけで空間が華やぎます。クリスマスローズなど、白色の花と合わせるのも◎。

背丈20～30cmになります。3～4月頃に花が咲きます。
青や赤、黄色など花色が豊富で1輪でも豪華です。強い香りがあります。

鉢植えで用いられる品種と、水栽培で用いられる品種があります。

水耕栽培ならそのままインテリアとして楽しむ事ができます。
「水栽培用」などと明記されている球根を使います。一週間に1回、水を取り替えます。

バスケットに寄せ植えしたもの。入れ物によってもイメージがかわります。

大きく育ったものは切り花としても楽しめます。色違いのヒヤシンスを飾るのもいいですね。

背丈20～40cmになります。3～5月頃に花が咲きます。
花は大輪で一茎に一花咲きます。品種により様々な形や花色があり、比較的長く楽しめます。

背丈8～15cmになります。2～3月頃に花が咲きます。
黄色の品種の多くは2月の早咲き種。いち早く春を告げ咲き出します。
白い葉脈が目立つ葉と、大きな花のコントラストが特徴。

同じ品種を密集して植えるとまるでブーケ！小ぶりな花の場合、たくさん植えるのがかわいいですね。

背丈10～30cmになります。12～4月頃に咲きます。香りがあるものも多いです。
ポピュラーなラッパ咲きやカップ咲き、八重、スズランなど様々な花のタイプがあります。

小ぶりな花はまとめて生けるのがかわいいです。ティータイムには、テーブルの中央に飾るのもいいですね。

スイセンを使った生け花。凛とした花が引き立ちますね。

黒の鉢植えや陶器など、シックな入れ物で和風に。

球根ベゴニア！直立タイプと茎が垂れ下がるタイプを合わせるとこんなことになります！！

へこみや傷のない、まるまるとした球根を選びましょう。先端が欠けていたり、カビが生えていたり、腐っている根はNGです。

球根の植え付けが終わったらたっぷり水やりをします。気温が高いうちは、水やりのし過ぎにより腐ることがあるので気をつけましょう。

太陽が好きな品種、日陰を好む品種があるのでそれぞれの球根の生育に適した場所で育てましょう。

冬の間は、きれいな花を咲かせるためにしっかりと寒さに当てることも重要です。冬でも表面の土が乾いたらたっぷり水やりします。日々、観察してあげてください。

土に植えたものは花がしおれてきたら花を手でもぎ取ります。球根に栄養がいくようにするためです。

育ててみたいお気に入りの球根はみつかりましたか？
秋に球根を植え付けたら冬にも楽しみがあります。春に美しい花を咲かせるために、土の中でけなげに頑張る球根を想像することです。
秋植え球根を植えて、どんな花が咲くのかわくわくしながら春を待ってみませんか？