レターセットにアレンジを施して、素敵なサプライズを演出しよう
手書きの言葉たちは愛おしく、受け取ると思わず嬉しい気持ちが溢れてきますよね。相手が喜んでいる表情を想像すると、こちらまで嬉しくなるものです♪
シールを貼るだけのもの、ボールペン1本でできるアレンジもありますので、ぜひ記事を読みながらチャレンジしてみてくださいね。
「便箋・レターペーパー」におすすめのアレンジ
短い文章でも無地のレターをにぎやかにできます。
① イラストを書き加えよう
【お手本動画】黒ボールペン&カラーペンで、花束イラストを描こう
1.ピンクのペンでリボンとドットを描く
2.3つの小さな点をランダムに描いて散らばらせる
3.黄色のペンで花びらが4枚のお花と小さなドットを描く
4.黒のペンで花束の持ち手と花の茎を書き足す
5.茎に葉っぱと花びらの中心部分を書き入れて完成
【お手本動画】ボールペン1本で、細い線がきれいな植物イラストを描こう
いくつかのイラストをつなげて、便箋のフレームや、封筒の住所枠など “フレーム”に仕上げても素敵です。
《おすすめアイテム》イラストが上達するペン 2選
SAILOR(セイラー)萬年筆 四季織マーカー20色セット
ZEBRA(ゼブラ)水性ペン クリッカート LT12色セット
ゼブラのクリッカートは、ノック式でキャップのない水性カラーペンです。
温度に合わせて、水分を吸収したり、蒸発させたりするモイストキープインクを採用しています。
イラストを描く際には直感を大切にして色を付けたい、という方におすすめです。
キャップを外す手間がないため、描くことだけに集中できますよ。
カラーは全36色で、「ST(スタンダード)」「LT(ライト)」「DK(大人ダーク)」とテーマに合わせた12本セットも展開されています。
② マスキングテープやシールを貼って、ほどよくデコレーション
手紙こそ、テープやシールを大活躍させる場面です。
お気に入りのアイテムをふんだんに使って、自分の個性がつまった「とっておきの一通」にしてみましょう。
【お手本動画】マステを切ったり、折ったりして、絵を描くようにあしらう
・切って貼るだけの枠
・ねじって貼るリボン
・クラフトパンチを使って好きな形のシール
・何色かを重ねてお花
・ペンで書き足す鉛筆とロウソク
・好きな幅で作るおうち
《おすすめアイテム》装飾向きのマスキングテープ・シール 6選
カモ井加工紙 マスキングテープ mt 10色セット
アレンジ自在な無地のテープは、基本のセットとして持っておきたいところ。
よく使う定番カラーを持っておけば、どんな場面でも応用が可能。
カモ井加工紙の明るい色セットは、季節を問わずに使用できそうです。
& colors とろける星空マスキングテープ
petit trésor マスキングテープ ホワイトツリー
BIRDS' WORD(バーズワーズ)マスキングテープ
Hippyt 手帳シール スクラップブックステッカー
ボタニカルのシールをポイントとして貼るだけでも、雰囲気がまた変わります。
こちらは、土台が透明なので、便箋やマスキングテープの上に貼っても自然です。またサイズも縦が4〜8cm程度と大きめで、1枚貼るだけで存在感があります。さまざまな種類があって、どのシールにしょうか選んでいる時間もなんだかワクワクしそう。
Glee.s コラージュ素材 和紙シール
③ ドライフラワーを貼ると、より華やかに
封筒に1本添えてあるだけで、手紙の特別感が増すでしょう。
また「かわいらしい感じ」「和風で厳かな感じ」など、ひと目で手紙の印象を作れます。
押し花で作られた手芸用の小さなドライフラワーは、手紙にも合います。
1つずつが手作りで、より自然な風合いです。
こちらは、カスミ草やアジサイなど上品で控えめなお花や葉っぱが同系色でまとめてあります。
封筒に取り付けるときは、麻ひもで巻いたり、シールや和紙のテープで留めたりするのがかんたんです。
送るときにはドライフラワーが取れないように、別の封筒に入れてから送るのが安心ですね。
「封筒」におすすめのアレンジ
手紙を受け取ったときから、「素敵」と思ってくれるような装飾を付けられたら感動も倍増するかもしれません。
ここでは、かんたんな封筒アレンジ方法をご紹介します。
ワックスを垂らす「シーリングスタンプ」で、封筒を閉じる

近年は、さまざまなデザインや色の組み合わせがあり、結婚式やギフトを送る場面でもよく使用されています。
手紙を開けるときのワクワク感の演出に取り入れてみてもよいでしょう。
11色のカラーと、3種類の形状から自分好みのものをオーダーできます。1点1点が手作業で作られているため、同じ色やデザインでも全く同じものはありません。市販品にはない特別感をシールで味わってみては。
こちらは24色のワックスが入っており、200個程度のシーリングスタンプを手作りできます。スタンプや柄杓(ひしゃく)、ロウソクもセットなのですぐに始められますよ。色合いは高級感のある組み合わせなので、落ち着いた雰囲気にしたいときにはぴったりです。
手紙アレンジを後押しする、おすすめ書籍
イラスト上達を目指したい方へ
ゆるっとかわいいイラストの描き方|しろくまななみん (著)
線や基本的な図形の描き方など、基本の部分からしっかりと練習して描ける1冊。
YouTuberとしても活躍しているイラストレーターの「しろくまななみん」さんによる指南書です。
配色や使う文具の組み合わせなども詳しく載っており、練習しながら失敗せずにかわいいイラストが描けます。
<イラストの種類例>
・生き物
・食べ物
・生活用品
・季節のイベント
・記号
・文字
・枠 など
いろいろと描けるようになったら、手紙以外の用途でも試してみたくなりそうですね。
そこで、本を使って、辞典のように合うものを探しながら描いてみるのもおすすめ。
ボールペンでかんたん! プチかわいいイラストが描ける本|カモ (著)
こちらは挿絵感覚で、ちょこっとしたイラストを添えたいときに使いたい1冊。
教科書やLINENスタンプ、実用書など幅広い分野で活躍している、イラストレーター「カモ」さんの人気書籍。
こちらも人物や食べ物、日用品など生活の場面を切り取ったイラストが満載です。
使用場面での注意点やポイントも丁寧に解説されているため、イラスト初心者にはありがたいところ。
基本を覚えたら、あとは自由に自分好みのテイストに変化させていけるようになっています。
マステの使い方をマスターしたい方へ
マスキングテープで楽しむ模様づくり|フミノナ(著)
マスキングテープをただ貼るだけではなんだか味気ない。
そんなときは、さまざまな形にカットして模様を作ってみるのはいかがでしょう?
こちらの書籍なら、カットする方法から模様の作り方まで詳しく丁寧に解説されています。
手紙の項目もありますので、そのままマネすれば凝ったデザインのレターに仕上がりますよ。
配色アイデア手帖 めくって見つける新しいデザインの本|桜井 輝子(著)
ページをめくって眺めているだけでも楽しい『配色アイデア手帖』は、マスキングテープの色合いを考えるときに役立ちます。
写真や言葉から連想される色や模様のイメージが詳細に載っています。
たとえば、「夏の縁日」を表現したいなら「赤」「オレンジ」「黄色」をベースに、差し色で寒色系の色を入れるなど。
手持ちのテープから似た雰囲気のものを選べば、イメージに合ったカラーリングで手紙を装飾できますよ。
おまけ:贅沢な雰囲気の、こだわりのレターペーパーもお薦め
まるでひとつの作品のようなレターは、おもわずお部屋に飾りたくなってしまうかも。
触り心地がいい「和紙のレター」
毎回違う柄の便箋を使える「レターブック」
レターブックと言われる書籍タイプの便箋があるのはご存じでしょうか。
特に「ウィリアム・モリス」のデザインは、美しく華やか。
アート集として眺めるのはもちろん、一期一会のデザインを実際に使ってみるのも。
封筒の内側に飾り紙として入れておけば、開けた瞬間に「かわいい」「おしゃれ」と乙女心をくすぐられそうです。
こちらは一風変わって、和柄デザインです。
お祝いごとから日常使いまで、場面に合う絵柄に出会えます。
柄の濃いものは、そのまま折ってミニレター用の封筒や、箸袋などに代用するのもおすすめです。
おしまいに

ちょっとの工夫で、相手がずっと保管しておきたくなる特別な一通に変わります。
あなたもこの機会に、装飾を加えた手書きのメッセージを送ってみませんか?
まずは、自宅に余っているレターセットを使って自分だけのアレンジを楽しんでみましょう。
手紙の楽しさに気づくと、デジタルのやり取りでは得られない、とっておきの体験ができますよ。
繊細な色と筆致を楽しめるSAILOR(セイラー)の水彩四季織マーカー。イラスト上手な方からも定評のあるんですよ。穂先は筆ペンのように使えるブラッシュタイプと、細かなタッチが可能な細字のツインタイプ。
注目したいのが、ペンの色の名前。春夏秋冬に分かれていて、手紙を書きながら落ち着いた和の心を味わえそうです♪ たとえば、冬の色ならこんな名前のカラーがありますよ。
<色の名前>
・時雨(しぐれ)
・雪明(ゆきあかり)
・霜夜(しもよ)
・囲炉裏(いろり)
・常磐松(ときわまつ)
思わず冬の情景が頭に浮かんできませんか。