おうちでのんびり刺し子を楽しみませんか?
今回は、手縫いでも簡単に作れる刺し子コースターの作り方を紹介します。暇な時にに少しずつ進められるので、ぜひ挑戦してみてください。
まずは基本を知ろう
表裏両面とも美しく!
裏側にも綺麗な模様が出るように刺す
刺し始めと刺し終わりは玉結びしない
基本の道具と材料
・薄手の生地
・チャコペンなど図案を写す道具
・刺し子糸
・刺し子針
ちなみに、フランス刺繍で使う刺繍枠は必要ありません。刺し子は引っ張りすぎると生地が歪んでしまうためです。どれも手芸店はもちろん、最近では100均ショップでも購入できます。
こちらは図案が水溶性インクでプリントされている生地で、初心者の方やすぐに刺し始めたい人におすすめです。細かい図案から刺し目が少ないものまでたくさんのデザインがありますので、お気に入りのものを見つけて挑戦してみましょう。
好きなデザインを刺したい方は、方眼だけが印刷された生地がおすすめです。方眼タイプだけではなく斜め方眼タイプもありますので、購入前にざっくりと仕上がりをイメージしておくと良いでしょう。ちなみに、生地の色はグレーやイエロー、藍色など豊富です。
オリジナルの図案にする場合は、チャコペンのように図案を書く道具が必要です。鉛筆タイプとペンタイプがありますが、おすすめは細かい線が描けて水で消えるペンタイプです。
刺し子用の糸は、縫い糸よりも太く刺繍糸より細いです。細すぎる糸で刺すと文様が綺麗に見えませんし、刺繍糸など複数の糸を束ねてあるで刺すと、後からほつれてしまいます。そのため、必ず刺し子用糸を準備してください。
薄い生地に刺す場合は普通の縫い針でもできますが、厚めの生地に刺す場合や太い糸を使う場合は、ぜひ刺し子針を使いましょう。長めなので、連続した短い単線を縫いやすいです。ちなみに、フランス刺繍針でも代用できます。
刺し子の基礎を学びながら作るコースター
材料と必要な道具
(筆者撮影)
・方眼が印刷された生地 :11×11cm(縫い代含む)
・コースター裏側の生地 :11×11cm(縫い代含む)
・キルト芯: :12×12cm程度
※表裏共に薄手の生地を使う場合。
・刺し子糸
・刺し子針、縫い針
・手縫い糸
・糸切りバサミ
・クリップ
キルト芯はなくても作れますが、薄手の生地だけで作ると刺した糸が凹凸となり安定しません。また、結露の水を吸い取りきれずすぐにビショビショになってしまいます。ただし、キルト芯は少量で購入できないため、手に入れにくい場合は接着芯で代用しましょう。
こちらはアイロンの熱で生地に貼り付けられるタイプのキルト芯です。これを表生地につけて一緒に刺します。ランチョンマットなどを作る際にも使えますので、ぜひ色々な作品に活用してみてください。
接着芯は柔らかく薄い生地の補強や形状を保つためのものです。バッグの持ち手や洋服の襟・首回りなどにも貼り付けるため、手芸をする時にはよく登場します。
作り方
①図案を描きキルト芯と合わせてクリップで留める
(筆者撮影)
②図案を刺していく
(筆者撮影)
(筆者撮影)
③余分なキルト芯を切り取る
(筆者撮影)
④裏生地と中表に合わせて縫い合わせる
(筆者撮影)
(筆者撮影)
⑤返し口を縫い閉じる
(筆者撮影)
⑥アイロンをかけて形を整えて完成!
(筆者撮影)
男前なジーンズリメイクコースター
材料と必要な道具
(筆者撮影)
・ジーンズから切り出した布:サイズは適宜(2枚)
・刺し子糸(太いタイプ)か刺繍色
・刺し子針
・糸切りバサミ
・クリップ
デニム生地は一枚でも丈夫ですが、さらに強度を上げるために今回は二枚重ねで刺し子をします。また、分厚く袋縫が難しいため裏布はつけません。
作り方
①布に図案を描く
(筆者撮影)
②図案を刺していく
(筆者撮影)
③図案の下書きを洗い流して完成
(筆者撮影)
(筆者撮影)