英語は小さい頃から楽しんで勉強しよう

英語学習は5歳からでOK?アメリカの教育事情

「英語が話せない状態で義務教育が始まっても平気なの?」と疑問に思うかもしれません。しかし、その心配は全くありません。アメリカは移民の多い国なので、英語が話せない子供がいることは当たり前なのです。むしろ、学校では英語がネイティブではない子供だけを集めたEnglish as a second or foreign language (ELS)クラスが設けられ、少人数で教育が受けられます。
つまり、日本国内で子供に英語を教える際も決して焦る必要はありません。効率よく正しい方法で学べる環境を整えれば、小学校に上がってからスタートしてもしっかりと身につきます。
PART1:アメリカではこうやって英語を学ぶ!

ABCの発音はフォニックスで
文字の書き取りは大文字小文字セットで
単語は歌で覚える
アメリカの“元祖・歌のお兄さん”
1970年代からアメリカで歌のお兄さんとして活躍していたカナダのミュージシャン・ラフィさん。オリジナル曲からアメリカの童謡、世界各国の童謡を歌っていて、CDなどは世界中で販売されています。優しい声と聞き取りやすい英語が耳に残り、正しい発音も学べるのでおすすめです。子供だけではなく大人が聞いても心地よいので、ぜひ一日中かけっぱなしにして聞き流してみてください。
テンポの良いカントリーミュージックが楽しい
こちらは1990年代から活躍する子供向けのミュージックバンドです。結成から20年以上経っている今でも、学校などの教育機関で活用されています。耳に残る楽曲が多く息子もダンスをしながらよく聞いています。YouTubeでたくさんの楽曲が聞けますので、ぜひ子供と一緒に聞いてみましょう!
アップテンポな歌とリズムで覚える
クークーカンガルーは2008年に結成された男性二人組のユニットで、「新生・歌のお兄さん」として人気が高まっています。日本の幼児向けミュージックとは一味違う本格的なヒップポップ調の音楽と、コミカルな歌詞、真似したくなるダンスが特徴です。小さい子供から大きい子供まで楽しみながら聞けて、ラップの韻で同じ発音の単語をまとめて覚えられます。
PART2:英語力は焦らず身に着けよう
正しくなくてもいい!音を頼りに文章を書く

(筆者撮影)
親子で英語の総合学習を楽しもう♪
アルファベットや動物、色など多岐に渡ったジャンルがランダムに並んだ学習カードです。問題・答えが書かれたカードが分かれているため、クイズ形式で楽しめます。また、バラバラにならず持ち運びやすいため移動中にも楽しめます。
忙しい時には英語学習アプリにお任せ!
KidloLand: Nursery Rhymes, Kids Games & Baby Songs
Zoolingo - Preschool & Kindergarten Games
PART3:英語を楽しく学べるおすすめ書籍

ロングセラー作家の英語絵本
Dr.Seussの絵本
◼️『Dr. Seuss's ABC: An Amazing Alphabet Book!』 Dr. Seuss(Random House Books for Young Readers)
ドクター・スースは1950年代から活躍したアメリカの有名な絵本作家で、亡くなった今でもその著書は世界中で愛されています。こちらの一冊はアルファベットが勉強できるので、初めて買う英語絵本におすすめです。絵も可愛いので、プレゼントにしても喜ばれます。
◼️『The Cat in the Hat 』 Dr. Seuss(Random House Books for Young Readers)
ドクター・スースの本には数々の魅力的なキャラクターが登場しますが、その中でも特に人気なのがこちらの「キャット・イン・ザ・ハット」です。今でも子供達から大人気で何度も映画化されているほどです。韻を踏む詩的な文章は大人が読んでも心地よく、ずっと大切にとっておきたくなります。
Eric Carleの絵本
◼️『Eric Carle's Book of Many Things: Over 200 First Words』 Eric Carle(Puffin)
『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カールが手がけた英単語絵本です。素敵なイラストと単語のみで構成されているため、赤ちゃんが見ても楽しめますし、英単語を勉強中の小学生にも役立ちます。画集として見ても可愛いので、お部屋に飾っておくのもおすすめです。
◼️『The Very Hungry Caterpillar's Wild Animal Hide-and-Seek』 Eric Carle(Puffin)
こちらは物語を進めながら仕掛けが楽しめる子供が大喜びの一冊です。虫や動物がたくさん出てくるので、意味が分からなくても見ているだけで楽しめます。
Richard Scarryの絵本
◼️『Biggest Word Book Ever』Richard Scarry (HarperCollins)
なんと大きさが40cm × 60.5 cmもある超巨大絵本です。表紙を開くと動物たちが住む街が細かく書かれており、それぞれに単語が添えられています。建物、食べ物、乗り物など色々なジャンルの単語がページごとに学べる上に、細かいイラストは子供心をくすぐること間違いなしです!
◼️『Best Word Book Ever』Richard Scarry (HarperCollins)
こちらも辞書的に使える絵本で、日常のシーンを切り取ったようなイラストが各ページに書かれています。よく使う単語がイラストと一緒に学べるため、大人が見てもとても為になります。
日本語と英語をセットで学べる絵本
子供に視覚で訴える絵本
◼️『和英えほん』とだこうしろう 、アン・ヘリング(戸田デザイン研究室)
グラフィックデザイナーである著者が書いた一冊で、中はとにかくシンプルです。大きなイラストの横に日本語(ひらがな)と英語が書かれているため、文字を読めるようになったばかりの子供なら、一人で勉強できちゃいます!
発音がカタカナ表記されていて安心
◼️『0さい~4さい こどもずかん 英語つき』よしだじゅんこ(学研プラス)
動物、乗り物、虫、体の部位など、ページごとにたくさんの単語が書かれています。それぞれ日本語・英語・英語の読み方(カタカナ表記)が書かれているので、親御さんが読んであげる時にも大助かりです。0〜4歳向けと書かれていますが、もう少し大きい子供でも十分活用できます。
子供の英語教育は焦らずに!
