“夏の疲れ”は遅れてやって来る!夏の終わりのプチ不調をリセットする方法

“夏の疲れ”は遅れてやって来る!夏の終わりのプチ不調をリセットする方法

暑さが徐々に和らぎ、朝晩は過ごしやすくなる夏の終わり。「何だか調子が悪くてやる気が出ない」「肩こりや倦怠感などを感じるようになった」そんな心身の不調を感じていませんか?夏から秋への季節の変わり目は、様々な心身の不調が起きやすい時期と言われています。夏の終わりから初秋に表れる様々な症状は「秋バテ」と呼ばれ、何もケアをしないと不調が長引くことも。そこで今回は、秋バテを招きやすい夏の習慣と、予防に役立つ習慣をご紹介します。夏の疲れをリセットして、秋バテを解消し、快適に秋を迎えましょう。2021年08月29日作成

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夏の終わりの不調は、夏の疲れから来る「秋バテ」かも…

“夏の疲れ”は遅れてやって来る!夏の終わりのプチ不調をリセットする方法
出典:unsplash.com
暑さが和らぎ過ごしやすくなった時期にやって来る「秋バテ」。秋バテは、夏の疲れでカラダの機能が低下すると起こりやすくなると言われます。夏の終わり頃は日中に比べて朝晩はどんどん涼しくなり、一日の中で寒暖差の激しい日が増えます。さらに、台風や急な雨など初秋は天候が不安定な日も多く、気圧の影響も受けやすい時期。こうした環境の変化が、体温調節機能を司る自律神経のバランスを乱す原因につながると言われています。

秋バテの具体的な症状とは?

夏の疲れから起こる秋バテには、以下のような症状があるとされています。まずはチェックしてみましょう。
□カラダが重い、倦怠感がある
□寝つきが悪い、眠りが浅い
□やる気が出ない
□疲れやすい
□理由もなく落ち込む
□神経過敏、ストレスを感じやすい
□食欲がない、または食べ過ぎてしまう
□胸やけや胃もたれがある
□便秘や下痢をしやすくなった
□頭痛や肩こりがある
□めまいや立ちくらみがある

チェック項目が多いほど、秋バテを深刻に考える必要があります。では、なぜそのような症状が現れるのでしょうか?
秋バテの主な原因は、寒暖差などの「環境の変化」と、夏の過ごし方による「カラダの冷え」。夏の暑さを和らげるための習慣がカラダの冷えを招き、疲れが蓄積した秋の始めころに様々な不調として心身に表れるのだそう。夏の疲れは遅れてやって来ると言われています。次からは、秋バテを招きやすいとされる夏の習慣をご紹介します。

秋バテを招きやすい夏の習慣

エアコンの効いた室内で過ごす時間が長い

暑い夏はエアコンの効いた室内で過ごすことが多くなります。熱帯夜などは一晩中エアコンをつけていることもあるでしょう。エアコンの効き過ぎた室内に長い時間いると、カラダの冷えを招きます。

また、デスクワークなど、同じ姿勢でいる時間が長い人はカラダが固まりやすく、冷えに加えて筋肉の緊張が血行不良を加速することも。さらに、暑い外と室内の気温差が大きくなるので自律神経の乱れにつながり、秋バテを招きやすくなると言われています。

運動の習慣がない

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運動の習慣がないことも、秋バテの原因につながるとされています。運動不足になると全身の筋力がだんだん弱くなり、基礎代謝の低下につながります。基礎代謝の低下は、血行不良や免疫機能の低下の原因になり、秋バテを招きやすくなるそう。夏場はあまり動かなくても汗をかくため、いつもより「運動をしよう」という意識が低くなりやすいので注意が必要です。

冷たい飲み物をよく飲む

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夏は麦茶やビールなど、冷たい飲み物がより美味しく感じられる季節。キンキンに冷えた飲み物はのどごしも良く、ついつい飲み過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか。

冷たい飲み物の摂り過ぎは内臓を冷やす原因になり、秋バテを招きやすくなります。夏の日差しの下での肉体労働や、屋外でのスポーツ時は火照ったカラダを冷やす効果もありますが、エアコンの効いた室内で過ごす時は冷たい飲み物の摂り過ぎに気をつけましょう。

夏は「スタミナ食」で元気を補給している

暑い夏を元気過ごそうと、「夏バテ」予防としてニンニクたっぷりの肉料理や辛いもの、精力がつくと言われる鰻など、「スタミナ食」を積極的に食べている人は少なくないかもしれません。ですが、この習慣が秋バテの原因になることも。

肉や魚などのタンパク質や脂っこいものは消化に時間がかかり、胃腸の負担が大きくなります。暑い夏は体温の調整にもエネルギーを要しますので、疲れたカラダがさらに消化でエネルギーを消耗し、胃腸の疲れから秋バテの症状が起こりやすくなるのです。

夏場はサッとシャワーで済ます

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「夏は湯船に浸からず、シャワーでサッとすませてしまう」こんな習慣も秋バテの原因のひとつです。入浴には、カラダを芯から温め、リラックスを促す効果があります。夏はカラダの表面は暑く感じても、内臓は知らず知らずのうちに冷えているもの。入浴によりカラダを温める習慣がないと、カラダの冷えが加速し、秋バテを招きやすくなります。

また、シャワーだけでは発汗しにくく、日中カラダにこもった余分な熱を逃がせないと言われています。そのため、体温調節がうまくできず、秋バテの原因になることも。

秋バテ予防に*夏の疲れをリセットする5つの生活習慣

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秋バテの原因になるのは、遅れてやって来る夏の疲れ。つまり、夏の過ごし方が影響すると言えます。夏の暑さで疲労したカラダの回復を促し、夏の疲れをリセットすることが秋バテの予防・緩和につながります。

ここでは、秋バテの原因とされる「夏の疲れ」をリセットする習慣をご紹介します。早めのケアで夏の疲れをリセットし、秋バテの予防や緩和に役立ててくださいね。

1:服装で体温調節をする

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服装で体温調節をして、秋バテの大きな原因とされるカラダの冷えを防ぎましょう。夏の終わりも日中はまだまだ暑さが残り、エアコンの効いた室内と外との気温差が大きくなります。暑かったり寒かったりと寒暖差の激しい環境は、体温調節を担う自律神経のバランスが乱れやすくなります。室内では上着を羽織る、朝晩は靴下をはくなど、体温調節ができる工夫をしましょう。

2:定期的な運動で汗をかく

夏の疲れをリセットするには、適度な運動も効果的です。激しい運動をする必要はなく、じんわり汗がかけるくらいの運動量でOK。ウォーキング、ジョギング、ストレッチ、ヨガなど、朝や夕方の涼しい時間帯や、室内でできることを無理なく取り入れてみましょう。
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運動する時間が取れない人は、週2回だけは歩いて通勤する、なるべく階段を利用するなど、日常を「運動の時間」にするのもおすすめです。「30~60分を週2~3回」を目安に、適度な負荷でカラダを動かす習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

3:カラダを温める食材や旬の食材を積極的に摂る

秋バテ予防として、生姜やネギなどのカラダを温める食材を積極的に摂りましょう。カラダの疲労回復を助けるビタミンB1が多く含まれる玄米やごまもおすすめです。納豆や味噌などの発酵食品に含まれる酵素は、疲れた胃腸の回復を促し、腸内環境を整える効果が期待できます。

また、旬の食材も積極的に摂りましょう。例えば、秋が旬のきのこはビタミンや食物繊維が豊富に含まれていて、カラダの免疫機能の調整に役立つとされています。カラダに摂り入れるものに気を配り、夏の暑さで弱った胃腸を労わる食事を摂るように心がけてくださいね。

4:シャワーですまさずゆっくり湯船につかる

入浴をシャワーですまさず、ゆっくりと湯船に浸かる習慣をつけましょう。入浴はリラックスを促し、夏の疲れをリセットする助けになります。お風呂でリラックスすることで寒暖差や気圧の変化などで乱れがちな自律神経を整え、ストレスを緩和してくれる効果が期待できます。

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お湯の温度は、じんわりと汗がかける38~40℃くらいの温度がおすすめです。ややぬるめのお風呂にゆったりと浸かり、カラダを深部から温めて血流を促しましょう。スムーズな入眠もサポートしてくれるそうです。また、適度に汗をかくことでカラダに溜まった余分な熱を逃がし、体温調節機能を整えるのに役立ちます。

5:ぐっすり眠る

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「ぐっすり眠る」ことは夏の疲れをリセットするための大事な習慣です。「睡眠不足は万病のもと」と言われるように、睡眠は心身の健康に大きな影響を及ぼします。良質な睡眠が取れていなければ、秋バテを予防するための様々な工夫も台無しになりかねません。
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特に、夜が短い夏は睡眠時間が短くなりがちです。良質な睡眠は、カラダの疲労を和らげ、ストレスを緩和して疲れた心の回復も助けてくれます。まずはぐっすりと眠り、カラダの機能回復を優先してくださいね。

夏の疲れを早めにリセットして、快適に秋を迎えよう♪

真夏の眩しい日差しがだんだんと和らぎ、少しずつ秋の訪れが感じられる夏の終わり。季節の変わり目は、次の季節に向けて準備をするため心もカラダも不安定になりやすい「ゆらぎ期」です。いつも以上に自分の心身を労わり、夏の疲れを早めにリセットして快適に秋を迎えましょう。

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