シンプルであることは、豊かなこと。「ミニマルな暮らし」のつくり方

シンプルであることは、豊かなこと。「ミニマルな暮らし」のつくり方

ミニマリストのように徹底したいわけではないけれど、ほどよく物を減らしたい。そこそこきれいな部屋で、センスよく暮らしたい――。自分サイズの「ミニマルな暮らし」なら、今の暮らしをよりシンプルに、より洗練させることができます。必要なもの、物量は人それぞれです。これが正解というものはありません。人生の荷物を減らして身軽になれば、自分はどのように生きたいか、何が大切なのかが見えてきます。その先に、あなたなりのシンプルで豊かな「ミニマルな暮らし」が待っているのです。2021年05月30日作成

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「ミニマルな暮らし」は自分サイズの暮らし

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出典:unsplash.com
物質的な豊かさが、そのまま心の豊かさではない――。多くの人がそのことに気付き始めています。

「ミニマルな暮らし」は、自分サイズの暮らしです。ミニマリストのように徹底して物を排除するものではありません。

どのくらいがちょうどいいかは、人それぞれです。あなたも、今の暮らしをよりシンプルに洗練させて、豊かな暮らしをかなえてみませんか。

物との向き合い方

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物を減らしたり、片づけたりするのは、単なる手段でしかありません。「ミニマルな暮らし」において大切なのは、物との向き合い方です。

自分にとって何が必要で、何が大切なのか。その物の存在は、どのような価値があるのか。面倒でも、ひとつひとつに向き合い、自らに問うことに意義があるのです。

「今」を満たしてくれる?

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物と向き合うとき、「今」を満たしてくれるかどうかが、ひとつの目安になります。今必要なもの、今使っているもの、今大切にしているもの……。

過去のもの、未来のものは、物としての役割を果たしていません。それらに「今」を圧迫されていないか、見直すのです。

物が同居人だとしたら?

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物を同居人に見立てて、今の自分に必要かどうかを見極めるのもおすすめです。一緒にいて落ち着くか、リラックスできるか、幸せな気持ちになれるか……。

あるいは、なんとなく嫌な感じがしたり、わずらわしかったり、見て見ぬふりをしたりしていないでしょうか。物に愛着が持てるかどうかが、判断基準となります。

管理できていれば持っていてもいい

ミニマリストのように、極限まで減らしたり、なくしたりする必要はありません。生活に支障が出ては、元も子もないからです。

今の暮らしに欠かせず、たくさん必要なものもあるかもしれません。それらを管理できているのなら、持っていても問題ないのです。

心地よい暮らし方

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物が全くないのが快適な人もいれば、適度に好きなものに囲まれていたい人もいます。心地よさは人それぞれです。

自分にとっての心地よさとは、どのような状態か。自らの快、不快に敏感になることで、より満足のいく「ミニマルな暮らし」が実現するのです。

快適にすごせている?

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今の生活で、窮屈さを我慢していたり、不便さを諦めていたりすることはないでしょうか。暮らしの場が快適であることは、生きる活力になります。

自分が好きなもの、気に入っているもの、心地よさを感じるもの。自らの生きる場所は、自らの手で快適に整えるのです。

正解は人それぞれ、そのときどき

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「ミニマルな暮らし」に唯一解はありません。心地よく暮らす条件は、人それぞれであり、そのときどきでも変化するものだからです。

自分にとっての最適解も、そのつど変わります。過去はそれでよかったとしても、今の自分に合うようアップデートしていく必要があるのです。

殺風景にならないように

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物がない空間は、よけいな思考や雑念がわくこともありません。そこに心地よさを感じるのなら、無理に飾り付ける必要はないのです。

人によっては、殺風景すぎてさみしく感じるかもしれません。その場合は、清潔さを保てる程度に、適度に飾り付けてもいいでしょう。

「ミニマルな暮らし」が続く心がけ

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「ミニマルな暮らし」に完成はありません。一日として同じ日はなく、生活は日々刻々と変化するものだからです。

そのときどきの状況に振り回されることなく、自分という軸を持つ。その心がけが、「ミニマルな暮らし」を続けていく秘訣なのです。

自分なりの手放す・残す基準

自分なりの手放す基準、手元に残す基準をもうけます。誰かの決めたルールを真似ても、うまくいくとは限らないからです。

洋服であれば、「過去1年に着たかどうか」がちょうどいい人もいれば、「過去3年」が適している人もいるでしょう。試行錯誤しながら、自分なりの基準を見つけるのです。

「欲しい」と「必要」の区別

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生活をしていく以上、物はある程度消費していくものです。古くなれば買い替えることもあるし、ライフスタイルの変化で新しく買い足すものもあるでしょう。

そんなとき、「欲しい」と「必要」の区別をつけることです。「なくても問題ない」か、「ないと困る」のかを判別すれば、うっかり物が増えてしまうこともありません。

余白・余裕・ゆとりをもつ

「ミニマルな暮らし」は物質的なことに限りません。物の量が自分の必要なレベルに落ち着けば、自然とほかのことにも及んでいきます。

部屋に余白ができれば、時間にも余裕が、気持ちにもゆとりがもてるのです。そうして良い循環が生まれ、暮らし全体がよりよく変わっていきます。

思考もシンプルに

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生きていれば、いいこともそうでないこともあります。落ち込むことがあっても、生活は続いていくのです。

それならば、複雑に考えすぎて苦しくなるよりも、前向きな気持ちでいたいもの。些末なものごとにとらわれないよう、「思考もシンプルに」を心がけていきたいですね。

わたしらしい「ミニマルな暮らし」を始めよう*

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「ミニマルな暮らし」のつくり方をご紹介しました。

何が必要で何が大切なのか。価値観が人それぞれあるように、「ミニマルな暮らし」の正解はありません。

あなたも、今の暮らしをよりシンプルに洗練させて、豊かな暮らしをかなえてみてくださいね。
何もない心地よさを感じよう。シンプルで豊かな暮らし方のヒント
何もない心地よさを感じよう。シンプルで豊かな暮らし方のヒント

何でも手に入る物質的な豊かさはあるのに、心は満たされずにいる。物理的な空間は埋まっても、心の隙間は埋まらないまま――。それは、いらないもの、余計なものが多すぎて、本当に大切なものが見えなくなっているのです。余計なものが何もない、心地よさ、豊かさを感じてみませんか。そのためには、無駄なものをそぎ落とすこと。ごく少数の価値あるものだけを、大切に慈しむことです。そうすることで、あなたの心は本当の幸せで満たされるはずです。シンプルで豊かな暮らし方のヒントをご紹介します。

こちらの記事ではシンプルな暮らし方のヒントをご紹介しています。ご自身にぴったりの暮らし方を見つけるご参考になさってくださいね。

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