わたしらしく、心地よく。「暮らしのミニマル化」で心豊かに生きる

わたしらしく、心地よく。「暮らしのミニマル化」で心豊かに生きる

少なく、小さく暮らす。それは、これだけあれば幸せ、これさえあれば満足、という心地よさに満たされた暮らしです。見栄や欲にとらわれて自分に必要ないものを抱え込んだり、煩わしい情報に惑わされたりすることもありません。もしあなたが、今の暮らしを窮屈に感じているのなら、「暮らしのミニマル化」を始めてみませんか。身のまわりの物を少なく、ものごとを小さくする。そうすれば、飾らない素の自分のまま、心地よい暮らしができるのです。2021年05月20日作成

カテゴリ:
ライフスタイル
キーワード
暮らし暮らし方シンプルライフミニマリストミニマル
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「暮らしのミニマル化」は、心豊かに生きることです

もっと欲しい、もっと持っていたい。そんな渇望感から抜け出せず、いつも満たされないでいる――。

これは、物質的な豊かさ以前に、心が貧しくなっている状態です。

「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。

目次

持ち物のミニマル化

わたしらしく、心地よく。「暮らしのミニマル化」で心豊かに生きる
出典:unsplash.com
満たされない心を埋めるべく、物に依存していませんか。さして必要でない物を抱え込んでいては、部屋は狭くなり、お金も減っていくばかりです。

持ち物をミニマル化するということは、好きなものだけに囲まれる暮らしになるということ。それはすなわち、物に依存せず、心を満たすということなのです。

洋服

洋服のミニマル化は、気に入っているものだけを残すことに尽きます。そのためには、主軸となるアイテムを決めることです。

着心地、肌触り、素材感など、マイ定番の条件は何でしょうか。限りなく一軍寄りのワンマイルウェアなら、着回しが利き、持ち数を減らすことができます。
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ライフスタイルの変化で着る服に迷ったり、年齢とともに体のラインが変わったり、今までの服がなんだか似合わなくなってきたり――こんなお悩みはありませんか? 大人のわたしたちには、たくさんの服は必要ありません。自分らしくいられる定番の服がいくつかあれば、十分おしゃれは楽しめるのです。目指すのは「私服の制服化」。少ない服でもおしゃれな《シンプリストの服選び》を始めましょう。

少ない服でも自分らしく着まわせる。それが「私服の制服化」です。

道具類

暮らしのさまざまな道具類は、ずっと大切にしているもの、愛用していきたいものだけを残します。今の感覚に合わないもの、使わなくなったものは、手放しても差し支えないものです。

ただし、なんでもかんでも捨てるのはエコではありません。別の用途に見立てたり、必要としてくれる人に譲ったり、ゴミにしない工夫も必要です。

物欲との付き合い方

物を増やさないためには、物欲と上手に付き合っていくことです。欲しいものに出合ったとき、焦って決断したり、お得感に惑わされたりしないこと。

欲しいものリストを書いたり、画像を保存したりして、いったん寝かせるのが有効です。その間に、それを持つことで幸せを感じられるか、メンテナンスしながらでも使い続けたいか、使い道や着回しが限定されないかなど、検討します。
少なくても満足できるライフスタイルへ。「物欲コントロール思考法」
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飽きっぽくて次々にモノを買ってしまう。たくさん持っているのに満たされない――。それは、買って自分の所有物になった時点で、満足してしまっているからかもしれません。では、どうすれば「飽きたら捨てて、また買う」という悪循環を止められるのでしょうか。モノを買うお金も、所有し続けるための空間も、元となる資源も、どれも限りあるものです。少なくても満足できるライフスタイルへ――。「物欲コントロール思考法」で、あなたもきっと変われるはずです。

こちらの記事では、物欲をコントロールする方法をご紹介しています。

家事のミニマル化

無駄な手間や負担を減らし、時間にも空間にも心にもゆとりをもたらすのが、家事のミニマル化です。物の量が少なければ、おのずと家事もシンプルなものに変わっていきます。

そうすれば、あれもこれもしなければと焦ったり、自分を責めたりすることもありません。いつも気持ちよく、機嫌よくすごせるようになるのです。

食事

毎日の食事作りは、こうあるべきという姿に縛られないこと。がんばりすぎず、柔軟に考えることです。便利な家電やサービスも活用して、作り手の負担を軽くします。

メインは素材別に、サブは味付け別に定番化すれば、献立に迷うこともありません。作り慣れることで、調理時間や食材のロスも減らすことができます。

掃除

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時間をかけて丁寧に掃除するよりも、数分でできる毎日の小掃除、小片づけを続けること。それが、きれいな状態をキープする秘訣です。

そのためには、掃除道具を楽に取り出せる場所にスタンバイしておく。床に置くものはキャスター付きや脚付きのものにする、というように、掃除の障壁をなくす工夫をするのです。

収納

収納にすきまがたっぷりできるくらい、物量を減らすことです。そのうえで、見える収納には抜け感を作り、見えない収納は使い勝手よく整えます。

出したままになるものは、パッケージをはがしたり、かごで隠したりして、見た目をすっきりさせます。たまりがちな手紙や思い出の品は、定期的に向き合い、時が来たらお別れするのが賢明です。

心地よく暮らすためのミニマル化

身のまわりの物を減らし、ものごとを小さくしていく。それだけでもじゅうぶん、これまでの暮らしから変化しているはずです。

さらに心地よい暮らしに変えていくためには、不便さや不快さをなくしていくこと。つい見て見ぬふりをしがちな、小さなストレスを丹念につぶしていくのです。

住まい

住まいは疲れを癒し、リラックスする場所ですから、生活感を抑え、心安らぐ環境に整えます。部屋の入口から見える場所には、素敵なフォーカルポイントを。

入口から死角になる場所には、見せたくないものを配置します。悪目立ちする家電や生活用品は、コンパクトなものに取り換えるのがおすすめです。

人付き合い

人付き合いの範囲、人数、深さ、どれもほどほどがちょうどいいものです。どちらか一方が寄りかかりすぎたり、依存しすぎたりせず、お互いが自立した関係でいること。

そのうえで、いざというときに頼れる、信頼できる関係性を築くのです。また、相手が反応に困る話はしない、同意しかねる話は聞こえていないふりをするなど、大人の対応を心がけます。

健康

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質の良い睡眠は、健康に直結します。睡眠に関係ないものは寝室には置かず、明かりはほのかなものでじゅうぶんです。

疲れをためないために、アロマやお灸、ヨガや瞑想などで日常的なセルフケアを習慣に。家にこもりがちなら、つま先立ちやドローインなどのついで運動で、筋力や体力をキープします。

情報

情報は見る側に主導権があるということを忘れないこと、受け身にならないことです。テレビやネット、スマホとは距離を置き、必要以上にチェックしないようにします。

情報は多ければいいわけではなく、信用できるものだけを受け取る姿勢が大切です。アンテナは広げつつ、ゆるくつながる。興味を持ったものだけ、自らアクセスするようにするのです。

「暮らしのミニマル化」で、わたしらしく、心地よく。

わたしらしく、心地よく。「暮らしのミニマル化」で心豊かに生きる
出典:unsplash.com
「暮らしのミニマル化」についてご紹介しました。

「暮らしのミニマル化」をすれば、自分にとって本当に必要なものが見えてきます。物の量は少なくても、じゅうぶんに心は満たされ、豊かに生きることができるのです。

少なく小さく暮らす心地よさを、あなたも感じてみてくださいね。
今が「シンプルライフ」の始めどき。かろやかに、小さく暮らす10の習慣
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今まで見えていなかったもの、気付かなかったこと。自粛生活を経て、忘れかけていた大切なこと、あるいは数々の無駄に気付いた方も多いのではないでしょうか。何かを変えたい、変わりたい。そんなふうに感じている今が、「シンプルライフ」の始めどきです。いろいろと抱え込んでいるから、心配事も増える。身軽になれば、不安はそのぶん小さくなる。増やすよりも減らすことを心がける。そんな、小さく暮らす10の習慣をご紹介します。

こちらの記事では、小さく暮らす習慣をご紹介しています。あわせてご参考になさってくださいね。

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