小物からバスケットまで自分で編める「ラタン編み」

これだけ抑えればラタン編みができる!基本の材料と道具
ラタン材
はさみ
ラタンを切るのに使います。普通の文具バサミでも切られないことはないですが、切り口が潰れてしまったり、刃が痛んでしまうので、できれば切れ味のいい剪定バサミを用意しましょう。刃の長さが短いタイプが使いやすいです。
目打ち
細かい隙間にラタンを差し込む時に穴を広げるために使います。どんなタイプでも使えますが、出来るだけ短く先端が細いタイプがおすすめです。ただし、間違って手に刺してしまうこともありますので、使う時は注意してください。
洗濯バサミ
編み途中でラタンを束ねて置くのにあると便利です。ただし、あまり挟む力が強いものを選ぶと、ラタンに跡がついてしまうので、あまり力が強すぎないタイプを選びましょう。
スプレーボトル
編み途中にラタンを湿らせるために必要です。どんなタイプでも構いませんので、ぜひ作業が楽しくなるようなおしゃれでお好みのデザインのものを選んでください。
ラタン編みを始める前に知っておきたい3つのポイント
ポイント①ラタンを十分に湿らせて編む
ポイント②神経質になりすぎずラフな気持ちで編む

ポイント③お好み合わせて色染めする
その他の色にしたい方は、布用の染料を使いましょう。バスケットなど大きな作品は、編む前のラタン材を染め、アクセサリーなどの小物は編んでから染めるときれいに仕上がります。
今すぐチャレンジ!簡単にできるラタン編みレシピ10選
レシピ①重ね付けしても素敵なブレスレット
レシピ②基本の編み方で作るシンプルコースター
レシピ③プレゼントにもぴったりのアクセサリー
レシピ④インテリアのアクセントになるアロマディフューザースティック
レシピ⑤基本の編み方で作るナプキンリング
レシピ⑥おしゃれな壁掛けミラー
レシピ⑦ざっくり編みが素敵な花瓶カバー
レシピ⑧シンプルなカゴ
レシピ⑨お花のような縁が素敵な果物カゴ
レシピ⑩自然なカーブが美しいランプシェード
かわいいラタン編みについてもっと知りたい方におすすめの書籍
1・ラタン小物に特化したレシピ本
ナチュラルな印象の素敵な小物レシピが充実
■「籐で作るアクセサリーと小物: 10 種類の飾り結びで作るバングル、ブローチ、バレッタ etc.」
小物のレシピに特化した一冊です。簡単なのにおしゃれな作品ばかりなので、まずラタン編みに慣れたい方におすすめします。
2・バスケットなどを編みたい方におすすめの一冊
小物~カゴなどひと通りチャレンジできる!
■『ラタンワークの暮らし小物とアクセサリー ノスタルジックな籐編み』朝倉あすか(文化出版局)
アクセサリーなどの小物から、果物カゴやカバンなど多岐に渡ったレシピが載っています。どこかレトロで個性的な作品ばかりなので、見ているだけでも素敵な一冊です。
3・色々なカゴを編みたい方におすすめの教科書
カゴやお皿…使えるオーソドックスレシピが盛りだくさん
■『籐かご教室「紡ぎ」の 籐編みのかご』(朝日新聞出版)
かご編みの基本や応用の編み方まで全てわかる教科書的な一冊です。この本に載っている編み方をマスターすれば、カゴ以外にも色々作れますので、ラタン編みを極めたい方におすすめします。
あなたも可愛いオリジナル籠を編んでみましょう♪

一般的に売られているラタン(籐)は、太さ1mm〜3mmまで種類があり、作る作品によって使い分けます。1mmや1.25mmの太さのものは、細かいアクセサリーなどを編む時に使います。1.5mmから2mmのラタンはコースターなどの小物向き、それ以上の太さがバスケットなどに適しています。一番色々なアイテムに使えるのが、2mmから2.5mmのラタンで、アクセサリーからバスケットまで編めます。まず買うのであれば、この辺りの太さのラタンを選んでください。