忙しい毎日。頑張れるのはどうして?
「良きライバル」がいるとなぜか頑張れる

仕事でも家事においても、敵対するのではなく「共に頑張れる良きライバル」の存在によって、気持ちにハリが出て、また頑張ろうという意欲が湧いてきたりしますよね。

仕事において、実績はもちろん取り組む姿勢など、他者から学ぶところはたくさんあるでしょう。家事においても、SNSでつながったり会話する中で、素敵だなと思えるところは自分でも試してみたいですよね。
ライバルが居なくなってしまった場合のモチベーションが不安…

けれど、もし「共に頑張れる存在」がなんらかの理由により近くに居なくなってしまったら…。追いつきたいと思って頑張っていたのにその対象が突然いなくなってしまった途端に、自分がなにをすべきか戸惑ってしまうような気がしませんか?

追いつきたいと思える理想の相手や切磋琢磨し合える仲間を失う事は、モチベーションの低下につながりかねません。近くにいてくれたら嬉しい「良き師であり、ライバルである仲間」ですが、ずっとそばに居るとは限りませんよね。
成功や幸せへの渇望感は一時、ライバルの代わりになってくれる…

ではライバルに追いつきたいという思いではなく、「成功したい、幸せになりたい」という思いを叶えるために頑張っているとしたら、どうでしょう。

ただ、成功や幸福は、ともに自分が思い描いたゴールを目指すものですよね。頑張って自分の望みを叶えるということはゴールを迎えるということ。嬉しい反面、一度ゴールをくぐれば、さらに前進するために次の一歩を踏み出すのは難しいですよね。
心を支え、最高のライバルにもなれる「もう一人の自分」
そんなとき、常に心の中にいるもうひとりの自分と共に前へ進んでいけたならどうでしょう…
前進するために自分の揺るがないモチベーションを支えてくれるのは、最高のライバルである、もうひとりの自分という存在なのではないでしょうか?
「もう一人の自分」と共に、昨日の自分より成長を

では、揺るがないモチベーションとは何か…。それは、「昨日の自分より成長する」という気持ちではないでしょうか。他人と比べるのではなく、もう一人の自分に納得してもらうことが、成果へプラスの効果をもたらすのです。

そもそも、良きライバルといえ、他人を意識している限り、時に羨望や嫉妬の気持ちを感じたり、苦しさを覚えるなど、気持ちが揺さぶられてしまうことがあるのも事実ですよね。

一方で自分の成長を目指すのであれば、誰と比べる事もなく自分に磨きをかけるのみです。昨日より少しでも成長できるように頑張る、とポジティブに考えることでモチベーションを保つことができるでしょう。
成功より成長を目指すことのメリットは「途切れない」こと

人それぞれイメージするゴールの形はさまざま。ゴールを目指し頑張り続けてきた人にとって、ゴールできればとても嬉しいし、安堵することでしょう。けれど、その安堵感を守ろうとしてしまうと、次への行動につながるモチベーションは起こりにくいですよね。

その点、昨日の自分を超えるべく成長を目指すことは、ゴールの全貌はいつまでたっても見えません。けれど、昨日よりこれだけ進歩した、という確固たる実感と自信を重ねていくことができます。
小さな自信を積み重ねよう

自分にしかわからないような小さな変化でも、積み重ねていけば大きな力になり得ます。昨日の自分を良きライバルとし、止まることなく成長し続けていけたならより未来の可能性も広がりますよね。
「もう一人の自分」という「良きライバル」と共に”らしく”進もう

どんな時でも、もう一人の自分はあなたの味方。日常に小さな変化を起こしながらいつまでも成長し続けていけたなら、とても素敵な毎日を送れそうな気がしませんか?
家族やパートナー、または自分の将来のためや幸せを願って頑張っているという方もいるでしょう。あるいは、憧れの先輩や切磋琢磨する同僚の存在が支えとなったり、原動力につながっているという方もいるかもしれません。