暑い日が続くと、家事をこなすのも大変。さらにまとまった片付けとなると、ついつい後回しにしてしまいがち…。でも、少しずつ気温が下がり、気候が安定してくると体も動かしやすくなります。そんな暑すぎず寒すぎず、窓を開けて作業しやすい秋だからこそ「お片付け」をしてみませんか。
片付けの基本は「散らかっているものを定位置に戻す」作業を繰り返すことです。
定位置が決まっていないと“なんとなくその辺に”置きっぱなしになってしまうことも。逆に定位置が決まっていれば、戻すだけで片付きます。まずは定位置を決めることをルールにしましょう。
出典: 同じ収納ケースを並べると、見た目も美しくすっきりします。ところが、同じケースだからこそ、どれが何の収納なのかひと目で分かりにくいデメリットも。いちいち確かめていたら定位置に戻すことに時間がかかってしまい、面倒に感じて結局仮置きが増えてしまうこともあります。そこで、ケースにラベリングをしてみましょう。買ってきたものもラベルを見てすぐに片付けられれば、手間に感じることはありません。
出典: ユニットシェルフとボックスを使うと定位置もさらに分かりやすくなります。毎日使うものは頻繁に出し入れするので、隠さずにオープンな収納方法を選ぶのもおすすめです。また定位置には余裕を持って収納することで使いやすさもアップしますよ。
出典: たとえばTVのリモコンは、ソファーに置きっぱなしにしたり、どこに置いたか分からなくなったりしまいがちなので、定位置を決めておきたい物です。
しかし、定位置は「どこでもいい」わけではありません。定位置を決める時のポイントは“使う場所の近く”にすることです。定位置が近ければ、戻すことも手間になりません。
出典: 傘の定位置はやはり玄関。靴箱の中や傘立てを入口に置くというのも定位置にはなりますが、見た目がごちゃごちゃしていると「片付けた!」という満足感が得られません。定位置は置くだけではなく、掃除のしやすさや見た目のすっきり感も含めて決めましょう。
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帰宅後、“また明日も使うから…”と、通勤用バッグなどをついつい仮置きにしてしまっていませんか?毎日使うものに限ってお部屋での居場所が決まっていないことが多く、なんだかスッキリとしない散らかった印象に。そんなお部屋に必要なのは、『物の居場所』を作ってあげることです。スッキリとまとめるブロガーさんの技や、おすすめアイテムを使った『物の居場所』の見つけ方をお教えします。
仮置きではなく物の定位置の見つけ方を究めてみましょう。
秋になり涼しくなると、夏のアイテムはしばらく不要に。そこで、お休み前のメンテナンスと見直しをしておきましょう。「ただ使わないから片付ける」ということではなく、傷んでいるところがないか、来年も同じように使えるのかなど確認をすることが大切です。
洋服を手放すには勇気が必要ですが、まずはこの夏一度も着なかった洋服から手放してみましょう。昨年は何度も着たのに今年は出番ゼロだったという洋服は、来年もきっと着ることはありません。今手放すことで、新たな“お気に入り”を迎えるための収納スペースができるメリットもありますよ。
かかとのすり減りやインソールの剥がれなど、傷みが激しいサンダルは思い切って処分を。もちろん、来年も履きたいものは修理屋さんに出してから大切に保管しましょう。また、カゴバッグや麦わら帽子などの夏小物も傷み具合をチェックして、処分するかどうか一度検討を。
衣替えはただ片付ければいいわけではありません。洋服をしまう前にはしっかりと「しまい洗い」をしておきましょう。「しまい洗い」とは、通常の洗濯では落としきれない汗や皮脂などの黄ばみや食べこぼしなどのしみに対して、つけこみ洗いなどひと手間を加えて洗濯することです。この「しまい洗い」によって、来年の夏また心地よく夏服を着られますよ。
【関連記事】衣替えの前にチェックしたい「しまい洗い」のHow To
季節の変わり目にやってくる「衣替え」。たくさん汗をかいた夏服も「洗濯してきれいだから……」と、そのまましまい込んでいませんか? 見えない汚れがあるまましまうと虫食いや黄ばみの原因になってしまいます。普段の洗濯では取りきれない汚れを落とすのが「しまい洗い」。来年も気持ちよく着られるよう、衣替えの前にやっておきたい「しまい洗い」についてご紹介します。
汗や食べこぼしのしみの落とし方をおさらいしておきましょう。
出典: かき氷器や流しそうめん器、ビールサーバーなど夏に大活躍したキッチンツールも片付ける前に見直しておきましょう。洋服同様、今年全く使わなかったというアイテムはリサイクルショップへ。また、壊れてしまったものは来年の夏を待たずに粗大ごみなどで処分をしておきましょう。
タワー型扇風機やハンディタイプの扇風機、除湿器などこの夏大活躍してくれた家電についてもひと通り機能をチェックしてから片付けましょう。来夏、いざ使おうとして「そういえば去年調子が悪かったかも…」と思い出すのでは遅いですよね。また片付ける前にほこりを取り除いたり、乾電池を出しておくこともお手入れの一つです。
タオルケットやガーゼケットなど夏用の布団は、汗をたくさん吸収してくれる素材でできています。こまめに洗濯していても、洋服と同じように「しまい洗い」を行いましょう。その際に大切なポイントは、洗濯機から出したらしっかりと振って繊維に空気を含ませることです。その手間が加わるだけで、乾くまでの時間も短縮でき、ふかふかの状態で片付けることができます。
夏用寝具の中でも、枕まわりが一番ダニの発生しやすい場所といわれています。汗は頭からもたくさんかきますよね。そのため、枕の素材にもよりますが、しっかりと消臭剤をかけて日陰に干して風を通しましょう。
水着や水鉄砲、ボール・うきわなどの水遊びのアイテムも来年までお休みです。子供の水着は今年すでにぴったりサイズでは来年着ることができないので、リサイクルに回しておきましょう。また、うきわなどのビニール素材のアイテムは破れていたり、水鉄砲などのプラスチック玩具は割れていたりすることも。そのため、片付ける前に来年も使えるかどうかのチェックが必要です。
【関連記事】いろいろな夏物のお手入れ方法をチェック
日中は暑くても、朝夕の気温が下がり始めるとそろそろ夏も終わりです。暑い季節を共に頑張ってくれたアイテムに“お疲れさま”と労いながら、来年もまた気持よく使えるように丁寧にお手入れをしてあげましょう。麦わら帽子や白いキャンバススニーカーなど身近な物でも、意外と仕舞う時のお手入れに戸惑う物も少なくありません。今回は、夏物のお手入れ方法についてご紹介します。
夏にたくさん使ったアイテムごとのお手入れ方法です。
今年もあと3か月。心地よい季節のうちに一度すっきりと片付けておくことで、これからの冬支度もはかどります。時間を作って少しずつお片付けを始めてみてくださいね。
同じ収納ケースを並べると、見た目も美しくすっきりします。ところが、同じケースだからこそ、どれが何の収納なのかひと目で分かりにくいデメリットも。いちいち確かめていたら定位置に戻すことに時間がかかってしまい、面倒に感じて結局仮置きが増えてしまうこともあります。そこで、ケースにラベリングをしてみましょう。買ってきたものもラベルを見てすぐに片付けられれば、手間に感じることはありません。