いつもの生活に5分だけ。「自分で作るって楽しい!」の特別体験を*

アイデア1:親子で仕上げるアート
【1】マスキングテープを使った「貼り絵」(1歳半~)

お絵描きがまだ難しい時期や、シール貼りが大好きな時期のお子さん、あるいはもっと大きくなって大好きな絵本があるお子さんにおススメなのが、マスキングテープを使った「貼り絵」。
糊を使わないので、手やお部屋を汚してしまう心配がないのも嬉しいポイント。ママがひと手間加えることでかわいいアート作品になりますよ!

絵本のキャラクターやお子さんのお気に入りのモチーフ(恐竜や車などでもいいですね)を画用紙に描き、一部を切り抜きます。
写真のように、あおむしの体や、キャラクターのお洋服部分、車のボディなど、ある程度面積が広めになる場所を切り抜くのがオススメです。
*カッターの作業は、お母さんが担当しましょう。

別の用紙を用意し、1で切り抜いた部分からはみ出る程度の面積に、自由にマスキングテープを貼っていきます。
いろいろな大きさ、形にちぎって貼り合わせていくと、リズムや変化が出やすいですよ。

必要な面積が埋まったら、最後に1の台紙を重ねて完成です!
ぜひフレームに入れて、お子さんの目につく場所に飾ってあげてくださいね。
アイデア2:不用品をリメイク!
【2】小さいクレヨンが生まれ変わる!「マーブルクレヨン」(1歳~)

クレヨンを適当な長さに折りましょう。また、カットする場合は、普通のカッターでOK。この時大きめのかたまりにしておくと、完成品のカラーの切り替えもハッキリしたものに。
細かい状態にすればするほど、完成品では見た目としても色が細かく混ざり合い、実際に使った場合も次々と色の変化が楽しめます。
*カッターの作業は、お母さんが担当しましょう。

カップに1のクレヨンを自由に入れましょう。この後の工程で液状になるので、その際溢れないようにご注意を。

型に入れたクレヨンの大きさや量によって加熱時間は変わります。様子を見ながら、最初は500Wで3~4分、その後は溶け具合を見ながら、必要に応じて1~2分ほど加熱時間を追加したりして、全体が溶けるように調節していきます。全体が液状になったらOKです。
*加熱後のクレヨンは、非常に熱いです。お子さんのやけどを避けるためにも、この工程は大人が行うようにしましょう。

全体がしっかり固まったら方から取り出して完成です!
【3】ハギレの布で作る「くるみボタン」(3歳~)
1.布をボタンに合わせてカット
2.くるみボタンキットを使って、布とボタンパーツを組み合わせる
アイデア3:100均の素材をそのまま活用!
【4】プラバンで作る「キーホルダー」(3歳~)
2.お絵描きや着色をします
3.トースターで焼き上げます
4.取り出したら本などの間に挟んで、プレスして仕上げます
*殴り書きなどをする時期の小さなお子さんは、2→1と順番を入れ替えて、まずはプラバン全体に自由にお絵描きさせてあげるという方法も。
ママと、自分の手で。作った時間と体験は、何よりの宝物。

自分で自由に表現し、生み出したものが形になるのは、大人が想像する以上に子どもたちの感動と喜びになります。
忙しい時に「遊んで」とせがまれると、ついついいい加減になったり、親がなにかを与える、といった状態にもなりがちですが、たった5分なら、子どもとも気持ちよく向き合いやすいのではないでしょうか。
「こんなものが自分で作れるんだ!」という驚き、「自分で作ったものを使う」という経験、そして自分の思いにママが応えてくれたこと・・・そのすべてが、子どもたちにとっての宝物になるはず。
笑ったり、失敗したりしながら、素敵なクラフトのひと時を親子で味わってみてくださいね。
子どもの成長は目まぐるしく、そして嬉しいもの。
おしゃべりが豊かになり、いろいろな道具を使い始め、一日一日と興味が広がる・・・そんな生き生きした眼差しを見ると「もっといろんな体験をさせてあげたい!」と思うママも多いのではないでしょうか。